今夜は焼肉とビールだ
「戦国」「オトナ帝国」に続いて観たのが本作。
明らかに作風が違うんですが、共通してるのは家族が一番ってコトですかね。
この作品はギャグ路線で製作されてるとは思いますが、すごく笑えたってところもないし、
正直、良くできたストーリーとは言い難いとは思います。
しかし、「スイートボーイズ」との死闘?を終えて家路につく野原一家、
電車に乗るシーンから、自宅に帰り着くまでのほのぼのとした雰囲気の描写がとても好き
なんですよね。
「家族そろって焼肉を食べる」すごーく平凡で普通なんだけど、こうありたいっていう
当たり前の幸せが描かれていて、好感のもてる作品でした。
面白いε=(>ε<*)
流れは面白い
久しぶりにオカマ(ひろし)も登場するし、随所随所に濃い笑いがあって見てて飽きません。
華原朋美の登場も違和感なく溶けこめてます。
戦国やオトナみたいに感動イコールクレしんだと馬鹿な勘違いして無理矢理感動させようとした結果駄作連発となったムトウの作品よりは遥かに遥かに良作です!
個人的にヒッチハイクのシーンの「げっちゅぅ☆」がお気に入りです
“笑い”が『クレヨンしんちゃん』っぽくない
ゲゲゲの鬼太郎やドラえもんのリメイクが初期作品とかけ離れてしまったのと同様、本作品もクレヨンしんちゃんの本来の姿から離れてしまっているように思えた。
野原ひろしは頼りなくて喧嘩が弱いのが売りで、ここぞという時に足の臭さを武器に立ち上がる等、情けなくも格好良いのが持ち味だったのに、今回は普通に喧嘩が強い。個人的にはそこが一番残念だった。
そして所々で、わざと絵柄をガラリと変えてギャグにしているが、絵柄があまりにも原作と違いすぎて全然笑えなかった。今までの映画にも顔が変わったり絵柄が劇画っぽくなったりして、それがかなりの笑いにつながるシーンはあったが、それはクレヨンしんちゃんという作風の範囲内での変化だったから笑えた。今回の絵柄変化は、明らかに違う。実際に見てみないとわからないと思うが、こんなのは本来のクレヨンしんちゃんの笑いではない。
焼き肉食べたいから頑張る、テーマは馬鹿馬鹿しくて良いが、流れが不自然。敵と焼き肉が関係しているのかと思ったが、全く関係なく、最後はただ呆然としてしまった。
敵の若い女やウエスタン風の男は何だったんだ?人間関係にも中途半端な設定があるみたいだけど、ギャグではないし、それがなんなの?っていうレベルのもの。
クレヨンしんちゃんは漫画も映画もテレビも大好きだが、本作は唯一、つまらないと言えてしまう作品だ。
テーマ性は少ないが娯楽作品としては最高!
原監督が降板したと聞き少々不安を感じながら観た本作ですが、一瞬たりとも目を離せない面白さに感激しました。ストーリーや小ネタ等全体的にすごいボリュームで、90分より長く感じた程です。
『〜温泉わくわく大決戦』の温泉と焼肉を入れ換えた様な(・・って分かり難い?すみません)本作で一番ユニークなのは、家族全員の絆やチームワークの要因が「焼肉食いてー」という事でしょう(笑)。自分達が焼肉に舌鼓を打っている所を想像する場面では、なぜかリアルなタッチに変わり、まるで観客にも味を伝えようとしているかの様に描写され、見ているだけで登場人物に感情移入してしまいました(笑)。野原家の奮闘に目が離せません。また、かすかべ防衛隊は、今回は友情や自己犠牲を見せ、いつもよりさらに感動させてくれます。それも必見。
ツボを押さえたパロディも健在で、特に元ネタとそのまんまな『ブラックホーク・ダウン』、『地獄の黙示録』のキルゴア中佐(『ワルキューレの騎行』を流しながらヘリの大群をけしかける人)が元ネタの堂ヶ島少佐(サングラスと帽子のファッション、「朝に嗅ぐナパームの香りは格別だ。勝利の匂いだ。」などのセリフなどメチャクチャ忠実にパロッててビックリ!)や、敵のボスの歌(たぶん『ロッキー4』でおなじみジェームス・ブラウンの『Living in America』の替え歌)などが最高でした。あとボーちゃんは『スパイダーマン』バリの必殺技(笑)、しんのすけは『M:I-2』バリのアクションも見せてくれ、個人的にはウケました。
とにかくボリュームがあり過ぎてとてもまとめきれませんが、これは子供と一緒に大人(特に30〜40代の方)も楽しめるアニメだと思います。疲れた時、ヒマな時にもイイかも。未見の方、一見の価値アリです。
腹が減っても戦が出来る? 『視聴者の空腹LV95』
たとえば馬の目の前にニンジンをぶら下げると馬は大好物を目の前に興奮して、全速力で疾走する。それを誠実に表したのが今作品。
えー今どきヤキニク〜?大したことないじゃーん。ステーキや寿司のほうが豪華だよね〜。
などという人もいるかもしれませんが、ヤキニクってかなり豪華だぞ?
そりゃ毎日毎日ヤキニクばっかだったらありがたみもへちまもないけれど、
野原家のようなごく一般家庭が食するには財布との繊密な駆け引きが要求されるかなりハイクラスな食事です。
かくいう私も半年に一回するかしないかペースで家族と食しています(リアルに)
考えてみて下さい。朝も昼も飲まず食わずに全速力で走り回って、不快なことがすべて綺麗さっぱり片付いた夜遅くに待ちに待った大好物を食べる。
この美味さは多分、松茸や寿司なんかの比ではないと思います。きっと涙が出ます。生きていることに、食事をすることに心から素晴らしいと感動するでしょう。
オーバーかもしれませんが私自身似たようなことを何度も経験しているので、ラストは食後だというのにお腹が減りました(笑)
監督はかったるいやることを終えてから好きなことをやる行動はこの上なく美味で快感であるということを私たちに伝えたかったとしか思えない!
・・・まあ伝えることがある場合であったらの話で、実際はギャグ満載のいつものクレしんです。
ただ、何故タイトルがヤキニク云々?とかではなく、目標が何であれ何かに向かって全速前進するというその過程は大事なんじゃないでしょうか?
お勧めは坂道自転車のシーン。鳥のような感覚は結構すっきりします。
同シリーズ「アッパレ戦国」「オトナ帝国」で少し疲れたらこれでリフレッシュもアリです。