ケルベロス〜地獄の番犬〜(デジタルマザー [VHS]
レビュー ![]() アクションは今一
世紀末バイオレンスアクションと言われた割りには、何となく物足りない後半のアクション。今となっては三池作品の様な派手なバイオレンスを見慣れた世代には仕方ないかも知れないが、、、。通常版とLDのアップグレード版両方持っているが、内容も今一理解できていない(私の知識不足かもしれないが)。だが、気に入っている点としては、千葉繁の、乾 銃をとれ! ヘルメットをつけろ! の台詞くらいだが、それは未だ脳裏に焼き付いている!
逃避行の憂愁さが秀逸押井守初の実写映画「紅い眼鏡」の続編に当たる作品。 登場人物・世界観は前作を踏襲しているも 台湾ロケを敢行していることが大きく 肌合いはまったく違う作品となっている。 暑い南の国を彷徨う前半部の気だるさは 逃避行の憂愁さを上手く掬い取っていると感じるが 後半部のアクションシーンはやや迫力不足か。 多様な人の心
警察の特殊な部隊に所属していた人間の物語。今の時代には絶対流行らない映画。中学生ぐらいまでに見ることが出来た人には強い印象を残すと思います。それまでに観れず、これから見ようと思う人は子供に戻って観てください。超暗い映画ですが。またどこかの映画館で上映して欲しいです。観ませんけど。
犬と飼い主、台湾を行く
今では世界の押井監督ですが初期の実写版はとても評価は低いです。この映画もワケワカランという方がほとんどではないでしょうか。
意味は…求めてはいけません。押井監督の実写作品を何本か見て、「ああ、頭で考えるのではなく心で感じるのだな」と怪しい芸術家のようなセリフを言えるようになれば立派な押井ファンです。なんの足しにもなりませんが。 なんとなく台湾の街をぶらぶらして風景を切り取りとったような映画ですが、まさにその通りです。長いアクションシーンは映画に何も還元しない、というばかりに唐突に銃撃戦をやり主人公は死にます。
人狼 JIN-ROH [DVD]
押井守監督の実写作品『紅い眼鏡』『ケルベロス』にも登場する公安直属特機部隊ケルベロス。その成立過程を背景に、特機所属の青年と彼らと敵対する立場にある都市ゲリラの女性との交流が描かれる、ケルベロスサーガ前史といえる長編アニメーション。 舞台は第2次世界大戦終結十数年後、高度経済成長期にあり、民衆運動と機動隊の衝突が繰り返される昭和の日本。日本現代史の中にケルベロスという架空の組織を滑り込ませることで、フィクショナルでありながらも当時の空気を再現するリアリティを獲得することに成功している。民衆や学生の闘争の時代をくぐり抜けてきた押井守ならではの設定、物語が堪能できる傑作だ。 なお、本作では監督を沖浦啓之に任せ、押井自身は原作と脚本に徹している。(田中 元) レビュー ![]() そして狼は赤頭巾の娘の夢を叶えた・・・
たぶん、DVDで一番観た作品。
映画の大画面でも観ました。 最後の結末は衝撃的な悲劇で観てから数週間は立ち直れなかった記憶があります。 でも何度も何度も観ている内にこれはハッピーエンドなのかもしれないなと。 沢山の人々を殺した爆弾を運んだ赤頭巾の少女、圭の言葉の数々、 昔のことを忘れて別の人間になりたい。 この街から出て行きたい。 貴方の記憶に留まりたい・・・誰かに誰かに憶えていてほしかった。 最後の最後で伏くんは圭の願いを全部かなえてしまったんだ…。 この世に居場所を失った少女は青空に昇り、塒を見つけた男は地上に残される――。 たぶんあの当時の押井守さんじゃないと書けなかった脚本のドラマ。 ガンダムの富野由悠季さんもそうなのですが悲劇が好きな作家さんは とことん救いの無い話を描いた後はその贖罪のように救いを描くようになる。 押井さんもこの作品を頂点にしてドラマの結末に救いを描くようになった。 本当に救いの無いお話。 けれど圭の昇天こそがほんのささやかな救いだったのかもしれません。 それはこの世で本当に好きだった人を幾度も騙してしまった彼女の償い。 そして男は彼女に永遠に縛られる。 日本映画史上でもベスト10に入る悲しい恋の物語。 必然を感じさせる悲恋と音
日本のもう一つの戦後史‥‥‥とも言えるような歴史設定を与えられた作品。
警察、公安、非合法テロ組織が織り成す情報戦と、その中で生まれた愛し合える筈もない立場の男女の恋愛が語られる。 謎解きのように仕掛けと裏切りが交錯し、混沌としている様に見えて、その実、非常に予定調和で、先が読めてしまう点はあるが、意気込みと中身の濃さが十分に伝わって来る。 画は、暗さが印象的。デジタル着色なので、発色は奇麗で微細な色の違いが良く分かる。良く分かり過ぎて、キャラの動きがぎこちなく感じられ、妙な違和感を覚えるほど。 一部、輪郭が不鮮明に感じる部分もあるが、これは空気感を演出しようと、フィルターを噛ませているためらしい。 音は銃器の撃音、火炎瓶の爆発音などが耳に残る。広場、地下水路、ゴミ捨て場など、銃器が使用される環境毎で、音が微妙に異なって再生されるのが素晴らしい。 台詞回しがワザとらしく感じられる所もあるが、それを補って余りある銃器類の音、と言えるかもしれない。 白眉は、地下水路での追い駆けっこのシーン。無音の中に音が聞こえ、音が聞こえる中に無音を感じさせる。ここから生まれる怖さの演出が秀逸。 テーマの古さを逆手に取った映像美に感動
プチ押井ファンながらも、どうも学生運動的世界を使ったテーマ自体がオッチャン臭くてキツイなぁ…なんて思いながらも、観てびっくり!暴力の乾燥した無意味さ、悲しさ、はかなさが独特の映像美の上に上手く表現されており、今観ても郷愁以上の何かを感じる作品だった。
いまさらですが観るべき映画です。
もうかなり昔の作品ですが有名な作品のくせになぜかピックアップされない作品です。どうも有名な作品の陰に隠れてしまっている印象があります。私は昔からこの作品が好きで心を離さない名作だと感じておりますが人によってはたぶん理解しにくいし最後はなぜ?と納得出来ないと思います。アニメと考えず邦画映画と思って映画好きの大人は是非観て下さい。
この諜報戦は傑作中の傑作
正直一回見ただけでは全てを理解することが難しいと思われるアニメである。ただ流されて見ただけではなんの後味も残らないであろう。なんだかよく分からないままストーリーが進んでしまい、ラストシーンへ移ってしまうはずである。そしてまたしても良く分からないまま「ああ、押井守節だな。」と終わらせてしまうことが私の場合あった。しかし、この作品の本当の注目すべき点は何気ない会話のやり取りにある。会話の裏には情報収集というものが隠されているのである。そしてなんといっても最大のどんでん返しは一見利用されているかに見えていた伏が実は一歩も二歩も先をいっていることが明らかになるシーンである(実際は人狼だが)。この作品は派手さはないが、非常に深いストーリーで構成されている。ストーリーを追うことができればラストシーンは最善の行動だったと分かるはずである。
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クリエーターは「藤木義勝」「武藤寿美」「木下浩之」「押井守」です。 この商品を買った人は他にも「アヴァロン Avalon [DVD]」、「立喰師列伝 通常版 [DVD]」、「機動警察パトレイバー2 the Movie [DVD]」、「人狼 JIN-ROH ― オリジナル・サウンドトラック」、「イノセンス スタンダード版 [DVD]」、などにも興味を持っています。 人狼 JIN-ROH [Blu-ray]
レビュー ![]() 額縁で残念。
DVD版に比べたら遥かに高画質、高音質。
OPの字幕の鮮明さに顕著。 暗いシーンもしっかり再現しています。 フィルターを多用した絵作りなので、やや甘めの画質。 しか〜し、上下左右の額縁はいかがなものか。 プロジェクターで5%程拡大して、左右いっぱいにしても まだ上下に黒帯が出ます。 よくぞ手書きで!
養成校での突入訓練のシーンでの、童話あかずきんの朗読と
映像の交差がすばらしい! 今のアニメはCG全盛ですが、この作品は99パーセント 手書きです。 随所に作り手のこだわりが伝わってくる作品です。
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「うる星やつら」「機動警察パトレイバー」「GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊」などで、日本国内のみならず世界中からの注目を集める押井守。本商品はアニメ監督がメインの押井が挑んだ実写作品「紅い眼鏡」「ケルベロス 地獄の番犬」「トーキング・ヘッド」の3作品を収録したボックスセット。どの作品もアニメ作家の押井があえて実写映画を作るという意味合いからか、従来の映画技法や映画文法に異を唱えた演出が斬新であり、一般の映画ファン及び押井アニメのファン双方から賛否両論が飛び交う独自性を獲得しているものばかり。「紅い眼鏡」「ケルベロス」は押井が脚本を担当したアニメ「人狼」及び漫画「犬狼伝説」(藤原カムイ作画)とともにケルベロスサーガを形成しており、これらの作品とあわせて鑑賞するとさらに深みを増す。(田中 元) レビュー ![]() 学生映画ですね。
頭でっかちの学生映画の典型です。 言いたい事も分かりますしやりたい事も分かります。 押井守本人はいたって単純な人間なんですね。 ジョンバダムとかのベタなハリウッド映画に感化されちゃうような所がありますから。 ところがそのベタな本音を見透かされるのが嫌でしようがない。 だから本音が分からない様にこねくり回してしまう。そのこねくり回す過程そのものが映画だと思い込んでるんです。 だからややこしい。相米慎二のションベンライダーを観たのが一番の原因だと思うんですが、ファンの方にはむしろ鈴木清順の一連の作品を観る事をお勧めします。押井守が本当にやりたい事がより明確な形で映像化されています。
2回見る必要があるんだ
TalkingHeadの2回目を耐え切れたらあとはいい感じで効いてきますから。
押井守の本性が出すぎてしまったという感はありますが。 独りよがり
押井は「うる星」ではハズレが無い。しかし、それ以外となると当り外れが激しく、実相寺同様に「当り」と「外れ」しかない。まして実写となると、押井に才能は無く、ただ、独りよがりの自主制作映画のレベルまで落ちる。
人にはそれぞれに分と才能が有るのだろう。まぁ、これは、とてもお薦めできない。 芸術的。
3作品共通して芸術的。
これはストーリー気にしちゃダメですね。そっちを気にすると、見る人が見れば「は?何コレ?」みたいになってしまうから。 芸術品を見る目で3作品を見ると、かなり面白く見えてくると思います。同時に押井監督がかなりハイレベルな芸術家であることも分かるんじゃないかな? 公開当初の批評が悪かったのは、評価した人みんな芸術を見る目が無かったんでしょうねきっと。俺だったら高く評価したいですよ、マジで。凄いです。 …それにしても兵藤まこさん、「紅い眼鏡」からかなり経ってるのに相変わらずキレイだな〜。 押井臭さの濃淡差を楽しむ…?
押井監督の初期実写作品群「紅い眼鏡」「ケルベロス/地獄の番犬」
「トーキングヘッド」の3本と特典ディスクによって構成されてます。 ●「紅い眼鏡」 関東圏ではロケ地でもあるキネカ大森でしか上映してなく、電車乗り継いで観にいった記憶があります。撮影に使ったプロテクトギアがホールに展示してありました。(左胸の計器が電卓を流用したものだった…)好き嫌いがはっきり分かれる作品ですが、ハマる人には今でもお勧めできる内容。川井憲次の音楽にハマった契機もこの映画からです。 立喰師列伝にも登場する月見の銀次(故・天本英世)の怪演も楽しく、「この制作費で映画が出来る訳がない!」と関係者に言われながらも見事にクセのある映像を作りあげています。今でも一番好きです。 ●「ケルベロス/地獄の番犬」 前作で主役を演じた千葉茂が多忙で撮影スケジュールを取ることが出来なかった為、急遽あの展開です。正直階段の踊り場で乱射するシーンと海老をむさぼり食うシーンしか記憶にありません。もっと面白くなる可能性もあったのですが…。 ●「トーキングヘッド」 公開時すでに地元に戻ってきており劇場では未見。紅い眼鏡でも使用した閉館した映画館(脚本伊藤氏の実家)を撮影のメイン舞台とし、独特のムードで物語は進みます。これ、面白い。未見の方は必ず観て欲しい。悪夢の中を泥をかきわけて進むような雰囲気を感じられます。アニメ制作現場というかなり一般からは馴染のない世界が題材ですが、それ故に押井臭さはかなり凝縮されて感じます。
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クリエーターは「押井守」「千葉繁」「藤木義勝」です。 この商品を買った人は他にも「真・女立喰師列伝 コレクターズ・BOX (初回限定生産) [DVD]」、「紅い眼鏡<完全盤>」、「ケルベロス東京市街戦首都警特機隊全記録 (Gakken Mook)」、「TOKUMA Anime Collection『天使のたまご』 [DVD]」、「御先祖様万々歳!! コンプリートボックス [DVD]」、などにも興味を持っています。 |