砂時計 スタンダード・エディション
レビュー ![]() ノスタルジー感あふれる、極上のラブストーリー
本作はまず舞台が素晴らしい。島根県ロケの空気感はノスタルジーの醸成に十二分の効果があったし、何より人のやさしさが琴線に触れる。加えて俳優たちの演技力もこのシャシンの世界に上手くはまっていた。夏帆は本当に田舎風景が似合う女優だな、と(笑)。本当は原宿でスカウトされたのはプロフィールでも明らかだが、とにかく都市よりも山合いを歩くほうがサマになる。原宿ロケもあったが、これまた田舎から出てきた感満点だったし。池松壮亮もさすがハリウッド仕込みだけあり、10代の甘酸っぱい恋を満点の演技で締めた。岡本杏理は所属も夏帆の後輩にあたるが「SMILE」の演技がフロックでないことを証明してみせた。それと藤村志保の鬼気迫る芝居。これがなかったら本作の印象も変わっていただろう。孫役の松下奈緒と抱き合うシーンはまさに「極上」であった。やっぱり「家族」にはおばあちゃんが必要だ、ということ。どこかREMEDIOSを彷彿とさせる音楽もノスタルジー感抜群で、これだけで涙がでてきてしまうぞ。東宝+TBSとしては「小品」の部類かと思うが、これは秀作である。佐藤監督の現在までの仕事でもベスト作だろう。ぜひ観てください。
劇場版でも伝わる、「砂時計」のテーマ
ドラマ版のファンで、劇場版に関しては、この大作を2時間程度の時間で、
表現しきれるのか、正直、疑問に思っていました。 でも、実際に劇場版DVDを見てみると、こちらはドラマ版のように、細かいエピソードを、 ストーリーとして描く代わりに、杏を中心とした登場人物の心象風景を、丁寧に描いていて、 「砂時計」という作品の魅力を、確かに強く持った作品に仕上がっていました。 主人公の杏は、父親に捨てられ、母親にも自殺によって、取り残されるという体験が、 トラウマになって残り、恋愛にも影を落とします。 人は強く生きられれば、それに越したことはないでしょうが、「強さは、弱さの上にある」という セリフで表現されるように、人は弱いところを持っているからこそ、周りの人に優しくなれる、 というメッセージが、この劇場版の砂時計でも、ドラマ版と同じように伝わってきました。 あまり期待していなかったけど、見終わっていい映画だったといえる作品でした。これから、 何度か、DVDを見返すことになりそうです。 どうしても昼ドラの砂時計と比べてしまいます
昼ドラの『砂時計』とどうしても比べてしまいますね。
映画では中学生の杏から始まっていました、ドラマでは小学生の頃から始まっていたはずです。 ドラマと同じように映画でも三世代それぞれの杏が見たかった! 夏帆ちゃんであれば10年後の杏役は他の女優さんの方が良かったのではないでしょうか?松下奈緒さんとは顔の作りが違いすぎるように思いました。 また、映画『未来予想図』からあまり時間を置かずに公開されたので、私の場合ストーリーがごちゃごちゃになってしまいました。 はっきり言えばドラマ版『砂時計』が原作に忠実に描かれていたようです。 出雲市、大田市、浜田市だけでなく、松江市もロケ地に選んで欲しかった。風光明媚な宍道湖や八重垣神社も『砂時計』のストーリーには不可欠だと思うからです!! 若手の演技力が光る
ラブロマンスの秀作ですね。若手陣の演技力には驚かされるばかりでした。一方で、ホラー映画のようなCGの演出のシーンがありますが、本当にホラー映画のようで演出過剰だと思います。このスタンダード版をみていて、エクステンデッド版に収録されているという部分が確かに足りなく、ストーリーが飛躍しているように感じました。DVDのスタンダード版もツイン・エディションのエクステンデッド版1枚単体売りにしたほうがよかったかもしれません。それ以外はおすすめです。
タイトルの「砂時計」のように
恋愛話の裏に重いテーマが潜んでいます。
ストーリーは、島根の農村に引っ越してきた中学生・杏は、母親が 人生に疲れて自殺してしまい孤独になるが、近所に住む大悟に 「ずっと一緒におっちゃる」と力強く宣言されて初恋を実らせるも、 その思いに疲れて別れたことを後悔している、というもの。 出会った幼馴染3人との初恋について、出会いから結婚までの道のり を丁寧に描いた作品でしたね。特に、中学生から高校生にかけて、 笑ったり泣いたりするところが、本人たちも楽しそうに演じていて 良かったです。 杏も母親も思いつめて…というところがありましたが、その苦悩や 後悔にもっと共感できるような流れだとさらによかった。悩んでる、 でも母親は居ない、彼氏にも相談できない、どうしよう、とネガティブ ループをもう少し。タイトルの「砂時計」のように、過去はいつか未来 になる(ひっくり返せばまた新たに時を刻む)というメッセージは分かり やすいだけに、残念でした。 出演した夏帆は、「うた魂♪」でも拝見しました。喜怒哀楽の「喜」 「楽」の演技がとても良いですね。相変わらず「哀」の部分がサッパリ しすぎてましたが、ひょっとしたら、現代っ子はそういうもんだという ステレオタイプに填められて演技しているのかも。うーん。 また、成長した杏を演じた松下奈緒もきれいですね。こんなOLさん が職場に居たら勇んで仕事に励むことでしょう(笑 映画に登場する世界最大の砂時計も実物を見たいな〜
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クリエーターは「佐藤信介」「松下奈緒」「夏帆」「井坂俊哉」「池松壮亮」「塚田健太」「岡本杏理」「戸田菜穂」「風間トオル」「高杉瑞穂」「伴杏里」です。 この商品を買った人は他にも「あの空をおぼえてる スタンダード・エディション」、「僕の彼女はサイボーグ 通常版」、「隠し砦の三悪人 THE LAST PRINCESS スタンダード・エディション」、「ゲゲゲの鬼太郎 千年呪い歌 スタンダード・エディション」、「東京少女 (通常版)」、などにも興味を持っています。 |