ケモノと魔法(初回限定盤)
レビュー ![]() つかれた夜の特効薬
原田郁子ちゃんのソロアルバム三部作、まんなかの作品。
絵本仕立てのCDブックがついている。 現実によく似た、けれど現実ではないむこうがわの世界につれていってくれる曲が並んでいる。 つかれた夜、すすむ道がわからなくなったとき、その世界にもぐりこんで、丸まってちょっと眠る。そうするとまた元気が出るような音楽たち。 「ピアノ」や「あいのこども」、「やわらかくてきもちいい風(弾き語り)」に耳を澄ますと、森の奥の湖のほとりにたたずんで、かすかな波紋に目をこらしているような気持ちになる。 タイトルにもなっている「ケモノと魔法」は、目をつむって聴くとプラネタリウムにいるみたい。星がきらきらかがやいて、空が回る。 ああ、郁子ちゃんの声はいいなあ。ゆったり、ゆるゆる、ぬくぬく。けれど心地いいばかりではなく、時にむき出しで、あやうい。 心の旅は続く
静かに孤独に、心の中へ深く深く沈んでいく感じなんですが、ふと気がつくといつの間にか穏やかな幸せに包まれているんですよね。とても不思議な感覚。海のようでもあり、波のようでもあり、また風に乗って空高く舞い上がる感じでもあり・・・郁子ちゃんと一緒に、心の中を移ろいながら旅している、っていうことなんだと思う。まずは一度聴いてみてください。
ピアノの美しく繊細な音色、郁子ちゃんの浮遊感ある伸びやかな歌声だけでも素晴らしいのに、さらに管と弦とバンドが加わることでまた別次元の輝きが生まれています。聴き込むほどに良さが分かってくる、素晴らしいアルバムです。
ケモノと魔法(初回限定盤)を見てみる
クリエーターは「原田郁子」です。 この商品を買った人は他にも「銀河(初回盤)」、「気配と余韻(初回限定盤)」、「たゆ たう -GOOD TIME MUSIC of Clammbon- [DVD]」、「ピアノ」、「Re-clammbon2 (予約限定盤 DVD付)」、などにも興味を持っています。 気配と余韻(初回限定盤)
レビュー ![]() 体の芯に入ってくる声
原田郁子ちゃんのソロアルバム「気配と余韻」が届く。
いきなり聴いてしまうともったいないから、テーブルにおいて、特典のCDブックをめくってみる。 コラージュやイラスト、自由なアートワークがすてき。 日々行ったり来たりしながら、胸の中にすむアーティストの女の子を、大切に守りつづけている人の作品だ。 気がすむまで眺めたところで、プレーヤーにのせる。 静かなピアノと、つぶやくような郁子ちゃんの声。 クラムボンの音楽が、世界を外に向かって押し広げてゆくイメージなら、ソロアルバムは内側へ内側へ、深く掘り下げてゆく感じ。 5曲め「Drifter」はキリンジのカバー。 漂流者、流れ者という意味のタイトル。 たとえ鬱が夜更けに目覚めて 獣のように襲いかかろうとも というところ、胸に差し込んでくる。切なくて息が止まりそう。 郁子ちゃんは声を張り上げて歌っているわけじゃないのに、ぐっと体の芯に入ってくる歌い方なのだ。 一日一回と決めて大切に聴くつもりだったのに、あんまりいいアルバムなので何度も、何度も繰り返し聴いてしまった。 宝物が、またひとつ増えた。 孤独の美しさ
繊細で美しいピアノのメロディがいつもの郁子ちゃんの浮遊感ある声に乗せられていますが、どの曲にも孤独で閉ざされた詩世界が静かに広がっていて、とても切なく、いたたまれない感じ。
限定版のアートワークは郁子ちゃん自身が手がけているのですが、これを見ながら聴くと、そういった感じがさらに強まります。 目を閉じて、一人静かに、美しい孤独の海に深く沈んでいく、そんな感じです。
気配と余韻(初回限定盤)を見てみる
クリエーターは「原田郁子」「谷川俊太郎」「堀込高樹」「井上陽水」です。 この商品を買った人は他にも「ケモノと魔法(初回限定盤)」、「銀河(初回盤)」、「たゆ たう -GOOD TIME MUSIC of Clammbon- [DVD]」、「Re-clammbon2 (予約限定盤 DVD付)」、「ケモノと魔法がとびかうツアー 管と弦とバンド! -2008.6.25 東京 Bunkamura ORCHARD HALL- [DVD]」、などにも興味を持っています。 気配と余韻
レビュー ![]() こりこりこりこり
全編ピアノの弾き語りで、語りかけるようなボーカル。
すーっと流して聴けちゃうんだけど、じっくり聴けば聴き込むほど原田郁子ワールドにどっぷりと引き込まれてしまった。 他の人の詞、曲を歌っていても、はじめっから彼女のためにあった歌に違いないと思ってしまう。 特に谷川俊太郎作詩の「ぴあの」。シュールで切ないこの詩を歌えるのは原田郁子以外には考えらない。泣けます。
気配と余韻を見てみる
クリエーターは「原田郁子」「谷川俊太郎」「堀込高樹」「井上陽水」です。 この商品を買った人は他にも「ケモノと魔法」、「銀河(初回盤)」、「ケモノと魔法(初回限定盤)」、「ピアノ」、「Re-clammbon2 (予約限定盤 DVD付)」、などにも興味を持っています。 百万円と苦虫女 [DVD]
レビュー ![]() 良かったです
ラストが腑に落ちないとかカタルシスがないという意見もあるようですが、私にはラストで十分カタルシスを感じることができました。
とってつけたような落ちで感動させようとしたり、予定調和な感じなのに最後の最後まで説明が多すぎて感情移入できなかったりするよりはぜんぜん良かったです。 何はともあれ生きていくんだ!的な自己肯定、人生肯定に見えて◎でした。 特別蒼井優のファンではありませんでしたが、これを見て好きになりました。 色彩が・・・
シネセゾン渋谷で計3回観ました。蒼井優ちゃんが好きだったので。そして待ちに待ったDVD発売。もちろん買いました。しかしこのDVDは如何なものでしょう?劇場で3回観たので体が覚えているんですが、シネセゾン渋谷で観た『百万円と苦虫女』は色彩がもう少し透き通っていた気がします。でもこのDVDは色彩がくすんでいるような気がするんです。私にとっての『百万円と苦虫女』における色彩の意味は大きく、作品自体のイメージを印象付ける最重要ポイントだと思うのです。この作品の持つ“独特の柔らかさ”を“透き通った色彩”が決定付けてくれていたんです。しかしどうでしょう。このDVDに関してはそれが全く無くなってしまっています・・・。これでは全く別物とまでは言いませんが、私の3回通った『百万円と苦虫女』ではありません。同じことを感じた方もいらっしゃるんではないでしょうか??
ある意味、チャレンジャー?
100万円貯めたら新しい環境に飛び込む主人公は一つの場所にしがみついてるより
人生に積極的で元気じゃないと出来ないよなあ・・・なんて思ってしまった。 不器用な反面かなり行動派! 実際、こんなことしてみたいけど出来ないよなあ〜なんて思った 自分の殻に篭るタイプなのかと思えばバイト先の男の子に好きだと言われて すぐに自分も好きだと言ってしまうところとか過去について隠さず言うところとか・・・ ちょっと掴みどころがない感じ?それが蒼井優の雰囲気にあっている気もしたので これは彼女にはハマリ役なのかもしれない。 かなり年の離れた弟が学校で苛められるシーンが何回もあって 胸が痛んだ。どこに行っても嫌なヤツがいるけど 逃げないということを言いたかったのかな・・・ 主人公は家に戻るのかと思ったけど〜また別の街に行くのかな? それは逃げじゃないのか?最後は家に戻ってやり直すシーンがあったら 良かったと思うけど。 ちょっとあちこち余裕がなくなってきた方にも
100万円が貯まるごとに、人間関係を断ち切って別の土地に引っ越して、新しい生活をやり直す物語。
地縁、血縁、代々の職業に縛られている者としては、ちょっとうらやましい生活。 仕事から逃げたいなぁなんて思っている人は、なにかヒントがあるかもしれません、ただし、単なる自分探しのストーリーだろうなどという先入観を廃して観られれば、ですが。 主人公は、いつも苦虫をかみつぶしたような笑顔で表面的に他人と合わせてお付き合いしている女性だけど、協調性があるというより、むしろとっても衝動的で破滅的。 すこし、踏み込んで人と話せば、どこかによりどころがありそうな気がするが、 それは鑑賞している私にもいえることだなぁ、と劇場内でしみじみしてしまいました。踏み込むといっても単なるカミングアウトとはまた違うのにも気づかされます。 瑣末なことですが、弟さんの手紙につづられた姉弟愛はともかくとして、彼にかなり無理させる展開は、なんだか理不尽な精神論を語られたみたいで少し後味が悪かったです。 蒼井優ちゃん(さん?)の演技は、ほかの方の語るに任せます。 作品ごとに違う顔を魅せる蒼井優
今まで見た蒼井優作品とはまた違った印象をうけたこの映画。
とある出来事がきっかけで前科アリとなってしまった主人公。 100万円貯まったら別の場所で新たな生活を始めることを繰り返しながら、 そこで出会う人々との交流や、弟との手紙のやりとりを通じて 自分を見つめなおしていく姿が印象的。 海の家で働く姿を見て、かなり痩せてる蒼井優ちゃんにビックリしました。
百万円と苦虫女 [DVD]を見てみる
クリエーターは「タナダユキ」「蒼井優」「森山未來」「ピエール瀧」「竹財輝之助」「齋藤隆成」「笹野高史」「嶋田久作」です。 この商品を買った人は他にも「純喫茶磯辺 [DVD]」、「歩いても 歩いても [DVD]」、「グーグーだって猫である ニャンダフル・ディスク付き [DVD]」、「ぐるりのこと。 [DVD]」、「蒼井優×4つの嘘 カムフラージュ DVD-BOX」、などにも興味を持っています。 蒼井優×4つの嘘 カムフラージュ 4 第四章 『都民・鈴子 -百万円と苦虫女 序章-』 [DVD]
蒼井優×4つの嘘 カムフラージュ 4 第四章 『都民・鈴子 -百万円と苦虫女 序章-』 [DVD]を見てみる
クリエーターは「蒼井優」です。 この商品を買った人は他にも「百万円と苦虫女 [DVD]」、「百万円と苦虫女」、「純喫茶磯辺 [DVD]」、「蒼井優×4つの嘘 カムフラージュ 3 第三章 『アカバネ三姉妹』 [DVD]」、「人のセックスを笑うな [DVD]」、などにも興味を持っています。 ロマンスドール (ダ・ヴィンチブックス)
ロマンスドール (ダ・ヴィンチブックス)を見てみる
クリエーターは「タナダユキ」です。 この商品を買った人は他にも「百万円と苦虫女」、「W/F ダブル・ファンタジー」、「告白」、「森に眠る魚」、「怖い絵」、などにも興味を持っています。 百万円と苦虫女
レビュー ![]() 実は結構いいセンス
同名映画の監督によるノベライズ。
客観的に見ればなかなか悲惨且つ重い境遇を 脱力系ながらもユーモラスな語り口で 一気に読ませてしまう手腕には感服。 予定調和に終わらないラストも 実は結構いいセンス。 頑張れ鈴子
ちょっとしたことで前科者になってしまった佐藤鈴子。
家庭内での自分の居場所を見つけられなくなった彼女は、 百万円を貯めたら家を出て行くことを家族の前で宣言し、そして実行する。 鈴子も含め、この小説には臆病な性格の持ち主が何人か出てくるが、 自分も臆病な性格なので、共感できる部分が多々あった。 鈴子が前科者になってしまった経緯もそうだが、 些細な行動で、人間の運命は良くも悪くも変わってしまう。 言葉も同じ。ちょっとした一言であっても、人生を動かす力を持っている。 こう書くと、重いテーマを含んだ固い作品のようにも思えるが、 実際は軽く読めてなかなか楽しい。地の文でもクスッしてしまう部分もある。 この作品のラストはもしかしたら賛否が分かれるかもしれないが、 自分はこの終わり方で良いと思った。
百万円と苦虫女を見てみる
クリエーターは「タナダ ユキ」です。 この商品を買った人は他にも「百万円と苦虫女 [DVD]」、「百万円と苦虫女 オリジナル・サウンドトラック」、「蒼井優 今日、このごろ。」、「ロマンスドール (ダ・ヴィンチブックス)」、「蒼井優×4つの嘘 カムフラージュ 4 第四章 『都民・鈴子 -百万円と苦虫女 序章-』 [DVD]」、などにも興味を持っています。 キネマ旬報 2008年 7/15号 [雑誌]
キネマ旬報 2008年 7/15号 [雑誌]を見てみる
この商品を買った人は他にも「キネマ旬報 2008年 11/15号 [雑誌]」、「キネマ旬報 2008年 5/15号 [雑誌]」、「キネマ旬報 2008年 8/1号 [雑誌]」、「アフタースクールへようこそ!―映画『アフタースクール』OFFICIAL BOOK (Gakken Mook)」、「acteur(アクチュール) No.2 (2006 SEPTEMBER) (キネ旬ムック)」、などにも興味を持っています。 |