天国にいちばん近い島 廉価(期間限定) [DVD]
レビュー ![]() 家族が亡くなった時、本当に霊となって戻ってきたりするのだろうか?
家族が亡くなった時、本当に霊となって戻ってきたり
するのだろうか?「天国にいちばん近い島」。 桂木万里(原田知世)は、父の死、その思いを消化しきれず旅に出る。 父に会いたくて、幼い時に、父に教えられた神様が降りてくる という南の島”天国にいちばん近い島”に行ってみたくて ニューカレドニアを旅する。 20年も前の映画、今も、清楚なイメージのある原田知世が 可憐で、守って上げたいと思わせる。 「天国にいちばん近い島」の原作は、森村桂の小説 私は、中学2年生の時、「天国にいちばん近い島」を読みました。 そして映画封切当時は、新米サラリーマン、原田知世と薬師丸ひろ子主演 の角川映画、どちらも見たい映画なので、当然映画館で見ました。 そして、子供が中学1年になって、なっかしさからビデオでみました。 初めて見た時、と違うのは、子供を持つ親の気持ちがなんとなくわかって 親の死も実際に体験しているので、主人公の気持ちも身近に感じられました。 親の死が、子供を成長させる。身近だけれど誰もが乗り越えなければいけない テーマなので、古臭さを感じさせません。 ちなみに、ニューカレドニア、どこにあるかと言うと、日本から東南の吉方位 ニュージランドの手前にあります。 付属のニューカレドニアの観光ガイドは、本編よりさらに美しく ニューカレドニアへ旅行する人にはお勧めのビデオです。 ニューカレドニア生きているうちに是非1度行ってみたいと思わせる 映画です。 ニューカレドニアの美しい小島たちと大林監督の癒しの映像
原田知世さんは80年代最大のヒロインのひとり。大林監督も尾道3部作で80年代は絶頂期。このふたりの「時をかける少女」につぐコラボ作です。
ひたすら、もうひたすら美しすぎる、南太平洋の海、小島に住む素朴でこころゆたかなひとたち。崖からみる珠玉のサンセット光景。映像が超、超美しく、これだけでも癒されてしまいます。 大林監督の秘蔵っ子だったのに惜しまれつつ引退した高柳良一さんの演じる現地日系人と、「時をかける少女」のときとまったく同様にほのかな慕情を寄せ合う知世さん。まるでリインカーネイションのようです。ふたりともいまみても、恋する若者の健全でさわやかな輝きにあふれています。なお知世さんのドラム缶での入浴シーンは話題になりました。 癒しのひと原田知世と癒しの監督の、究極のコラボレイトですね、癒されたいひとむけの佳品です。
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クリエーターは「大林宣彦」「原田知世」「高柳良一」「峰岸徹」「泉谷しげる」「高橋幸宏」「小林稔侍」「松尾嘉代」「乙羽信子」「森村桂」です。 この商品を買った人は他にも「時をかける少女 [DVD]」、「愛情物語 廉価(期間限定) [DVD]」、「早春物語 廉価(期間限定) [DVD]」、「愛情物語 初回限定生産エディション [DVD]」、「転校生 [DVD]」、などにも興味を持っています。 時をかける少女 [DVD]
筒井康隆の同名SFジュヴナイル小説を原作に、角川春樹製作・大林宣彦監督のコンビで手がけた青春SF映画の名作。ある土曜日の放課後、実験室でラベンダーのような薬品の匂いをかいだ芳山和子(原田知世)は、それ以来時を往来する奇妙な現象に悩まされていく…。彼女が時をかければかけるほどに、実は時の中に閉じ込められていく皮肉は、その後で大人になった者が己の思春期を永遠に心の中で回顧していく痛切な想いをも表しているかのようでもあり、ここでのファンタジーは時間の残酷さそのものを濃密に描くためのツールとして機能している。若手俳優たちに味のある棒読み台詞を読ませ、一方で日本映画史に名高い名優上原謙と入江たか子を起用して、人生の年輪を痛感させる名シーンを構築。時をかけるシーンでの作り物めいた特撮ショットは、映画内の異世界を強調するとともに、尾道の懐かしき風景の数々は『転校生』と『さびしんぼう』の間に挟まれた“尾道三部作”の1本としても屹立させる。そして何よりも、これが実写映画デビューとなった原田知世の初々しさ! かくして彼女の青春期は、永遠にこの作品の中に刻み込まれることになった。(増當竜也) レビュー ![]() 思い出
公開された映画を、見たのは中学生の時。 所々忘れていたけれど、主題歌はしっかりおぼえていた。 なにもかも懐かしい。 日常の生活風景、温室、学校の教室、実験室等。 1番、泣けたのは、 深町老夫婦が、庭で、 ずっとふたりだと寂しそうに会話する場面。 胸が詰って涙がでた。 今、見れば画面の合成等、笑ってしまうような場面は確かにある。 主演の原田知世も、 セリフ棒読みの部分もあった。 でも、その初々しさが、決して取り戻す事の出来ない時間がいかに大切で、好きな人との別れが切ないという事を教えてくれた気がする。 この時代だからこそ、 出来た素晴らしい映画だ。
学芸会かと....
テーマ曲はヒットしたから知っていたけど、映画は25年後の今、初めて観た。
しかし.....。 原田知世さんって相当にプッシュされてたアイドルだったんだなぁ...と言うことは解った。 この演技で主演でデビュー....か。 尾道三部作のひとつとか、撮影手法(当時)がどうのこうのとか、 なんだか歴史に残る名画のような言われ方をされているイメージを持っていたけど...。 一体なぜ? 確かに尾道で撮ったんだろう。16ミリ的な手法も使われてる。 でも、そういうことじゃ無くて普通に映画として観た場合、 これは演技とストーリーがあまりに僕には......。 80年代が青春時代だった僕ですら、 今、当時を振り返ると、かなりいろんなモノを恥ずかしく感じる。 でも、この映画は、その時代性から来る恥ずかしさでは無く、 何かもっと根本的にダメな気がした。 とにかく、終始、観ているのが辛かった....。 ゴメンナサイ。m(_"_)m 感動しました
久しぶりに見ました。これは商業的なアイドル映画では無く、原田知世があまりにも瑞々しく魅力的なのが逆に、原田知世を売り出す為の物でしょうという様に穿った見方で変換されてしまった評価だと思います。エンディングのテーマ曲と共に流れる見せ方の部分だけは純粋に商業アイドル映画の手法なので仕方無いかもしれない。作品としてはこの歌はいらない気もするが、松任谷由美作曲の曲自体は素晴らしい。好みを言うと少し歌詞が淡白で言葉数が少ない気もするが「過去も未来も星座も越えるから」という所のメロディラインは凄く良いと思います。崖のシーンなどのあまりにもチープさが目立つSF表現の数々、フラスコから洩れる煙などは意図的過ぎると思いますし、窓ガラス越しのお婆ちゃんとかは余計な恐怖表現だと思いますが、要所でセピア色になる画面、部分的にあてた照明、今の高度な映像技術から見ればチープな手作り感に感じられますが、センスから来る映像表現はとても上手いと思います。視覚を刺激する石畳を走る主人公の下からの鋭角的な映像や、地震を表現するあの人形達の動きの所は本当に素晴らしいと思いました。古い街並みを今に残す場所を舞台に選ぶと言った借り物の映像の素晴らしさだけで作っている作品では無いです。藤子不二雄のSF短編の様な亡くなってしまった人への思いを故人を慕う肉親の想いを通してせつなくSF表現で描く部分もあります。「ブレードランナー」の様な記憶の曖昧さ儚さ、作られた記憶を悲しむ言いもいえない様な感動を感じさせる部分もあります。話的には最後の所などは、主人公のSFに乱された感情の流れを考えるとこれは少し単純過ぎるだとか、こうすれば良いのにと思う所もはっきり言ってあります。一見ありきたりな娯楽SF仕立てにするよりも、幻想作品の味わいで少女の青春物語を構成して欲しかったとも思います。しかしそんな所はあえて指摘する様な事はしたくなくなります。なぜなら本作は結局は「人を好きになる気持ち」その刹那を描いている作品でしかないと思うからであり、それを演じる原田知世のピュアな魅力がこれ以上無いくらいにこの作品の中に詰まっているからです。私は原作を読んでいないのですが、原作に忠実であれ別物であれ、この様な感動を与える本作は映画の持つ素晴らしさを象徴していると思います。映画化されて本当に良い作品が出来上がったと思います。しかし映像作品は目から入る先入観が自らを偏見に包み込みます。その時々の世相の影響で平等な目線で見れなくなる事もあります。子供の頃も見ています。成人してからも見ています。少しでも全てを平等の目線で見る事に慣れた目で見た今の私を今まで本作を見たどの時期よりも、素直に感動させる作品だと感じられました。
尾美としのり!
この時代の高校生の初々しさ、尾道の清々しい景色、当時は新しかったであろう映像技術のレトロ具合、など見所は満載です。原田知世と高柳良一の棒読みも、恥ずかしくなるような台詞も、このレトロさに合っているのでこれでいいのかもという気さえします。そんな中、尾美としのりの演技が自然で秀逸です。
見終わったら・・・
この映画については多くを語りません。
これまでレビューを寄せられた皆さんが、語るべき部分についてしっかり語っていらっしゃるので、私はこのことだけを言います。 見終わったらもう一度、冒頭のタイトルバックを観て下さい。 障子に映るヒロインのシルエットが、そこで一体何を見つめているか、そこにヒロインのどんな想いが込められているのか、イマジネーションをはたらかせて、それぞれの答えを探してみて下さい。 私は初めてビデオでこの映画を観た後、何気なく巻き戻してもう一度タイトルバックを観たとき、全身に鳥肌が立ち、涙がぽろぽろこぼれました。 そこには、恋の想いの哀しい行き違いが凝縮されています。 見失ってしまった愛への想いや、気づかずに見過ごしてしまった愛への哀惜です。その記憶は永遠に消えないまま、孤独なヒロインの中で生き続けるのでしょう。私たちの心の中にも・・・。 この映画は、そんな切なさを観る者の心に植え付ける“悲劇”です。
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