新宿マッド(若松孝二傑作選2)
レビュー ![]() 必聴!!
これはすごいです!
晩餐よりも生々しく、エキサイティング!! 特に、陳信輝のギターとつのだひろのドラム! ドラムソロはめちゃくちゃ迫力があります。 ちなみに、5曲は陳信輝のソロアルバムに、7曲目はフードブレインのアルバムに入っている曲の別テイクです。 音質は、曲毎に変わるので一概には言えませんが、全体的に安定していて良いです。 是非、聴いてみてください!! 初期衝動
当時の日本発ニューロック。前へ、前へ。つんのめる演奏。沸点近し。しばしのピアノ、ブルース(迷宮世界?)。凝縮されたエネルギー。混沌。そして、熱い季節へ‥
映画のサントラを超越して聴ける最高のロック盤
映画を観た感じだと、フリージャズ色が印象強かったが、まったく裏切られた。
全編インストで、1曲目からいきなり炸裂ハイテンションな、 超絶エネルギッシュ・プログレ・ブルージー・ハードロック。 70年代初頭に短期間活動していた 伝説的スーパーバンドである フード・ブレインのメンバーは、 ギターの陳信輝を中心とした4人組である。 ドラムにはあの、つのだ☆ひろ。 このつのだが、ジョン・ボーナムを彷彿とさせる 爆撃型へヴィ・ドラムを打ち鳴らしているのである。 当時の実況アヴァンギャルド的空気感を漂わせる音質の 生々しい荒さや汚さが、逆に奏功し、カッコよく聴こえる。 全11曲71分28秒、あっという間に駆け抜ける。 映画未見でも、関係なく楽しめます。
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クリエーターは「フード・ブレイン」です。 この商品を買った人は他にも「腹貸し女(若松孝二傑作選3)」、「天使の恍惚(若松孝二傑作選1)」、「JAPROCKSAMPLER ジャップ・ロック・サンプラー -戦後、日本人がどのようにして独自の音楽を模索してきたか-」、「若松孝二傑作選(4)ニューロック&アンダーグラウンド」、「LEGEND 40周年記念ボックス」、などにも興味を持っています。 腹貸し女(若松孝二傑作選3)
レビュー ![]() とりあえず
とりあえず、買えなくなる前に買っておいた方がいいと思います。ジャックスBOXのCDには収録されなかった、今までは映画本編を観ないと聞く事が出来なかった音源も初収録です。聞き所は、GSのカバー・インスト曲・ベースのチューニングかな?
腹貸し女(若松孝二傑作選3)を見てみる
クリエーターは「ジャックス」です。 この商品を買った人は他にも「LEGEND 40周年記念ボックス」、「新宿マッド(若松孝二傑作選2)」、「I LOVE HONZI」、「天使の恍惚(若松孝二傑作選1)」、「若松孝二傑作選(4)ニューロック&アンダーグラウンド」、などにも興味を持っています。 実録・連合赤軍 あさま山荘への道程 [DVD]
レビュー ![]() コントにしか見えない
思想的な内面が見えずに、昭和の懐かしいシーン再現集と評価した。
連合西軍に関する著作を読み終わった後に、出来事のみをまとめた確認程度を、 期待するなら見ても良いが、作品としての価値はなく時間の無駄。 3時間以上の時間を鑑賞に使った事を、公後悔している。 ひとつの時代の記録
おそらく今の20代30代の方々がこれを観ても、ひたすら「?」を感じるだけでしょう。当時の学生運動や「あさま山荘事件」に多少なりとも興味を持っている人でない限り、この映画の本質は理解出来ないものと思います。
今までも「あさま山荘事件」を取り上げた書籍や映画はありましたが、それは事件そのものを描いたものであったり警察側からの視点で描かれたものでした。しかしこの映画は連合赤軍の活動そのものが主題であり、その中で逮捕や逃亡などで指導者を失ってしまったブントの残党たちによる狂気の「総括」の様を克明に描いた映画であるという点で、今までのものとは視点が違います。そしてその流れから発生した「あさま山荘事件」は“最後の闘争”としてラストに描かれているだけです。 1960年〜70年代の世界的な激動の中で、当時の学生達が何をどう変えたかったのか。「大学の学費値上げ反対」などといった些細な事に抵抗しようとした気持ちが、ベトナム戦争への反戦をテーマとした動きと同化し大きなうねりとなって行ったという、当時独特の空気が支配してたからこその運動・活動だったように思います。「彼らの活動はあまりに稚拙だった」と結論付ける方も多いと思いますが、当時に身を置かない現代の我々が批評・批判しようとしても、これはあまりにも異次元すぎて的確には論ぜられないと思います。 この映画は若松監督が描いた「記録」です。当時の思想背景と彼らの活動が非常に良く整理整頓されて描かれています。「革命を起こす」という理想を掲げながらも指導者不在のブントがはまり込んだ迷路の中で、多くの犠牲者が出てしまった。「連合赤軍とは、実は自分達自身が何をやってよいのかをわからずに、革命という大義名分を唯一の拠り所にして突っ走ってしまった集団だったのではないか」というのが私の感想です。 坂井真紀さんの演技は素晴しかった。 え、普通に面白かったんですけど。
あまり実録って感じはしなかった。
他の方も言われてますが、 ドキュメンタリー的な映画というより青春映画に近いかと。 あまり詳しくないので、本当に連合赤軍があんなエセ革命家ばかりだったのかはわからないんですが こいつら権力に反抗する気はあるのにリーダーに反抗する気にはならなかったという矛盾(笑 描写はかなり圧倒されます。 僕も見てる途中凄くイライラしました。 でもそれはやっぱり画面に引き込まれたって事ですね。 見ててイライラするのが嫌な人はダメでしょうけど、そうじゃない人は是非。 若者のマスターベーション
まず坂井真紀さんの演技の素晴らしさは圧巻です。そして若松孝二監督、ここまでリアル
に作品を創り上げるのは並大抵のことではないと思います。60年代の安保闘争について全 く知らなかったのですが噛み砕いて理解することができました。 こんなバカな連中のために何人もの人間が死んでいったのかと思うと悲しくなります。 陳腐な思想、客観的に自分たちのことを見ることができない思考力、戦略も戦術もなくビ ジョンもない、無能なリーダー、見ていて飽きれてしまいます。ついでに疑心暗鬼、痴情 のもつれと来ればダメな組織の典型例ですね。同じ日本人かと思うと恥ずかしくなってき ます。明治維新と比べられるようですが比較にならないほど幼いものです。ただ一つ彼ら を評価できるとすれば団結力でしょう、それだけは今の若者にはない点です。 「総括」「自己批判」そして・・・1972年は辛すぎる
1960年安保闘争からあさま山荘事件の終焉まで。若松孝二監督はよく描いておいてくれた。
ある時代の日本の若者の挽歌である。 日本の若者たちはなぜあれほど怒り狂うことができたのか。そして、不思議にも日常化されていったのか。 これはそのような流れの中で突出した、あの時代の希望の星であった連合赤軍の実録。 森と永田がしきったグループは 何故 多くの兵士を死なしてしまったのか。 「総括」 「自己批判」 そして「処刑」 辛すぎる。 処刑された者の中には私の母校在籍者も兵士として参加していたのである。 愚かであったのか・・・ この事件以後、私たちは現実を直視し変えていく、具体的な方針に転換した者たちが出てきた。 彼らは今は もう本当に老いぼれになりかけているが、それでもまだ頑張っているのである。
実録・連合赤軍 あさま山荘への道程 [DVD]を見てみる
クリエーターは「若松孝二」「坂井真紀」「ARATA」「伴杏里」「地曵豪」「並木愛枝」「佐野史郎」です。 この商品を買った人は他にも「赤軍‐PFLP 世界戦争宣言 [DVD]」、「226 [DVD]」、「若松孝二 実録・連合赤軍 あさま山荘への道程」、「丑三つの村 [DVD]」、「接吻 デラックス版 [DVD]」、などにも興味を持っています。 赤軍‐PFLP 世界戦争宣言 [DVD]
レビュー ![]() 今や遺物と
当時としては、画期的作品だったでしょうが、ただの遺物となった現代ではその価値も低いといえなくもない。作品的には5ですが。再見しましたが、どうしても理解に苦しむのは、パレステナを解放するために何故、赤軍のメンバーがイスラエルを攻撃しなければならないのか、という点に尽きます。結局は重信、岡本も邪魔者扱いされその末路はご承知の通りです。今の時代の若者に観せても退屈きわまりないと言われるかも知れません。
まさか今作がDVD化されるとは、、、。
ご存知の通り、若松孝二と足立正生のふたりが、赤軍派の海外拠点作りの為レバノンに渡っていた旧知の重信房子の呼びかけに応じて、71年半ばパレスチナに赴き、日本赤軍とPLO内での最過激派PFLPとの武闘共闘を撮り上げたプロパガンダ・フィルム。国内では70年代激化した爆弾闘争の煽りを受けて公共施設での上映は当然ままならず、若松プロが赤バス隊を組織し全国を廻りフィルムをかけたのは有名。
私は今作を、80年代前半に2回観る機会があった。1度はPLO主催(だったと思うが)のパレスチナ難民救済の集会、もう1度はある人物の裁判支援集会。当時、日本赤軍はハイジャック闘争を軸に世界的に活動するテロリスト集団とのイメージが一般的にあり、と言うと、えらく物騒な会と思われるかも知れないが、どちらも穏健な集会であり、つまりそれだけ今作が、そのメッセージ性にも拘らず、この当時の人権派集会の場で、ある程度の頻度で上映されていたんだと思う。 映画は、武装闘争は絶対的現実であり、武器は抑圧された人民の言葉そのものであり、革命とは世界戦争である、とのテーゼの下にパレスチナ・ゲリラの軍事訓練が延々と続くような展開。パレスチナ難民の女性、フランス人義勇兵らのインタビューと共に重信も語っていたと思うが、覚えがない。 やはりパレスチナ問題を扱い、同時期製作されたJ・L・ゴダールの「ヒア&ゼア」に比べると、政治プロパガンダ色が全面に押し出されている分、映画的には退屈。ただ、若松は自著「俺は手を汚す」で今作について語っており、それによると、ヨルダンでの山岳訓練を撮了後、若松たちはゲリラのコマンド部隊に促され早々に下山、その直後、部隊はイスラエル軍の急襲にあい壊滅させられたとの事。危機を察知しながら、自分たちだけを逃がした彼らのその“思い”が、その後の若松たちに大きな影響を与えたのは推察出来る。事実、今作を契機に、日本赤軍はテルアビブ・ロッド空港乱射事件を実行し、足立は映画監督の道を捨て、赤軍のスポークスマンになり、若松は37年の歳月を経て、日本に残った赤軍派の末路を撮った。そんなジャーナリスティックな観点から見れば、新たな関心を持たれる作品なのかも知れない。 それにしても、今作がDVDとなり商品化されるとは、、、。彼らの存在が、もはや完全に「伝説の遺物」になった事を実感する。
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クリエーターは「若松孝二;足立正生」です。 この商品を買った人は他にも「実録・連合赤軍 あさま山荘への道程 [DVD]」、「東京暗黒街・竹の家 [DVD]」、「若松孝二 実録・連合赤軍 あさま山荘への道程」、「抵抗-死刑囚は逃げた [DVD]」、「「あさま山荘」篭城―無期懲役囚・吉野雅邦ノート (祥伝社文庫)」、などにも興味を持っています。 完全なる飼育 赤い殺意 [DVD]
レビュー ![]() 最高でした!
佐野史郎さんの迫真の演技・伊東美華さんの体当たり演技が最高でした!
伊東さんが陰毛を剃られて、股間にシッカロールを付けられるシーンといい 全裸で歩き回るシーンといい、よく局部が見えなかったと思いました。 当然、見せないようにしているのですが、興奮しましたよ。 伊東美華ちゃんとってもきれいです
ご存知のシリーズ第6弾、監督が若松さんと言うこともありコレまでとは一味違った迫力あるつくりとなっています。
飼育する側が佐野史郎さんで、小学生だった主人公を誘拐してきて何年も監禁しているという設定です。 この佐野さんがはまり役!冬彦さんの時の狂気ぶりがかわいく見えるくらい怖いです。 そしてそれに怯える飼育されてしまっている伊東美華ちゃん。 全編通してすっぴんなのですが、ほんっとにきれいな裸体です。張りのあるバストは芸術的です。 その彼女がとてもデビュー作とは思えない演技を見せてくれます。アンダーヘアを剃毛までされてしまっていて、かわいそうな女の子ですが、その怯え方は佐野さんの狂気に負けないくらい迫力があります。 この二人の演技は間違いなく必見の価値ありです! 星一つマイナスなのは、大沢君の演技が、頑張っていたのですが、二人に比べるともう一歩だったのと、 このシリーズのテーマはで加害者と被害者の間に一定時間経ることにより信頼関係が芽生え、愛に発展するといったストックホルム症候群だと思うのですが、この映画の加害者はただ恐怖のみで支配していて、被害者が服従していたのはただその恐怖を回避する為だけで、信頼関係や愛情は生まれていないと思います。 その為かラストはコレまでと趣の違うものになっています。 それが監督のねらいだったのかも知れませんが、シリーズとしてはちょっと違うかなと思ってしまいました。 伊東美華に免じて☆5つ
男が女を監禁する、ストックホルム症候群が絡む設定であるが、そこに殺人犯の男が逃げ込んだことから、新たな展開を見せる。特典映像に収録されている公開初日の挨拶では、主演の伊東美華が「女性が見ても納得できるラスト」と言っているが、確かにそう言えるかもしれない結末である。
佐野史郎の演技力はすばらしく、この作品の中で一番の存在感を示しているが、男性にとっての目当てはやはり伊東美華だろう。彼女は実際に剃毛された上に化粧もせず、出演時間の半分が全裸と言う役所をデビュー作ながらよく演じきったと思う。非常に甘い評価であるが、彼女に免じて☆5つとする。 「飼育」シリーズは・・・
やはり「飼育」シリーズは、主演女優の裸の美しさが全てである。
彼女は、地方のモデルとして成功していたが、この作品のためにその美しい肢体を披露した。 その肢体の美しさは、ピンと立った乳首の美しさに凝縮されており、これがこの作品のレベルを決定した。 彼女のイメージDVDでも、その美しい乳房を乳首を見ることが出来るが、もっと彼女の裸が見たいものだ。
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クリエーターは「若松孝二」「大沢樹生」「佐野史郎」「伊東美華」「石橋蓮司」です。 この商品を買った人は他にも「完全なる飼育 愛の40日 スペシャル・エディション [DVD]」、「完全なる飼育 香港情夜 完全版 [DVD]」、「飼育の部屋 ― スペシャル・エディション [DVD]」、「完全なる飼育 ~秘密の地下室~ [DVD]」、「せつな ヘア無修正 [DVD]」、などにも興味を持っています。 エンドレス・ワルツ [VHS]
レビュー ![]() アングラ名画?!
実は灰野敬二が出ていると言うだけで買ったのですが 出てる俳優さん達が予想外に◎俺もあの位人を好きになりたいし愛されてもみたい(:_;)しかし実際当事者だったら危険で怖いかも^_^;)だから悲劇的なのかも…
良い
和製シド&ナンシー、納得です。町田康と広田レオナがだす独特の雰囲気が映画をより良いものにし、2人の普通とは違う世界を上手く表現していました。エロさとグロさと全共闘時代を漂わせる、若松監督らしさがでていました。
素晴らしいの一言
70年代激動期、時代の汚穢にまみれながらも確固として天才の輝きを放ち続ける一組のカップルを描いた映画です。
町蔵時代の町田さんが、血走った眼をぎらつかせて泡は噴くわ泣くわ叫ぶわ…いろんな表情が見れますよ!コスプレまでしてます(笑)。広田玲央名さんのまったりした演技もいい感じ。悩殺されました。 かなりえぐいシーンもあるのですが、そこはそれ、若松孝二監督が持ち前の卓越したセンスで、美しく繊細にまとめ上げています。旧同潤会アパートのアールデコな内観も楽しめて貴重です。また全体を通して音楽が効果的に使われていました。無音の中で狂気に震え、能天気なアイドルソングで涙するという不思議体験をしてみたい人は是非観て下さい。きっと忘れられない一作になるでしょう。 ザ狂気
町田康演じる「薫」の目がすごい。
これこそキング・オブ・狂気です。 8年前
私がまだ、若かれしころ、何気なく気になったこの映画を当時の彼と見に行った。期待していなかった部分もあったが、タイトルにひかれ行ってみたら、びっくりした。
なんじゃこりゃー! こんなアバンギャルドなラブロマンスがあっていいのか!それから私は鈴木いずみのファンである。 とにかく、こうやって人は生きれたら、戦争は起こりません。 肝に銘じて、観ましょう 私の人生観を改めて、見直そうと思った一本である。
若松孝二 実録・連合赤軍 あさま山荘への道程
レビュー ![]() 映画のパンフレット
本書は映画のパンフレット。いつもは購入しないが、若松監督のトークショウとパンフレットサイン会とあれば購入しない訳にはいきませんでした。
本書の凄いところは、この映画を観た後に読むと映画の理解がもっと深まるということです。 そこいらのパンフレットとは一線を画す本書。映画を観た人間には必読の書です。映画も傑作であるからパンフレットも凄いのです。映画も必見です。 さて中身は60年からあさま山荘事件、その後の年譜や、吉野雅邦役を演じた役者への本人からの手紙。また映画シナリオ全部、関係者による座談会。役者たちの映画へのメッセージ。若松監督からのメッセージ等盛りだくさんです。内容はパンフレットとしては高額な本書の価格が本当に安く感じられるものです。そして本書の内容はどこまでも熱いのです。その熱に触れるだけで、心に火がつく感覚が得られます。マイナスイメージの彼等の行動に少しでも何かを感じることができるのです。マイナスの中になにかプラスがあるのです。彼らの起こした行動ではなく、その原動力に心が動くのです。その心にともされた火を絶やさないことが、これからの人生において大切なことだと思います。 「まだ何も終わっちゃいない!」〜問われているのは私達の<勇気>ではないのか
浩瀚なパンフレットである。難をいえば、サイズが大きく収納に困るのが玉にキズというところか。
映画前半の赤軍派結成に至る事実関係については、誤認が多く、ブント系党派の諸氏から様々な批判、ないし罵詈讒謗が加えられている。だが、この種の検証作業は篤実な研究者の手に委ねられるべきものであり、この映画にそこまで求める必要はないだろう。 そもそもこの映画は懐古趣味の、ノスタルジアではない。現代を生きる私達に向けられたメッセージである。飛行機爆破のシーンは「バカヤロー!こんなことで終わってたまるか!」という怒号にも思え、「勇気がなかった」という科白はむしろ私達観客に対して発せられた言葉であるように思える。何をやったっていい、ただ、後で「勇気がなかった」という後悔だけはしないでくれ、そんな叫びが木霊してくるような気がした。 それにしても監督の「それでも僕は、若いやつらを信じる」(本書p.182)という科白は泣かせる。些か自慢し過ぎのきらいはあるが、誇りに思っていい科白だろう。 彼は、通り魔殺人をする人間にだって優しさはあるんだ、と言い切る。そこらに転がっている凡庸なコメンテーターは少し恥じた方がいい。(若松は「希望は、戦争」の赤木智弘を批判する一方で、今の若者は不幸だ、監視カメラだらけで自由なんてどこにもない、と正確に洞察している(「キネマ旬報」08年3月下旬号)。最終的に若者達に共感を寄せていく点で、彼のスタンスは「理由なき暴行」の当時から一貫している) 「映画は志だ」と若松監督は常に語っている。私達自身の志もまた、問われている筈である。 映画を観終わった後に
先日、「実録・連合赤軍 あさま山荘への道程」を観に行き、
この公式ガイドの価値を実感しました。 この時代に「当事者」として関わった人たちも、そうでない人たちも、 こういう時代があり、必死に権力に逆らい、自分たちの考えを貫いて、 生きた若者がいたという事実を知る機会になると思う。 そして、何が正しいのか、間違っていたのか、感じる事ができるのでは ないかと思う。掲載している全脚本も一読の価値あり! 本書が映画のパンフレットです
タイトル通りですが、
本書が映画「実録・連合赤軍 あさま山荘への道程」のパンフレットとなります。 劇場でもこちらの方が販売されています。 パンフレットで1470円は高いとお思いになられるかもしれませんが、 大判な上に膨大な情報量が詰め込まれているので、 一般書籍として考えれば、結果的にはお得だと思います。 映画の台本も収録されていて、完璧です。 映画を観終えて余韻を楽しみたいなら必読の一冊です。 革命遂行という外に向かうべきエネルギーが内部の破壊に向かった瞬間
本書は、映画の解説書ということもあり、当時何が起こったか、
吐き気がするくらい良く分かります。学生運動がどのような過程を 経て連合赤軍が組織化され、最後には、同士殺人、あさま山荘篭 城に至るまで内部で何が起こったか整理されています。同士殺人 の本質は、内向的集団心理状態の中で組織を純化精鋭化すると いう名目で、その実、各個人の自己正当化するために組織内の弱 者の排除だと理解しました。社会の風潮を否定する組織において、 その内部では組織の意に反する自由思想は認められない画一的 全体主義であった部分は大いにオウムに類似します。 ところで、一般的な日本語の使い方として、粛清とは、不純不 正なものを排除し整え清めることであって、殺人を含有する言葉で はない。本書の内容紹介にも粛清が用語として使用されているが、 赤化革命を美化すべく、スターリン、毛沢東から連なる共産主義組 織内の権力抗争・内ゲバ殺人に拡大適用されることに違和感を覚 えます。本書が朝日新聞社から出版されたことには頷きます。 連合赤軍に加わったメンバーの一人が当時事件を振り返って 語る。結果的に仲間を殺したことは間違っていたが、世の中の不 条理を訴えたこと自体は今でも間違っていないと信じているのだ と。反省と総括という言葉は何を意味するのか虚しさを思ふ。
若松孝二 実録・連合赤軍 あさま山荘への道程を見てみる
クリエーターは「「実録・連合赤軍」編集委員会+掛川正幸」です。 この商品を買った人は他にも「連合赤軍事件を読む年表 (オフサイド・ブックス)」、「「あさま山荘」篭城―無期懲役囚・吉野雅邦ノート (祥伝社文庫)」、「実録・連合赤軍 あさま山荘への道程 [DVD]」、「続 あさま山荘1972」、「あさま山荘1972〈上〉」、などにも興味を持っています。 若松孝二 反権力の肖像
若松孝二 反権力の肖像を見てみる
クリエーターは「平沢剛」「四方田犬彦」です。 この商品を買った人は他にも「若松孝二 実録・連合赤軍 あさま山荘への道程」、「赤軍‐PFLP 世界戦争宣言 [DVD]」、「時効なし。」、「映画/革命」、「実録・連合赤軍 あさま山荘への道程 [DVD]」、などにも興味を持っています。 Hotwax presents 日本映画名作完全ガイド ~昭和のアウトロー編~ ベスト400 1960~1980
Hotwax presents 日本映画名作完全ガイド ~昭和のアウトロー編~ ベスト400 1960~1980を見てみる
この商品を買った人は他にも「資金源強奪 [DVD]」、「和モノ事典1970’s 人名編―Hotwax presents」、「Hotwax presents 歌謡曲 名曲名盤ガイド 作曲家編 1959-1980」、「異常性愛記録 ハレンチ [DVD]」、「続歌謡曲番外地 -恋のコマンド-」、などにも興味を持っています。 |