装甲騎兵ボトムズ ペールゼン・ファイルズ 限定版 6<最終巻> [DVD]
レビュー ![]() オッカムの剃刀(かみそり)
いやぁ、ここまで最終巻で巻き返されるとは思いませんでしたね。さよならホームランです。
はっきりいって今回のシリーズが始まった時はCGIのATにがっかりされましたが、回を重ねヒートアップしてきました。冷獄でヒートアップというのも変な話ですが。ガンガンレベルが上がってきました。モナドの赤ん坊の声、また説明なしの放置プレイです。 最終話で明かされるペールゼンの策謀、やられちまいました。ウオッカム次官はその名の通り壮大な検証のため利用されたわけです。 「オッカムの剃刀」という言葉を始めて知ったのは映画「コンタクト」の中で主人公エリー・アロゥエィは、物事の検証において真実を仮説により立証するには余分な枝葉をそいでいくことでより真実が見えてくる数学の定義と紹介されていました。今回のウオッカム次官の役割はまさにそれです。 モナド攻略という極限状態に投入されそれでも異能生存体という個体が立証されるのか?「既にある理論や仮説等に対して、新たな仮説等を追加すべきかどうかを選ぶひとつの立場」においてすべては「そこにキリコがいたから」という類まれなる異能生存体の存在をあらたに証明した記録。それが過去のファイルを指すものではなく今回のウオッカムを巧妙に利用したペールゼンの新しいフアィルを指すのだと思いました。 最後に今回「野望のルーツ」のように短編での発表の方がいいかもとずっと思っていましたが 思わぬ形で実現しそううです。新劇場版も期待しています。 なお、ボトムズ公式WEBでは諸般の事情でDVDに収録されなかった全話オーディオコメンタリーをネットラジオで配信中です。竹内監督、高橋良輔総監督ほかによる本編に負けず 男だけのコメンタリーを放送しています。テレビの前で用意スタートで再生してねという「けなげさ」が本編以上に涙を誘います。 コンタクト 特別版 俺たちは、死なない!
皆さん、きちんと鑑賞されたうえで評価されており、好感が持てます。さすが最高の最低野郎(ボトムズファン)たちです。 さて待望の最新シリーズも最終巻、キリコたちは最も困難で生還の難しい作戦に投入されます。絶対絶命のピンチの中、残された希望とは・・・。一琉の望みに命を賭けて戦うバーコフ分隊の姿に胸が熱くなりました。EDの「バイバイブラザー」も彼らに思いを馳せると心に染みます。最高のシリーズでした。
アストラギウス序章
いやぁ今回の最終巻で終わるのか?とも思いましたが、今まで伸ばし延ばしの物語が一気に、スピード感溢れ、疾風怒濤の・・・ほんとにすっきりできる最終巻でした。終わり方はイタリア映画のような虚無感もおぼえるぐらいのエンディング、まさにボトムズ! 映画も作られるそうですが、これはひょっとしたら映画で一気に見たほうが善いかもです。1話30分として12話、6時間を2時間ぐらいで是非やっていただきたい。確実に見に行くし、DVDも買いますよ!
これから最終巻を観る方に…
お勧めとしては11話の次に12話を見るのに時間を空けた方が良いかと感じました。可能であればTV放映のように1週間位。それぐらい11話の続きはどうなる?と、いった感じの所で終わるのと他に理由があります。
11話ではバーコフ隊の全員がキリコが元レッドショルダーであることを知り、異能生存体の事とバーコフ隊の全員が今までの事を考えて「不死」であると思い込み(信じ?)ます。そして12話では隊の5人が5人通りの心理的な描写も、見事に表現されています。 ただ、私は12話でのコチャックを心配するゴダンの会話が安っぽいように感じてしまいました。 これは恐らく(11話で)先程まで、喧嘩してたのにゴダンの勝気な性分で直ぐに、そんなセリフが出るかな? と感じたからです。「先程まで」と感じたのは、11、12話を立て続けに見たからかも知れないと感じ直しました。 たしかに11話最後ではバーコフ隊の全員が「俺達は!死なね〜」と多少の連帯感で意識の切り替えは感じられますが…。 個人的には10話と11話が(巻の)セットであった方が12話とが自然に時間が開くので良いようにも思いました。 12話にしてペールゼンの驚きの策謀が判明します。12話では10話までの病弱じみたペールゼンの姿はありません。 軍事裁判を切り抜け、さらに予定以上の展開でキリコの異能生存体ぶりを再確認できた彼が実は、今シリーズで一番、得たものが多かったのでは無いでしょうか?。 またラストシーンも、かなり重いですがキリコの孤独さも「ボトムズ」の世界観の一つと、改めて感じました。 特典のAGについてはISS仕様の渋めカラーですし、私はターボカスタムも好きなので結構、気に入りました。 見た目は、ややプラスチック感が気になる濃い紺と黒ですが肩のISSはワンポイントで良い感じでした。 2009年には映画版との事で関連商品も続きそうですし、映画自体も成功して今後もなんらかの「ボトムズ」作品が制作される事を期待したいです。 ボトムズ映像の歴史的瞬間!
まいりました。脱帽です。最終巻でこれだけ盛り返すとは思いませんでした。
前巻のストーリーのもたつきさとはうって変わってテンポが良く、スケールも大きく、意外性あり。人間ドラマもようやく描ききれていたと思います。 モナドにISSのAT部隊が突入していく場面はプロローグと並んで映像的に歴史的瞬間でした。 とは言えシリーズ全話を見渡してみると各キャラの掘り込みは確かに浅かったかもしれません。 「ペールゼンファイルズ」というテーマ自体全12話では長すぎたのか? 劇場版製作決定と言う事で劇場版ではキャラをより描ききるのを期待します。 アニメのシリーズもので最終巻でこれだけ盛り返す作品はそうそうお目にかかっていませんのでこの「ボトムズ」のスタッフは死んでない!と確信します。 これからシリーズ全話を何回も見返しながらいろいろ想像してみるのが楽しみになりそうです。 最終カットのキリコは必見の出来ですよ。
装甲騎兵ボトムズ ペールゼン・ファイルズ 限定版 6<最終巻> [DVD]を見てみる
クリエーターは「高橋良輔」「郷田ほづみ」「長嶝高士」「江川央生」「大塚周夫」「銀河万丈」です。 この商品を買った人は他にも「装甲騎兵ボトムズ ペールゼン・ファイルズ 限定版 5 [DVD]」、「装甲騎兵ボトムズ ペールゼン・ファイルズ 限定版 4 [DVD]」、「装甲騎兵ボトムズ ペールゼン・ファイルズ 限定版 3 [DVD]」、「装甲騎兵ボトムズ ペールゼン・ファイルズ 限定版 (2) [DVD]」、などにも興味を持っています。 装甲騎兵ボトムズ ペールゼン・ファイルズ 6<最終巻> [DVD]
レビュー ![]() 役者が一枚上手!ペールゼン
見所満載の最終巻です。常に死と別れが付きまとっているであろうアストラギウスにおいて、生き残ることにこだわり続けて戦った男たちの姿に感動必至です。
そして最終話ではペールゼンが、もう一人の主人公の面目躍如たる逆転劇を見せます。 このシリーズの後、キリコは秘密結社の素体奪取作戦に参加、ロッチナはバッテンタイン中将の配下となり、ペールゼンは秘密結社に合流します。ここからは私の想像ですが、これらが全てペールゼンの手引きだとしたらどうでしょう。ペールゼンは間接的にキリコの異能ぶりを監視しながら、自身は軍のしがらみに囚われることなく、異能生存体(キリコ)を倒すことの出来る存在=PS(パーフェクトソルジャー)の研究に没頭できる(キリコが素体と運命的に結びつくことまでは想像し得なかったと思います)…けっこう辻褄が合いませんか?もしそうだとしたら、ルスケじゃなくてもペールゼンに心酔してしまいます。この辺りは来月発売予定の小説版や来年公開の劇場版で明かされるかもしれません。 キリコ
死ぬ直前にバーコフ分隊の面々が変わっていったのが泣けた。コチャックは気弱から強気になれたしゴダンは本音をさらして素直になりバーコフは最後まで逃げなかった。ザキは自分の意志を貫いた。でもキリコだけは変わらない。思えばキリコが変われたのはフィアナと出会ってからだがそのフィアナも異端でいなくなりキリコは元のキリコに戻った気がする。キリコが可哀想と思いながら地獄にいるキリコに魅力を感じてしまう。ラストで ザキにカバーをしてベルトをして座らせていたのが印象的だった。
最終回に相応しい人間臭い演出、そして最後のどんでん返しが見所!
第11話は惑星モナドに取り付いたバーコフ分隊。激戦の中を味方に援護されながら、コアに向って突き進みますが・・
まず、映像は最終巻に相応しい、大量のAT戦が見所になっています。が、個人的にはAT戦以外でもっと細かい描写、壮大な戦闘シーンの演出があるのかと思っていたので、その点では少し拍子抜けな所もあります。 それよりもこの11話の見所は、バーコフ分隊5人それぞれが生き延びてきた過去を語り合う所です。このシーンの会話は、寒風吹きすさぶ我々の社会にもあてはまる所があり、締めにキリコが言った「生きてさえいれば・・」のセリフには何故か目頭を熱くさせられました。 第12話はモナド内部でバララント軍に完全に囲まれたバーコフ分隊。しかしキリコを除いて彼らは“異能生命体”として妙な自信を持ち、強行突破を計ろうとします・・ 戦闘シーンは11話ほど派手ではありませんが、最終回に相応しい、悲哀に満ちた、あまりに人間臭い映像はこれまでのボトムズの中で一番生々しいです。 また様々な“謎”が解かれたかどうかといえば、“?”のまま終わったものもありますが、まあその辺は見る者によって解釈の余地を与えようとした監督の意図だったのかもしれません。 それと最後にあっと驚くどんでん返しが演出され、思わずニヤリとさせられました。恐らく監督はこれが一番やりたかったことなのだろうと思いました。(わかってしまうと面白くないので、これ以上は書きません) 今回のボトムズは私見ですが、度派手な杭落とし、空中要塞、異常天候、また地味なスナイパーものなどに表されてるように、高橋監督が過去やりたくてもなかなかできなかった映像を具現化したかったシリーズだったのかな、と思いました。 故に今までのシリーズような、連続するストーリー展開に重きを置いた感はあまり感じられず、ストーリーより映像中心なシリーズだったように感じました。 しかし、このあと本編が始まるという、制約が多い時代設定の中で、これだけやれたのは、流石高橋監督の力量は凄いなと思わされました。 しかも今回はなんと女性が1人も出てきません!今時ここまでハードな設定に徹した映像もある意味凄いといわざるを得ません。 次作があるならば、赫奕たる異端よりその後の世界に期待したい所ですが・・ 劇場版も観たくなります
ファンの間でも人気の高いTV本編とOVA「野望のルーツ」の中間にあたる本作は
内容的にも、この二作品の魅力を上手く取り入れた形の作品でした。 レッドショルダー出身である事を指摘された時の動揺、 自分と同じ異能生存体に巡りあえたと思った時の笑顔ではないものの、どこか安堵した顔。 「野望のルーツ」で、ほとんどモンスター扱いになってしまったキリコの人間性を 垣間見える形で表現しTVシリーズ本編へと繋げる形になっていますね。 そして「野望のルーツ」でのキリコの生い立ちに関わる回想のあったペールゼン。 彼はクエント(=ワイズマン)とキリコの関わりをどこまで知っているのか? 中盤でウォッカムにいたぶられていた時には、「ラストレッドショルダー」までもたないぞと 思っていましたが影で主導権を握りキリコをモナドに向かわせるよう画策していたのが凄い。 「フィアナ」の名前がインプットされたのって、やっぱりあのシーン? SPプロトタイプと思われるザキの最期。強敵とのラストバトルなんてありません。 なのに、これほど面白いロボットアニメは「ボトムズ」だけでしょう。 あえて残したと思われる謎もあり劇場版で明かされるのか気になります。 ベタ褒めさせて下さい
初めにお詫びします。手放しで絶賛している私のこのレビューはこれから観る方にはあまり参考にならないかもしれません。
とにかく私は衝撃的でした。 今まで書いたvol.5までのレビューを全部撤回してしまいたいと思うほど、良い意味で裏切られたラストでした。 既にTVシリーズと旧作OVAを観ている私達は異能生存体=異能者はこのアストラギウス銀河にキリコ・キュービィ唯一人だと知っています。にもかかわらず、ザキの口からキリコが元レッドショルダーだと明かされ、観察者ウォッカムに「集められた」自分達も異能生存体だと過信してしまう分隊の四人。 モナド攻略にクエントを絡ませた演出は見事の一言です。 そして多くの「ボトムズファン」が謎に思っていた事_「何故元レッドショルダーの歴戦の兵士であるキリコが素体を見ただけであんなにも驚いているのか」(TV版第1話)、その原因は間違いなく人工的な異能生存体であるザキでしょう。 最終話のモナド脱出時のザキの壮絶な自殺。PSのプロトタイプは実はフィアナ=プロトワン(プロト1)ではなくザキであった。メンケンがペールゼンの部下であった事で総てに納得がゆく。 「ルスケ」の名は百年戦争終結と同時に記録から姿を消す。 そして半生をかけてキリコを観察する「ロッチナ」の誕生。 ここからTV版第1話に繋がるのである。 「装甲騎兵ボトムズ」は、もし「機動戦士ガンダム」の存在がなければ間違いなく日本のロボットアニメの金字塔となっていただろう。 劇場版「ペールゼン・ファイルズ」にも大いに期待できます。
装甲騎兵ボトムズ ペールゼン・ファイルズ 6<最終巻> [DVD]を見てみる
クリエーターは「高橋良輔」「郷田ほづみ」「長嶝高士」「江川央生」「大塚周夫」「銀河万丈」です。 この商品を買った人は他にも「装甲騎兵ボトムズ ペールゼン・ファイルズ 5 [DVD]」、「装甲騎兵ボトムズ ペールゼン・ファイルズ 4 [DVD]」、「装甲騎兵ボトムズ ペールゼン・ファイルズ 3 [DVD]」、「装甲騎兵ボトムズ ペールゼン・ファイルズ (2) [DVD]」、などにも興味を持っています。 |