私をスキーに連れてって [DVD]
スキー用品メーカーに勤める文男は、冬のゲレンデでOLの優と出会い、恋に落ちる。しかし、2月14日に万座で行われるスキーブランド発表会の準備に忙殺され、優となかなか会えない文男。そこで発表会当日、文雄は優のために、ともに志賀へ行くことを選ぶのだが…。 流行の最先端を追う企画編集集団ホイチョイ・プロダクションの、第1回映画製作作品である。それまでの日本映画にはなかった軽やかで、ファッショナブルなラブストーリーを実現した。松任谷由実のヴォーカル曲の数々が、巧みにツボを押さえている。また、グッズにこだわる馬場康夫監督の演出も、当世若者のニーズにうまくこたえていた。この手の作品に不可欠ともいえるラブシーンをあえて描かなかったあたりも、センスを感じさせる。スキーウエア姿の原田知世がとても可愛い。(的田也寸志) レビュー ![]() skiは楽しい!
を感じさせてくれる映画ですね。
これを観るとゲレンデに行きたくなるのが悩みのタネですが、 後味の良さは上出来です。 輝かしき80年代
1987年。
先の不安を感じることなく、 楽しいことだけを考えて過ごしていた20代。 この映画が公開される以前からホイチョイ・プロダクションズは知っておりました。 ビックコミックスピリッツも愛読していたので間違いなく楽しめる作品だろうとアタリをつけ 当時住んでいた吉祥寺の映画館で公開初日に観た覚えがあります。 作品内容は至ってシンプル。 奥手の男女の恋愛模様をベースにしており、 当時の流行りであるスキーやユーミンの曲を使い、 重くないさらりとした映像を楽しませてくれる作品。 いかにもホイチョイらしいとでもいうか。 見終えた瞬間、正直にあんな世界(仲間内とのスキーや恋愛)に憧れたものです。 すでに学生から社会人として働いてる時期でしたが、トレンドとは無関係な生活を送り 日々仕事に忙殺されていた頃。 週末は仲間連中とスキーに出かけて楽しむ世界もあれば 一方は男ばっかりで居酒屋に行き、朝方まで飲んで騒いでの世界。 まったく罪作りな映画でもあります(笑) 主人公の三上君が初々しく、また原田知世ちゃんがなんとも可愛らしい。 そして、場面場面で流れるユーミンの曲のなんと効果的なことか。 私と同年代のおっさんははまること間違いなし、の作品。 じっくり見直すとどうしても時代を感じてしまいますが、それでも充分。 北の国からの「五郎」さんが若いと感じても 竹中さんがちょい役で出ていても気にしない。 誰もが通り過ぎるであろう、 輝いてる時代の青春期を描いた素敵な作品に違いないのですから。 あのときめきを
三上博史が、ガレージでスタッドレスに履き替えて、出かけるところ。
カローラ2のリトラクタブルライトがポップアップするタイミングにドンピシャでユーミンの「スキー天国サーフ天国」のイントロの「ジャン!」がかぶる! あー、これほどスキーに出かけるときのトキメキを見事に表現したものがあるだろうか。 話は、まぁ、たわいのないヤングアダルトのためのおとぎ話な訳ですが、これがまたいいのよ。 後半、徐々に湿っぽい感じになってしまう感はありますが、スキーの楽しさをこれほど感じさせてくれるのであれば、全て許す。 この映画以降、スキー場のBGMが全部変わった、といっても過言ではないほど、スキー業界に与えた衝撃(若者のブームとなった)は大きかったけど、 とにかく、スキーを、晴れたゲレンデで、リフトから周りを見渡し、澄んだ空気の中をすべり降りるときの気持ちよさと、 スキーに出かけること自体の楽しさをこれほど感じさせてくれるものはめったにありません。ボーダーが見たって絶対面白いと思う。 でも、スキー場のBGMはやっぱり「白い恋人たち」が最高なんだよ〜 特に曇りの日はね。 シーズンイン直前に必ずこれを見て、気持ちを盛り上げているバカなおじさんスキーヤー(まさに自分のことですが)のバイブルです! 忘れられない傑作
この作品がなかったら、スキーブームなど来なかったかもしれない。三上博史がガレージから車を出し、原田知世がスキーバスでそれぞれ関越に乗るファーストシーンから本当にスキーに行くワクワク感を醸し出していた。携帯電話もない当時、車を2台出すと連絡方法がなく、FM無線でやりとりしていた。いま初めて本作を観る10〜20代の人には退屈かもしれないが、当時を経てきた人たちは共感できるだろう。特に自分のようにスキーにハマった人にとって、本作はバイブルだった。原田知世は角川映画ではあまり「好みじゃないなあ」などと思っていたものが、スキーウェアを着た瞬間から女神に見えた。とにかく可愛かったのである。布施博や今は亡き沖田浩之ら共演者もみなイイ人で、またゲレンデではカッコよかった。竹中直人のイヤミな演技もいまの原点になっている。自分にとっては忘れられない傑作であり、いまだにときどきはDVDにかけて懐かしがっている。
やっぱり、最高!
最近見た、スキーを題材にしたラブストーリーのあまりのレベルに低さにがっかりさせられ、昔を思い出しつい衝動買いしてしまいました。
一言で言って、やっぱり最高!日本のスキー映画、ラブストーリーの金字塔です。 確かにスキーアイテムもシチュエーションももう遥か過去の遺物になってしまっています。ボーダーは勿論いない、「メーター」の板なんてありえないし、ケータイもない、ゲレ食ではみんな煙草スパスパ・・・、最近の若い人が見たら「ありえねー」と言うシーンは数え上げたらきりがないですが(ちなみに私は41歳のスキーバブル世代)、スキーに対する夢、情熱を駆り立てる何かが、確かにそこにはありました。冒頭に挙げた某映画のような「絶対考えられないシーン」は殆どなく、「ひょっとしたら自分もこう言う場面に遭遇するかも、自分にも可能かも」と胸の高揚を抑えられないシーンが満載です。 スキーブームが去って久しく、スキー場は昔では考えられないほど空いていて快適ですが、もう一度あの頃の夢や希望を思い出させてくれる、私にとっては宝物の作品です。
私をスキーに連れてって [DVD]を見てみる
クリエーターは「馬場康夫」「原田知世」「三上博史」「原田貴和子」「一色伸幸」です。 この商品を買った人は他にも「彼女が水着にきがえたら [DVD]」、「銀色のシーズン スタンダード・エディション [DVD]」、「メッセンジャー [DVD]」、「彼のオートバイ、彼女の島 [DVD]」、「MUSCAT LIPS TOUR [DVD]」、などにも興味を持っています。 彼女が水着にきがえたら [DVD]
レビュー ![]() やっぱり車はサーフ
若いってすばらしい
海に沈むお宝を探すというのが主の物語。 原田知世がちゃんとダイビングをしていたのもすごいし、織田裕二も若くてかっこよかった 当時のOLはパワフルで羨ましい 凄いバブリーなものをさわやか映画にするって難しいけど、2人ともとっても可愛かった 服装凄いし、携帯がないからメチャクチャすれ違う。。。 ・・・けど、何とかめぐり合える、今じゃ奇跡 唯一色あせないのが、サザンの曲。 うみって いいなぁ ^^
「わたしをスキーにつれてって」の海バージョン
テンポもよく結構楽しめたし、当時の最新のグッズも面白かった。 奄美大島出身の彼女と
やっぱり沖縄はいい。最高です。
そしてサザンは良い。最高です。 知世ちゃんも良い。 ホイチョイプロダクション、フジテレビ、小学館、バドワイザーさん、また娯楽映画作ってください。待ってます。 人生、山あり谷啓。アンド伊武雅刀さん。最高です。 彼女が水着にきがえたら
わくわくする感じでたまらないです。
彼女が水着にきがえたら [DVD]を見てみる
クリエーターは「馬場康夫」「原田知世」「織田裕二」「伊藤かずえ」「竹内力」です。 この商品を買った人は他にも「私をスキーに連れてって [DVD]」、「メッセンジャー [DVD]」、「MUSCAT LIPS TOUR [DVD]」、「時をかける少女 [DVD]」、「銀色のシーズン スタンダード・エディション [DVD]」、などにも興味を持っています。 メッセンジャー [DVD]
レビュー ![]() やっぱりスポーツはいいなぁ!
東京のオフィス街で自転車便(宅配便サービス)に青春を賭ける若者たちの物語。こういう単純だけど痛快なスポーツ系青春ストーリーが、僕はやっぱり大好きなんですね。
MTBに乗って街を突っ走る飯島直子さんが断然格好いいし、おとぼけ調で若者たちの仲間に加わる元警官・加山雄三さんもいい味。そして、草g剛さんの演技はいつもながら誠実そのものです。 ちなみに、自転車便の仲間たちが集うバーのマスターは往年の「若大将シリーズ」で江口役を務めていた江原達怡さん。聞けば馬場康夫監督は同シリーズの大ファンだったとか・・・。 なるほど、この映画って現代版若大将だったんですね! そんなふうに思って映画を観ると、さらに楽しくなってきます。 体が動き出す!
軽快なテンポで進展していく、楽しい作品。
この作品を観ていると、自分でも体を動かしたくなる。 飯島直子さんは相変わらず色っぽい。。。 メッセンジャー
色々なMTBやジャージ、メットが沢山出てきて、衣装に見入ってしまいました。俳優陣も充実していて、思った以上に楽しめた映画でした。自転車に乗りたくなりました!
何回も観てしまう映画
わたしの独断かもしれないが(たぶんそう)何回でも観てしまう映画と言うのが存在する、なぜかそれは「ホイチョイ」や「スタジオジブリ」にいくつもある。
この作品はホイチョイものだが、俳優の使い方やストーリーの設定に「旬の時期」というものがあり、それを巧みに利用し見逃していないところだろうと思う。 「わたしをスキーに・・・」のときはOLの花とも言える秘書の「優ちゃん」が、うだつのあがらないサラリーマンとスキーで恋愛関係に落ちるとか、本作品ではオバさんとも言えず、また若いとも言えないビミョーな年齢に達した「尚美」が自転車にハマりその魅力にとりつかれていく様子など、独特の恋愛ストーリーとアップテンポな展開でつい魅せられてしまう。 また観たいし、いつでも新鮮さを感じる作品といえるだろう。
メッセンジャー [DVD]を見てみる
クリエーターは「馬場康夫」「飯島直子」「草ナギ剛」「矢部浩之」「戸田山雅司」です。 この商品を買った人は他にも「彼女が水着にきがえたら [DVD]」、「私をスキーに連れてって [DVD]」、「山のあなた 徳市の恋 プレミアム・エディション (初回限定生産) [DVD]」、「ヨコヅナ・マドンナ [DVD]」、「海峡を渡るバイオリン~ディレクターズ エディション~ [DVD]」、などにも興味を持っています。 波の数だけ抱きしめて [VHS]
レビュー ![]() DVD化熱望
サーフィンと音楽(FMラジオ)と青春、そして、ミポリン。
周りにはピンと来ない人もいましたが、来る人にとってはおもしろかったですよね。 DVD化を、指をクロスしてお願いしてみようか。 本当にお願いです。
DVD化お願いします。この作品だけDVDになって無いのはとても残念です。『彼女が〜』よりもこちらの方が好きなので、宜しくお願いします。
お願いです
ホイチョイ作品の中でも『波の数だけ抱きしめて』が一番好きです。
リアルタイムでは学生でしたが、この映画を見ると今でも元気をもらえます。 どうかお願いです、ぜひDVD化をしてください。 予約してでも購入したいです ファン皆さん♪祝DVD化に向けて呼びかけ投票を!!
ホイチョイムービーシリーズの中でNO.1・2を争う人気のこの第三弾作品だけが、
今もまだDVD化されません。。。泣 ホイチョイシリーズはDVDで全て揃えたい願望が、またこの季節になると お祈りしたくなります(^^; 今年こそっ、DVD発売で!!って、、 ファンの皆様、DVD化祈願投票の一票で実現へ呼びかけましょう♪☆ あー青春!
まさに、あの時代に青春していた自分にとって印象の深い映画でした。挿入されている音楽も最高。”あーいたいたあんなやつ”とか言いながら浸らせてもらいました。ホイチョイムービーって言うとエンターテイメント色が強いけど、この映画に限っては当時の若者像を等身大に描いており引き込まれました。この映画に共感できる世代は限られるかも知れませんが、逆にそんな意味でもこの時代を過ごした我々にとってはインパクトのある映画です。できれば・・・DVDで発売して欲しいですがやっぱり難しいのかな〜?
波の数だけ抱きしめて [VHS]を見てみる
クリエーターは「中山美穂」「馬場康夫」「松下由樹」「別所哲也」「織田裕二」です。 この商品を買った人は他にも「私をスキーに連れてって [DVD]」、「彼女が水着にきがえたら [DVD]」、「メッセンジャー [DVD]」、「ミッドナイトイーグル スタンダード・エディション [DVD]」、「織田裕二 in 「T.R.Y.」」、などにも興味を持っています。 私をスキーに連れてって [VHS]
レビュー ![]() シーズンまえに
毎年冬の初めに必ず観ています。今シーズンもスキーするぞっていう気になりますよ。 最近は仲間と一緒にスキーってそういうのも流行らなくなりましたが、その当時は自分もそういう目的でスキーにいってたこともあったなあと懐かしく思ったりしてます。(三上博はゲットできなかったけど…) それにしても原田知世が今と全くキャラが違うのには驚きです。
メッセンジャー [VHS]
バブル期に『私をスキーに連れてって』『波の数だけ抱きしめて』で、スキー、スキューバダイビング、ミニFMなど時代の流行アイテムをとりあげてヒットさせた馬場康夫監督が、8年ぶりに送るホイチョイ・ムービー第4弾。ここでとりあげているのは、オフィス街を駆け抜けメールを運ぶ自転車便。 飯島直子が扮す元一流服飾ブランドのプレスだった尚美は、会社の倒産により自転車便のライダーになった。会社の仲間には、SMAPの草彅 剛、ナイナイの矢部浩之、京野ことみ、加山雄三など。しかし、彼らの前には商売敵のバイク便の妨害が待っていた。最後はメッセンジャーレースによって、大手商社の受注を決めることに…。 東京を縦横に駆け抜ける自転車の爽快さが、本作そのものの心地よさにつながる見事なエンターテイメント作品だ。(堤 昌司) レビュー ![]() 疾走感が気持ちいい
メッセンジャーたちのチームワーク、気持ちいいぐらいに書類がリレーされる所を観ていると自分も走りたくなってくる。
自分が広い居酒屋でバイトしていた時、店が混んでいればいるほど友達とのチームワークやオーダーを運ぶスピード感が楽しく感じられた。この映画とはその点で通じるものがある。 これを観て自転車便のバイトに応募した人もいるかもしれない。 自転車に乗りたくなる
公開当時、あまり知られてなかったメッセンジャーを、世に知らしめた(?)作品。娯楽物としては充分楽しめます。
ただ、この話は結局、バイク便VSメッセンジャーというありきたりな話になってしまったのが少し残念。もっと違う書き方が出来たのでは? 自転車にもう一度乗りたくなる映画
MTBを使って書類を運ぶメッセンジャー、市場はバイク便が全盛。その中「自転車で運ぶ時代になる」と信じる主人公(草薙剛)。
バイク便からの妨害にも負けず、2本の足だけで戦うメッセンジャー「東京エキスプレス」(実際にあるT-servがモデルらしい)。 バイク便会社は実際にある「セルート」で、悪役にもかかわらず実名で登場しているのには懐の深さを感じます。 それにもまして、バイクより遅いと思われる自転車がつぎつぎと勝ってゆく爽快感を感じているうちに、自分自身がもう一度自転車で走りたくなります。 都会を自転車で疾走!
メッセンジャーは、いわばバイク便の「自転車版」。
ごみごみした都会では、バイクよりも自転車のほうが早く届けることができる!? 街が好きで、タウン情報のメール・マガジンを発行してるくらいなので、街が舞台になった映画は大好きだ。 「メッセンジャー」は、都心が舞台。 街を自転車で走っていく場面では、どうしても、あっ、ここ通ったことある、と叫んでしまう(心の中で)。 あと、自転車というのは、とてもファジーな乗り物だと思う。 「メッセンジャー」にも出てきたけれど、オートバイだと、交通違反になりそうな場面でも、自転車だったら、見逃してもらえることも多そうだ。
メッセンジャー [VHS]を見てみる
クリエーターは「馬場康夫」「草ナギ剛」「飯島直子」です。 この商品を買った人は他にも「私をスキーに連れてって [DVD]」、「ハッピーフライト スタンダードクラス・エディション [DVD]」、「Smap Short Films [DVD]」、「トップ・ランナー [DVD]」、「気まぐれコンセプト クロニクル」、などにも興味を持っています。 「エンタメ」の夜明け ディズニーランドが日本に来た!
レビュー ![]() 広告マンのサーガ
ホイチョイの馬場さんの本です。
今までに何度も書籍化されたテーマであります。 が、ディズニーラバーの馬場さんなので、チョット切り口が違うかなと期待。 ディズニーランドの誘致の話が中心としてありますが、ディズニーだけの話ではありません。 これは、日本における広告マンのサーガなのです。 広告マンが中心になるところが馬場さんらしい。 日本のエンターティメント界は、3度変革期があるそうです。 第1期:民間放送の開始時('50年代) 第2期:大阪万博('70年代) 第3期:東京ディズニーランド開園('80年代) これらの時期にどのように、広告マンたちが立ち回ったのかを記録されています。 また、さすが馬場さん、いままで聞いたことがないようなディズニートリビアが披露されています。へぇーと思う話もあります。 この手の本は、何冊も読みましたが、物語として一番面白かったといえます。 また、馬場さんが、相当の数の人にインタビューしたんだろうな、ってのも見えてきます。これは、ディズニーランドの誘致に走り回った裏方である広告マンの記録を残したいという、馬場さんの情熱のなせる技でしょう。 ラスト、シンデレラ城のスロープにたたずむ、初老の男2人の会話には、ジーンと来ました。 ディズニー好きは、是非。 もっと面白い2人がいる
確かに小谷正一氏、堀貞一郎氏、両氏の人生は面白い。
そして、大阪万博の企画、ディズニーランド招致の プレゼンテーションの件は十分に興味深い。 しかし、両氏の人生を、この本の縦糸だとすると、 横糸というべき2人の人物の方が魅力的であるという 印象を受けた。 それは、電通の吉田秀雄氏と オリエンタルランドの高橋政知氏である。 この本の中で、小谷氏と堀氏に関連して 吉田氏と高橋氏の逸話も紹介されているが、 明らかに人物としてのスケールが大きく、 話として明らかに面白い。 あくまでも、小谷氏と堀氏に関連した逸話を 読むだけでも、吉田氏と高橋氏の凄みを感じてしまう。 私はこの本を読んで、小谷氏と堀氏に興味を持ったが、 吉田氏と高橋氏に対して、より大きな興味が湧いたことを 正直に申し上げたい。 人気FM番組の十数年前のオン・エアの記憶が甦ってくる快作。
余談から始めたい。土曜の17時からオン・エアされているFM東京の長寿人気番組「アバンティ」をご存知の方は多いと思う。最近こそあまり聴く事がなくなったが、番組が始まった当初は(もう20年近く前の話だが)、私も熱心な聴取者であった。様々なゲストが、酒を片手に、Waiting Barで語るお喋りがすごぶる楽しいこの番組で、私が今も忘れられないのが、今書の第1章でも紹介されているディズニーランドの日本への誘致を巡る三菱、三井のプレゼンの攻防を、三井、オリエンタルランド側の仕掛け人堀貞一郎が、美声たっぷりに語っていた回である。今書は、そのタイトルそのままに、途方もない“夢”の実現に向け奔走し、見事それを成し遂げた男たちの顛末と、彼らの先達と言える伝説の男たちの破天荒かつ深慮なエピソードを織り交ぜながら、日本に於けるエンタテインメントの創世記に、ショービジネスと広告界で疾走した者たちの、粋で熱い生き様の断片を描いている。正に、昨今の高度経済成長期当時の日本を郷愁、再評価する流れに則った1冊と言えるが、そこはホイチョイプロの馬場康夫、その時代のトレンドや風俗、文化にも触れつつ、堅い話は抜きにして、片肘張らず楽しい読み物になっているのが嬉しい。そして、最後に「アバンティ」ネタで締めるなら、その時、好奇心旺盛に堀の話に聞き入り、時にツッコミを入れていたのが、名前は伏せられているが、実は、番組の影のパーソナリティである他ならぬ馬場康夫本人であった。正に本書は、十数年前より、書かれるべきして書かれる運命にあった作品なのである。
深みに欠ける内容,東京ディズニーランドの史事は半分程度
東京ディズニーランドの歴史を顧みることはできるが,書籍全体を通しての記述自体は深みがない(歴史的事実に対する考察,分析が皆無,論点がぼけている?),残念ながら期待を裏切る内容と言わざるを得ない.娯楽本の延長線というか,読んでみて『ふーん』で終わってしまう感じである.
3人のプロデューサーについて述べられているが,主に記述したい人物はおそらく堀貞一郎氏であったと推測する.他の2名(小谷正一&ウォルター・イライアス・ディズニー)は書籍にするために追記して,ページをかせぐと云った印象が拭えなかった.確かに読んでいておもしろくなくはないが,心にしみ入るうったえる部分を感じられなかった.これは小生の読み込みが浅かったのかもしれないが,東京ディズニーランドの誘致に関わる記載が全体の半分程度しかないのには少々不満がたまるところ.東京ディズニーランドの誘致に集中してつっこみ,もう少し掘り下げて考察を加えた方が書籍全体がしまった内容になったのではないかと感じた.ディズニーランドの創設期についての詳細な記載を凄く期待していたので,例えば高橋政知氏(オリエンタルランド元社長)についても(記載はされているものの),他の2名より詳述していただきたかった. ホイチョイの楽観主義は読み方次第で希望である
「バブルっぽいご時勢になるとホイチョイが活躍する」っていう所謂“バブル=ホイチョイの法則”ってあるよね。この本は60年代高度成長、70年代オイルショック、80年代バブル経済、90年代:失われた10年って大雑把な資本主義経済の盛衰があるとしたら、資本主義に「夢」を見ることが出来た60年代、80年代っていう偶数年代を扱っている。60年代高度成長の総決算「万博」と、バブルの象徴「TDL」。誰でも「夢」を見ることが出来る時代が好きなわけで、ホイチョイは「夢」見る時代の表現者なんだよね。この著書は確信犯的に高度成長やバブル経済の負の部分は扱っていないんだけど、ホイチョイの楽観主義ってのも読み方次第では悪くない。三井、三菱の対ディズニー競合プレゼンにおける堀貞一郎の活躍なんて、まるでクレージー映画の植木等みたいでワクワクする。
ここはミソだなと思ったのは、ディズニーの当時の社長が、東宝の常務に「三井は信用できる会社か?」って訊ねるシーンと、後に副社長となる奥山が当時のオリエンタルランド社長高橋の面接を受けて「だったら、俺んとこ来るか?」 って入社するくだり。今の世の中、会社の格付けなんて徹底的に情報化されてるわけだし、コネ入社なんて無くなってきている。まぁコネ入社の善し悪しは別にして、例えば植木等的な規格外の主人公が、ハッタリのコネと、練り上げたアイデアと、ナイスなゴマスリで出世していくなんていう“社会のスキ”はどんどん無くなっている気がするんだよな。昨今の“バブルっぽさ”が虚像なのか現実なのかなんてわかんないけど、60年代や80年代のように、素直に資本主義に「夢」を託せる時代じゃないことは確かだ。このスキのない社会で、しかも60年代、80年代とは違った形の「夢」を見るっていうこと。小谷正一の「いつだって時代は過渡期だし、キャンバスは真っ白なんだよ」って言葉を励みにしたいね。
「エンタメ」の夜明け ディズニーランドが日本に来た!を見てみる
クリエーターは「馬場 康夫」「ホイチョイ・プロダクションズ」です。 この商品を買った人は他にも「気まぐれコンセプト クロニクル」、「拍手という花束のために」、「空気のトリセツ」、「タイムウォーカー」、「キミがこの本を買ったワケ」、などにも興味を持っています。 OTV(オー・ティー・ヴィ)(1985年)
OTV(オー・ティー・ヴィ)(1985年)を見てみる
クリエーターは「ホイチョイ・プロダクション」「馬場 康夫」です。 この商品を買った人は他にも「気まぐれコンセプト クロニクル」、「「エンタメ」の夜明け ディズニーランドが日本に来た!」、「キミがこの本を買ったワケ」、「タイムウォーカー」、「空気のトリセツ」、などにも興味を持っています。 バブルへGO!!―タイムマシンはドラム式 (角川文庫)
レビュー ![]() 映画を見た後で読むのもアリ!
映画のほうは早速見て来たのですが、そのあと、浸っていたくて
原作本も買ってしまいました。バブルの恩恵とは無縁な世代の自分は、 「何ここ?」と最初は引きつつ、だんだん「バブル最高!」と 楽しくなってきちゃうヒロイン・真弓に感情移入して読みました。 バブルを「あの古きよき時代」と感傷的に振り返るだけのお話ではなく、 一風変わったホームドラマとしても面白い。 次はマンガ化を希望! 映画を見る予定のある方は、あとで読んだ方が良いかも
上映が待ちきれず、先に本を読んでから映画を見に行きました。映画を見るんだったら、ノベライズは読まなければ良かったと後悔しています。ノベライズはものすごく面白くて、あっという間に読み切ってしまいました。でも、この本は「ノベライズ(映画の書籍化)」なので、映画とほぼすべて一緒なのです。
ということでネタバレ状態なので、映画のおもしろさが半減してしまいました。とはいえビジュアル面や阿部ちゃんの演技は、見るべきものがあります。また広末涼子さんはファンというわけではないのですが、かわいいです。少しだけ水着姿があったのには驚きました。 とはいえ、映画を見る予定のない方にはお勧め。速い人だったら一晩で読めます。 読後感の良さ
バブル時代を知っている世代には、とてつもなく懐かしい。ファッション、ポケベル、シャンパン、ディスコ。あの時代、登場人物に、何度か語らせているように、確かに、このまま成長が続くことを、ほとんどの国民が意識していたか無意識かは別として、感じていたに違いない。過去を美化し、現在を憂うことではなく、家族の出会いと再生にむしろ光をあてた点に、読後感の良さがある。
バブルへGO!!―タイムマシンはドラム式 (角川文庫)を見てみる
この商品を買った人は他にも「気まぐれコンセプト クロニクル」、「「エンタメ」の夜明け ディズニーランドが日本に来た!」、「バブルへGO!! タイムマシンはドラム式 スペシャル・エディション [DVD]」、「バブルへGO!! タイムマシンはドラム式 スタンダード・エディション [DVD]」、「バブルの肖像」、などにも興味を持っています。 |