きらきら(初回限定盤)
レビュー ![]() ようこそ、偽りの楽園へ
今のCoccoにはかつての自分を歌わせていたものがなくなって、
引き替えにただの女になってしまったんだなぁとよくわかります。 どん底のような貧乏暮らしの中から歴史に残る名画を生み出した画家のように、 邦楽で言うなら日本でトップになったからと血迷ったアメリカ進出の失敗や 西川さんの逮捕で日本人からも見放されかけたけど人気が復活したドリカムのように、 他人に影響を与える個性というものは不自由や苦しみの中から生まれるものなんですよね。 それがもう今の彼女の周りにはないのでしょう。 このアルバムには「陽の当たる場所」というにはまだ足りない気がします。 痛い女の子が肯定してくれる人だけに囲まれてお金もたくさん稼いで 自分の実力を見失ってるではないのかと…。 その勘違いついでにLove&Peaceとか言い出したり、昔の曲を忘れられないファンがいることに愚痴吐いたりして…。 これでは陽の当たる場所なんかじゃなく閉じた偽りの楽園でしかありません。 今のところ次回作の予定がまだ無いのが、彼女が次の世界を提示出来ないよい証拠です。 Coccoに見ないふりもしてない綺麗事ではない本当に「悲しみのない歌」が作れるのか、まだわかりません。 これから、生みの苦しみを味わうことになるのでしょうか? それとも彼女だけの楽園でまだこんなことを続けていくのでしょうか? それを眺めていくのはとても楽しみです。 朝の陽光のような
アルバム“きらきら”。 朝の陽光のような、木漏れ日のような、優しい歌ばかりです。 眼にも瞼にも痛いくらいの強い光に身を焦がされ叫ぶように辛辣に唄うCoccoだけでなく 跳んだり跳ねたり、散歩道を歩いたり、穏やかな生活を唄うCoccoを聞けて、私は嬉しく感じます。 胸に楔を打ち込んで来るような生々しい歌は…全くないわけではないけれど。 鮮やか過ぎる程に、相手も自分も切り刻むように激情を吐露する彼女も勿論好きなので 安穏とした歌詞やメロディに少し物足りない印象も受けましたが、いいアルバムだと思います。 聞いていて気持ちいい爽やかな曲もあればゆっくりと眠りたくなるような曲もあり。 リラックスして聞けます。 購入前にそういう記述を見たことはありませんでしたが、確かに鼻歌のような雰囲気です。 今までのCoccoとは一線を画するこのアルバム。 受け入れられる人も、そうでない、がっかりした人も勿論いらっしゃると思います。 それだけCoccoは年月を掛けて、ゆっくり前へ歩いて、人間してるんだなあ、という風に感じます。 個人的お気に入りは“燦”“花うた”“Never ending journey”。 “チョッチョイ子守唄”は“小さな森のクワァームアイ”のように子供が生まれたら唄ってあげたいですが沖縄弁全開なので控えます(笑) “小さな町”は今までのCoccoに近いと思いますので、 受け入れられなかった方で聞いたことがない方にお勧めします。 ちょっとずつ受け入れられたらいいかな、と。 十人十色なので受け入れられなくたって勿論いいんですが、出来れば…これからのCoccoも好きでいてほしいですから。 “Never ending journey”にあるように、これらの曲も紛れもなくCoccoの“続き”です。
ポップをナメるなよ
なんか、Coccoのファンもスタッフも彼女を腫れ物のように扱いたがりますよね。
「あのCoccoさんが作った曲なんだから…」と言って 大事なことから目を逸らしてしているのではないかと思えるくらい。 これは悪い意味でゆるいです。聴いてて、地味にイライラしてくる。 はっきり言ってこの人作曲センスがあるわけじゃないんで、 (それは佳曲名曲が外注であることや活動再開後の曲が次々既存の曲にカブリまくってることからもわかりますが) 今作のくず歌というコンセプトも引き出しがなくなった言い訳にしか聞こえません。 Coccoという名前がなきゃ相手にされないレベルの曲ばかりです。 ていうかポップソングに対してリスナーが色々譲渡しながら聴かなきゃいけない時点で終わってるんじゃないかな…。 そういう違和感くらいならはっきり言わなきゃ彼女のためになりません。 何の思想性も商業主義もなく手放しで人を楽しませるということは、 実はダークサイドに走るよりもものすごく難しいことなんです。 パーフリのカメラ・トークや小沢健二のライフは未だに聴き続けられているポップの名盤ですが、 これらのように何も考えずに聴いても考えながら聴いても楽しくなるでもない、 めくるめく「チラシの裏」って感じでちょっと苦痛になってきます。 ファンの前で何気なく歌ってみせるとかならいいんだけど、お金取るわけだしさ… 彼女にはっきり問題を指摘してくれるプロデューサーを付けるべきですね。 それで曲作れませんとかほざくならただの沖縄の女に戻っていただいて構いませんから。 沖縄から届いた鼻歌
今回の作品は今までのアルバムと一線を画していますね
Coccoのアルバムの中で、一番沖縄の香りが詰め込まれたアルバムだと思います 燦々太陽の下、歩きながら口ずさみたい曲ばかり なんだか歩き出したくなる「甘い香り」「秋雨前線」 ノリノリな感じの「ハレヒレホ」「Baby,after you」「タイムボッカーン!」 優しい子守唄のような「あしたのこと」「An apple a day」「君がいれば」「チョッチョイ子守唄」 ザンサイアンの流れを汲むような「花うた」「小さな町」「Never ending journey」 18曲と曲数も多いですが、2〜3分の短い曲も多いので、 意外とサラッと聴ける印象です(いい意味で) 「沖縄・日常・光・陽だまり・生活・手作り・世界」 まさに、そんな感じの"きらきら"が詰まったアルバムです すばらしい
『きらきら』が気に入って、古いのをさかのぼって聞いてみたけど、
これが一番。歌も曲も過去よりひとつ突き抜けた感じ。 いい意味でポップになった(でもこの人は基本的にロックの人、 というのも分かった)。 この路線でいってほしいなー。
きらきら(初回限定盤)を見てみる
クリエーターは「Cocco」「そけいとき」「西條八十」「長田進」「弦一徹」です。 この商品を買った人は他にも「ザンサイアン(初回限定盤)(DVD付)」、「想い事。」、「お楽しみ秘蔵ビデオ+全シングルクリップ=計16曲集 [DVD]」、「ジュゴンの見える丘」、「bridge (ブリッジ) 2007年 08月号 [雑誌]」、などにも興味を持っています。 きらきら
レビュー ![]() 高みの視点のラブ&ピースなんて…
要するに、評価され自己肯定され
お金も稼いで自分に余裕が出来たから 環境やら平和やらに凝ってみましたという金持ちにありがちな娯楽的な明るさなんですよね。 はっきり言って、一般人なんて自分の生活でいっぱいいっぱいなんだから 金も暇もある人から、そういうことに目を向ける余裕の無い人々に対して考えてもくれないとか言われても何も響かない。 あと、彼女だけの話ではありませんが 沖縄をやたら人格化・偶像崇拝化しないでいただきたいです。 確かに辛い過去があるのはわかりますが、もはやその被害を逆手に取った特権意識になってしまってません? 戦争で辛い目に遭ったのは日本人みんななんだよ。 自分たちだけシマンチュシマンチュうるせーよ! オレはいいと思いますよ
さざなみ、って感じで。
また大波に乗りたくなることがあれば、それでいいんじゃないかと思うし。 きらきらとした水面がきれいだな、って感じですかね。 楽しくなれるアルバム
活動休止前のCoccoからは想像のつかないようなアルバムです。
昔のCoccoの曲が好きだという方には期待外れかもしれませんし、 今まで苦手だった方には是非聞いてもらいたい作品です。 柔らかく、ずっと聞き入っていたいような曲ばかりで、 彼女の声と相まってとても穏やかな気分になりました。 ついつい口ずさみたくなります。 好きです
Coccoは素材として、とてもいい独特の声質を持っていると思うんです。甘く優しく、そして心地よく変化する声色。
コクトーツインズのフレイザーやケイトブッシュにも相通ずる幽玄な愁いのある、日本人離れした才能だと思うんですよ。 大きく変化したのはアルバムカラーだけではないかもしれません。 ボーカルアプローチは格段に飛躍し曲調もかなり多彩になりました。私は素直にこれは進化だと感じました。 「燦」「甘い香り」がお気に入りです。何回もリピートしてトリップしました。 “みんなのうた”みたいな癒し感もありますね。 挫折、屈折、転化、そして飛翔。 青い顔で叫んでいた少女は優しさを秘めた大人の女性に変わっていました。 私はこのアルバム好きです。 方向転換が残念な結果に・・・
正直言って、似たような歌詞に聞き覚えのあるようなリズムで完全にオリジナリティを失ってしまったような感じである。
cocco本人は前は歌は自分の排泄物であり、歌うことが苦痛でしかなかったといっていたが、自分の体から出てきたものだったからこそ、聞く人に感動を与えることできたのではないのか? このアルバムは聞きやすいといったら聞きやすいのだが、歌が右から入って左に抜けるだけで、正直自分の中には全く残らない。確かに前のような歌ばかりを作り、歌い続けるのは精神的にきついのだと思う。方向性を変えていくのは結構なのだけど、休業して再活動始めたとき、これからは「痛み」を超えることのできた人だからこそ感じる人生の「喜び」みたいなものに昇華させた歌を歌ってくれるということを期待していた。前作のザンサイアンにはその片鱗みたいなものが見え始めたので、このアルバムには非常に期待していたのだけれども、coccoの作品の中では私的には一番がっかりな結果に。 まあ、自作に期待します。
「遠くの空に消えた」オリジナルサウンドトラック
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クリエーターは「サントラ」「めいなCo.」です。 この商品を買った人は他にも「遠くの空に消える前 [DVD]」、「遠くの空に消えた [DVD]」、「Little DJ 小さな恋の物語 オリジナル・サウンドトラック」、「Little DJ 小さな恋の物語 [DVD]」、「Ultra Music Power(初回限定盤)(DVD付)」、などにも興味を持っています。 遠くの空に消えた [DVD]
レビュー ![]() 中身がありそうでない
ファンタジーなんだろうけど、教訓めいたことを台詞に織り交ぜるなら細心の注意を払わなきゃ。
でないと私みたいに斜に構えた人間は、矛盾が気になって話に入り込めなくなる。 「蜂は力学的には飛べるような身体の構造をしていない。 でも「飛びたい」と思ったから飛べたんだ。 ライト兄弟が飛べたのも、「飛べる」と信じたから飛べたんだよ。」 えーーー。。。釈然としません。私が小学生だったとしても素直に納得なんてしません。 成長した神木隆之介くんがますます美少年になっていて、それ(だけ)がみどころ。 ところで演出にタバコを多用する演出家って無能だよね。 北野武が、「ヤクザ映画でタバコ持つな、ポケットに手を入れんなって言うと手をどこにやったらいいのか分からなくなる役者が多い」って言ってたけど、それとおんなじ。 場つなぎとかキャラの雰囲気出すのにタバコなしじゃ何にもできないなんて。 夢を捨てないことの大切さを感じれる映画です。
「夢をもつことを諦め、人を信頼することを恐れる大人のための映画」というサブタイトルに魅かれた作品。
観終わった後に清々しい気分になれる映画です。 舞台はある田舎町。 そこに住む住人は、みなどこか無邪気な面を持っている。 子供に限らず、大人もだ。 彼らは、都会のような華々しさは無いが、毎日を伸び伸びと生きている。 いつから、スケジュールに追われる日になってしまったのだろう? いつから、人より自分という考えを持つようになってしまったのだろう? 彼らを見てると、そんなことを考えさせられました。 予定を守らないと生きてけないのは当たり前ですが、予定に埋没してると思ったら人生は楽しめないはず。 予定が入っていることを幸福に感じ、その先を見据えて行動する。 また、人は周りの人に生かされている、というのもしみじみと思えた。 周りに感謝する気持ちを持つ。 そうすることで昔のように、楽しい“子供のような”気持ちで毎日が送れると思います。 ラストについて
UFOがいるなんて突拍子もないことだけど、
いないってわかっているけど信じたい少女の気持ち。 そして、友達がそれを全力で形にしてくれた。 「馬鹿だなぁ…」って言うけど、それが嬉しい。 UFOのくだりはSFだとかっていう話ではなくて、 友達を全力で信じてやるということ。 それが、親の代のネズミの話から連なるメッセージだと思う。 とても綺麗でよい映画だと思いました。 ただ、先生のエピソードだけは、あまりいらない気がします。 私には合わない映画だった
子供から大人まで、わざとらしい感じが
鼻についてしまい物語に入れなかった。 特に大人。人間描写が浅く、表面だけなので、 ドラマの部分に、まるで共感できなかった。 単なるドタバタに思えるシーンも多くて退屈、 展開も、唐突にSFチックになり途方に暮れた。 佐和子先生のエピソードはいらないと思う。 144分と長いし、グッとくるものがなかった。 空港に靴の跡が残ってるなんて、嘘くさいと 思ってしまう私には合わない映画だった・・。 スワロウテイル的世界と寓話
本作はファンタジーではない。現代の寓話と言ったほうがいいだろう。冒頭、飛行機から降りてくるのは何と柏原崇である!行定監督と柏原崇が北海道ロケで出会うなんて。行定がまだ助監督のとき、小樽で柏原と組んだのが、言わずもがなの大傑作「Love Letter」であった。あれから14年。変わらない柏原崇を観て涙が出た。CA役の高橋真唯もここいらで「シムソンズ」を撮っていたし。ここから物語は寓話の世界に入るのだが、神木隆之介は声変わりして大人になったなあ。カッコいい男優はたくさんいるので、これからが勝負だろう。対する大後寿々花は「セクシーボイス&ロボ」で弾みが付いて上げ潮の女優である。志田未来とは同じ1993年生まれ・神奈川出身という共通点もあり、二人の今後は末恐ろしい(笑)。行定監督は岩井ワールドを自分流にアレンジしており、それはそれで良いが、中身はちょっと支離滅裂かな、と思う。でも4つ星なのは北海道の空気感と寓話としての「怪しさ」がよく出ていたからである。観る人を選ぶ作品だが「スワロウテイル」が好きな人はぜひ。
遠くの空に消えた [DVD]を見てみる
クリエーターは「行定勲」「神木隆之介」「大後寿々花」「ささの友間」「大竹しのぶ」「小日向文世」「石橋蓮司」「三浦友和」「伊藤歩」「柏原崇」です。 この商品を買った人は他にも「遠くの空に消える前 [DVD]」、「Little DJ 小さな恋の物語 [DVD]」、「Little DJ 小さな恋の物語 Official Photo Book」、「クワイエットルームにようこそ 特別版 (初回限定生産2枚組) [DVD]」、「サウスバウンド スペシャル・エディション [DVD]」、などにも興味を持っています。 遠くの空に消えた
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クリエーターは「行定 勲/益子 昌一」です。 この商品を買った人は他にも「遠くの空に消える前 [DVD]」、「Little DJ―小さな恋の物語」、「セクシーボイスアンドロボBOX [DVD]」、「遠くの空に消えた [DVD]」、「エブリ リトル シング」、などにも興味を持っています。 |