ラブ&ポップ SR版 [DVD]
アニメ『新世紀エヴァンゲリオン』でセンセーションを巻き起こした庵野秀明監督が、村上 龍の原作を得て初めて実写映画に挑戦した。ヒロインは、16歳の女子高生たち。 水着を買いに渋谷へ出かけた裕美(三輪明日美)は、店頭で見かけたトパーズの指輪がどうしても欲しくなる。所持金が足りないので、いやらしい中年オヤジと一緒にカラオケで歌ったり、オタクっぽい青年とレンタルビデオに行ったり、ときには危ない目にも遭いながら、援交で金をもらっていく。 小型ビデオを駆使して裕美の主観を多用したざらざらした映像が渋谷の街を、そして彼女の心をとらえている。ラストで『あの素晴らしい愛をもう一度』が流れるなか、どぶ川を進んでいく4人の少女の姿は勇ましくもあり痛ましくもある。裕美の友人に仲間由紀恵、希良梨、工藤浩乃。数あるコギャル映画のなかでも最も彼女たちの真実に触れることができた傑作だ。(堤 昌司) レビュー ![]() 援助交際したことがない監督の援助交際の映画
健全な少年が映画撮ったんでしょう
その証拠は特にそういうのが分からない自分が見ても、十分想像できるもの、考え付きそうなこと想定範囲内のものしかフィルムにはないからだ 悪い意味ではないですが、斬新という言葉は物語には見えてこずカメラワークに見える・・ カメラが普通の映画にはないとこにある 女子高生の足から見た世界とか電子レンジの中にカメラおいてみたり そして一つ一つが事件だと思うけど事件を取り扱う映画の中には具体的な解決策や問題点を一向に提示せずただただオシャレに見せてちょっと感動入れて終わらそうとする監督がいる中で、この作品はその点、まともだと思った(これ見てストップする人も絶対いるから) そこまで楽しめる作品だったともいえないが・・ 一個一個のエピソードであまりに気分が窮屈になりどんよりし家族でもいてたとしたら終わりだなこりゃと思わせるシーンがあるので気をつけなければならない 浅野忠信が相変わらずおもしろいなと思った 何故ビデオ画像に拘る?
オリジナルの劇場版が見られるのは、旧版のDVDのみ。オリジナルは5つ星だけど、ビデオ版はチープなAVを見ているようで本当に気色悪い!せっかくの名編がビデオ画像によってかなり損をしている。ビデオ、LD、今回のSR版と何故に監督はビデオ画像に拘るのか、理解しがたい。
気持ち悪い
私はこの監督はアニメを作らせたら、それこそ宮崎駿を超える天武の才があると思っています。
しかし実写の方はどうも・・・。 「他人と同じことはやりたくない」というスタンスは評価したいのですが、それが成功しているかどうかが問題。 この映画のカメラワークがそれを顕著に表していると思います。 俺にはアニメ雑誌なんか要らない
アニメファンが、アニメと比較したレビューなんか痛々しくて読んでられない。自分は村上龍原作の映画が好きなのだが、前作『トパーズ』の映画を観て落胆したので、今度こそは、という気持ちで『トパーズII』であるところの本作を観た。そういえば1997年の渋谷は、世間はこうだったなという思いで、くるくると変わる不安定な映像を観た。でも、主人公たちの行動や気持ちはとてもストレートに伝わってきた。『あの素晴らしい愛をもう一度』が流れるラストでは、心の中で拍手を贈った。これはひじょうにストレートかつ意欲的な青春映画だ。そして村上龍の世界だ。
ただ、映像特典は蛇足だったと思う。 2004年に見直してみたら
この映画を最初にリアルタイムで見たときにはとても陳腐な作品だなあと切り捨てていました。女子校生も風俗産業も日進月歩で進化している今、DVDが発売されて改めて見ました。当然映画の中に描かれている状況設定は古いものになっていますが、女子高生が周りの状況に翻弄されながらも、それなりに一生懸命に生きている姿が浮かび上がってきて、何だか感動してしまいました。この映画で言いたいことが、ラストの目黒川を延々歩くワンカット長回しシーンにすべてが集約されているのが今回見直して痛いほど伝わり胸がジーンとしました。「バウンスコギャル」と並んで、都会派青春ドラマの佳作といえるでしょう。公開時言われた映像のカメラワークなども、今見ても面白いです。
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クリエーターは「庵野秀明」「三輪明日美」「仲間由紀恵」「希良梨」「吹越満」「浅野忠信」「森本レオ」「岡田奈々」「村上龍」「薩川昭夫」です。 この商品を買った人は他にも「式日 [DVD]」、「しあわせ色写真館 [DVD]」、「Pastel―仲間由紀恵ファースト写真集」、「溺れる魚 [DVD]」、「ごくせん卒業スペシャル’09 ヤンクミ最後の卒業式![2枚組・本編+特典ディスク] [DVD]」、などにも興味を持っています。 屋根裏の散歩者〈完全版〉 [DVD]
レビュー ![]() エキセントリック・ますみ。
江戸川乱歩の世界観と実相寺監督とは、ほんとうに相性がよかったのだと、実感する一本です。
基本線は原作と忠実に展開しますが、オリジナルとして、遠藤以外の東栄館の面々のエピソードが肉付けされています。その住人達の、いかにも乱歩的といったぐあいの胡散臭さ。 とくに、宮崎ますみ演じるバイオリン嬢のエキセントリックぶりは、彼女が主役の乱歩のはなしがよみたい・・・とまでさせてしまうところ。 今日になっての復帰がたいへん喜ばしいかぎりです。 そして、それこそ煙草の煙のように、ゆうらり、と消えてはまた、ふう、と現れる、嶋田氏による明智小五郎の不確かな魅力。 加賀恵子の濡れ場が無意味に多く、ぼかしで引いてしまった、という悔いはありますが、個人的に『D坂の殺人事件』より出来は良いかと。 ご期待にそって、画格はとことん、ななめです。 故実相寺監督作品
故実相寺監督の脂の乗り切った時代の名作。これまでのビデオはかなり暗く見難かったが、ニューマスターで発売。加賀恵子がエロッぽく、不思議な女優さんで他の映画も見たくなる魅力を持っている。江戸川乱歩の原作は、少し時代がズレた異次元の世界で、大正時代のSM感覚と古典的なのぞき趣味が下敷きとなっている。映画はこのレトロな雰囲気を漂わせ、原作に忠実。しっかりした役者構成とカメラアングルで映画としての完成度が極めて高いと思う。同監督の他作品には、ややオタク系のものもあるが、本作品は誰でも楽しめる、雰囲気に酔える映画。
是非とも!
これはオモシロイです。まず役者。主役の三上、明智の嶋田、他、いい味出してる人ばっか。厚いです。原作を裏切ってはいないと思います。廃退したダルな空気感と監督の技がピッタンコ。本来異色な画像なはずですが自然に観ていく事ができます。満足感が残ります。だんだん狂っていくバイオリンの音色が実に良いです。
骨格部分はほぼ原作通り
1920年代半ばの東京本郷の下宿屋・東栄館だけが本作品の舞台である。下宿屋の名称のみならず、作品の骨格部分がほぼ原作通りである一方、ストーリーに関与しない、原作に無かった東栄館の怪しげな住人の描写も豊富である。
そこで起きた殺人事件の犯人を嶋田久作演じる明智小五郎が、心理的に追いつめていく。東栄館から漂ってくる、時代を反映した退廃的雰囲気の中だからこそ起きたと言える犯罪で、加賀恵子のあけすけな性行為、清水ひとみと寺田農による倒錯的美学、宮崎ますみが見せる狂気などが、その雰囲気を盛り上げる。 エロスとデカダンスを全編に漂わせ、加賀恵子をフィーチャーしたところなどは、まさに実相寺昭雄らしい作品と言えるだろう。
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