鯛という名のマンボウ アナゴという名のウミヘビ 食品偽装の最前線――魚・肉・野菜・米 (晋遊舎ブラック新書 3)
レビュー ![]() 怖い
正直、ホラー映画みるより恐ろしい内容です。
でも、説得力あるし、嘘とは思えない。 前から添加物、抗生剤など薬品の現状や偽装など 多少知っていたつもりでしたが、こんなにも(汗) でも、大量生産するには、こう言う事って 起きちゃうんでしょうね。 見た目に惑わされず、1人1人が自分の食に 責任を持って行く時代なんだと思いました。 問題は正直に表示すること。
カンガルーの肉も旨い。
ウミヘビの肉も旨い。 マンボウの肉も旨い。 ナマズの肉も旨い。 問題は正直に表示すること。 ここまで書いちゃって作者は大丈夫!?
何かと話題の多い食品偽装問題ですが、食品業界のことを扱った本の中でも、この本は出色の出来栄えといえるでしょう。
作者は元週刊文春の記者の方で、専門は「ヤクザ」。つまり裏稼業の事情にやたらと詳しい方が書いているのですが、この人、食品業界のトップシークレットを、情け容赦なくバラしまくってます。 ・山口県の林兼産業(実名!)という食肉加工会社は、カンガルーの肉をハンバーグの原料に混ぜていた。 ・ハマチの養殖場で産まれた奇形魚・変形魚は、ヤクザが買い取って、食品加工会社におろされ、カマボコの原料にされている。 ・肉業界こそ一般人の立ち入りが許されない最大のブラックボックスで、大手の業者のほとんどがミートホープと同じことをやっている。 ・北海道の士幌町にはジャガイモに放射線を照射して殺菌する工場があり、そのジャガイモが全国に出荷されている。 ・「新米100%」と書かれている米のほとんどが嘘で、2〜3割は古米を混ぜるのが業界の常識。 などなど、この本を読むと、食品業界とヤクザな世界との深〜いつながりが実によく分かります。そりゃ偽装問題がなくならないはずですわ。消費者に嘘をつくことがデフォですから。そういえば、最近問題になっている比内鶏のことも書いてありましたな。いやはやスゴイ、スゴイ。超オススメ。
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