アヒルと鴨のコインロッカー
大学入学のために仙台へ引っ越してきた椎名。新居の片づけをしていると、同じアパートの河崎と名乗る男が声をかけてきた。口ずさんでいたボブ・デュランの曲に興味を持ったらしい。しかし、彼は初対面の椎名に、同じアパートに住むブータン人のドルジという青年に広辞苑を盗んでプレゼントしたいから「本屋を襲わないか?」と誘う。ドルジは河崎の元彼女の琴美と付き合っていたらしい。また買うのではなく盗むのが大切だと奇妙なことを言う河崎。 椎名は逃げ腰だったが河崎の巧みな話術にのり、気づいたら本屋襲撃に加担していた! 伊坂幸太郎の人気小説を映画化。本屋襲撃の裏に隠された、河崎、琴美、ドルジの不思議な友情、かつて彼らの住む街を荒らしていたペット殺し事件のエピソード、これらには巧妙な伏線が張られており、それは原作も同様。ただ原作では映像化不可能なトリックがあり、これをどう映画で描くのかが、原作ファンの興味の焦点だったが、これを中村義洋監督はうまく料理した。見るものに目の前の世界を信じさせる巧妙な演出は絶妙で、役者もよかった。特に主演の瑛太(河崎役)と濱田岳(椎名役)は見事なものだ。読んでから見ても、見てから読んでも味わい深い本作。青春ミステリーの傑作として語り継がれる作品になるだろう。(斎藤香) レビュー ![]() 監督に拍手
映像化不可能と言われていた伊坂幸太郎の小説の映画です。
これはいい。 評判が良かったので観てみたが、ここまでとは思っていなかった。 小説のいいところをしっかりととらえ、抽出している。 特典映像の監督ロングインタビューを見ると、監督がこの作品のことをよくわかっているなーと感じた。 原作好きな人にはぜひ観てもらいたいし、原作を知らない人が観ても面白いと思う。 ただ麗子さんに関する描写がちょっと足りない。いきなり出てきたイメージを抱いてしまう。 いつの間にか大絶賛・・・。
伊坂幸太郎さんの作品の雰囲気がきちんと浮き出てる良作です。
伊坂さんの作品はいくつか読んでますが、「アヒルと鴨・・」はまだ未読でした。でも、原作を読んでいなくても、原作の雰囲気が残ってるなと感じさせる映画でした。なんというか原作の雰囲気というより、伊坂作品にある透明感と形容したらいいのかなんなのか、とにかくあの独特な雰囲気が良く出ていました。原作ファンの人にも受け入れられるだろうと思いますが、むしろ原作をまだ読んでいない人にお薦めします。また、伊坂作品を読んだことのない人もこの映画を観れば、伊坂さんがどんな小説を書くのか、ということがわかるのではないでしょうか。 淡々と進んでいるようで、大事件が起こっていて、結構ショッキングな結末なのに、ちょっと癒されてる、みたいな、変な感覚。 何故か何度も観たくなる。そして何回みても不思議と飽きない。 正に伊坂ワールドです。 出演されている俳優さん達、みんな若手ですが、それが揃いも揃ってよかった! ボブ・ディランを歌う浜田岳さんの歌声はとてもいいし、瑛太さんはとにかくかっこいい!関めぐみさんの透明感は素晴らしく、松田龍平さんがグレードを上げている。 「アヒルと鴨のコインロッカー」を思い出すと、自然とボブ・ディランの「風に吹かれている」が頭の中に流れ出す。音楽がまた絶妙です! 近年最高作
感動した。ネタがすべて分かってから再度映し出される、ディランを歌いながら段ボールを束ねるシイナの背中。
それを見つめるドルジの嬉しそうな気持ちがこちらにも伝わってくるカメラの視線。グッときました。 すべてがジンワリと染み入る感じが至極心地良いです。 瑛太君、濱田君、龍平君、みんなを見直しました。監督もしかり。 ネタバレ知らずに、先入観無しで見ることができたことを感謝します。思い出しただけでも泣きそう…。 セルの特典はタップリのメイキングと舞台挨拶、未公開シーン集…といったファンなら見ておくべき コンテンツだと思います。特にメイキングは必見。セル商品の醍醐味ですね。 バタつかなくて、いい。
バタバタしていなくて、落ち着いて見られる作品です。
仙台市とその近郊で撮影されていますが、 地元民にとっても、過不足の無い映像化と言えるでしょう。 特にラストを除き、中心街ではなく、近郊で撮影した点が 印象深いです。佳作。 感想
冒頭で本屋を襲撃したあたりの必然性の無さ、不条理さに、ユニークな作品の気配を感じた(村上春樹のパン屋襲撃を彷彿とさせる)。
しかし実は襲撃したのには深い背景があったことが物語を通じて徐々に明らかにされていく。物語の大部分はその背景を説明されるのに費やされる。 なぜこんなことを?と観るものに思わせて、顛末に到るまでの過程に興味を惹き起こさせる。そして最後には我々を納得させるような回答が用意されている。全てではないが、頭の中でつじつまがうまくあう。よく練られた構成だと思う。
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クリエーターは「中村義洋」「濱田岳」「瑛太」「関めぐみ」「田村圭生」「関暁夫」「キムラ緑子」「なぎら健壱」「松田龍平」「大塚寧々」です。 この商品を買った人は他にも「クワイエットルームにようこそ 特別版 (初回限定生産2枚組) [DVD]」、「腑抜けども、悲しみの愛を見せろ」、「転々 プレミアム・エディション」、「キサラギ スタンダード・エディション」、「Sweet Rain 死神の精度 スタンダード・エディション」、などにも興味を持っています。 キャッチ ア ウェーブ プレミアム・ボックス (初回限定生産)
夏休みを湘南にある別荘で過ごすことにした高校生3人組。しかし鍵を海岸に落としたことから、3人は別荘に入れず、さらに海岸でヘンなオヤジと出会ったことから、そのオヤジが経営するサーフィンショップでバイトをして寝泊まりすることに。やがてサーフィンを習い始めた彼らは、サーフィンの魅力に次第に取り憑かれていくのだが…。 実際に高校生が原作&脚本を手掛けただけに、会話など今ドキの高校生の青春事情がちゃんと描かれている感じ。目新しい作品ではないが、なかなかカワイらしくまとめられていてニヤッとできる。竹中直人のハイテンションな演技も、後に彼の息子がなくなっている事実を知ると哀しみの裏返しで無茶に明るくふるまっているように見えてもの哀しい。あと東京近郊にもこんな海岸があるのかと驚かされる。(横森 文) レビュー ![]() 映画の出来を知った上で、このプレミアム・ボックスを!!
CMのイメージしか知らずにこの映画を見ると、
ストーリーには「本当に」驚愕するだろう。 レンタルなどで映画の出来を確認してから、 このプレミアム・ボックス購入でも遅くはないだろう。 飽きれるほどのご都合主義の序盤も、 ベタな展開の後半もかなりツッコミ所が多い。 状況の説明的なセリフが多いのは仕方がないとしても、 わかりやすい悪役といろいろあって最後に勝負とか どうなんでしょう? 原作・脚本が現役高校生と知って「ああなるほど」とだれもが思うだろう。 プレミアム・ボックスとしてのコストパフォーマンスは悪くはない。 「竹中直人の世界」は10分と短いが、インタビュー、ロケ地紹介など 「撮影は9月から11月に行った」などのエピソードも興味深い。 ただし、音楽シーン集はどうなんでしょう。 DefTech、Depapepeの音楽が使われたシーンを本編から抜粋したものだが、 これを見る全員が本編Discを持っているわけで「時間稼ぎ」に感じる。 個人的に良い特典と思うのは、本編Discの副音声。 メインキャスト3人と監督が撮影裏話を披露するのだが、 特典Discと重複するエピソードもあり 特典Disc自体があまり必要ないとも思えてくる…。 がっかりしました。
海ものは結構好きなので期待して見たのだが...
ありきたりなストーリー、未熟な演技、ベタで中途半端な演出、全てにおいてがっかりでした。 それにしても、悪役の男の子3人の登場の仕方は、あまりに古典的で笑ってしまいました。 波をつかめ!!恋をつかめ!!
青春ラブストーリーです。
<br />主人公はぐんぐん成長していくし、恋もしちゃうしwww
<br />高校生が脚本書いただけにリアルに描かれているし最高でした。
<br />主人公二人がぎこちなくハニカミながら演技してるのは、映画のシーンに合ってました。
<br />後は、やっぱり竹中さん↑↑↑どのシーンをみても爆笑です♪
<br />特典映像のインタビューでいってたのですが、やっぱり竹中さんの演技は、アドリブたっぷりだったそうw主演者さんたちは、笑うの耐えるの必死だったみたいですwww
<br />でも、サーフィンのシーンは天候が合わなかったのか海・空が、晴れたり曇ってたりなんかこれには、違和感を感じました^^;
<br />でもでも、主題歌のDef Techが歌っているCatch Tha Waveはマッチしていてよかったです♪この映画のために書いたそうです。
<br />あとは、Def Techのオリジナルミュージッククリップ!!
<br />これは、Def Techファンにも必見です!!東京国際フォーラムのシークレットライブの様子が見れますwww
<br />ぜひぜひみてみてくださいw
青春サーファー映画の決定版!!
またまた素晴らしい青春映画が誕生しました!!
DVDプレミアムで見ましたが、湘南海岸の海がとても美しい映像となって目に飛び込んできます。 サーフィンが題材の青春映画っていうのも新鮮でした。 どことなく洋画っぽい雰囲気がサーファーの世界を引き立てていましたね。 そんな中で物語が進んでいきます。 純情な高校生が最初は女の子目的でサーフィンを始めますが、 ライバルとの対決や指導してくれたオヤジとのふれ合い、 また純粋な恋を通してひとつ大人になっていくストーリーです。 主演の3人と悪役3人が対照的で、主演3人に素直に感情移入できます。 間にはさまれる加藤ローサもよかったし、ハチャメチャだけど実はスゴイ竹中直人がイイ味出してました。 特典のNG竹中直人オンステージには恐れ入りました。 加藤ローサのキスシーンは、さわやかでカッコよかったです。 最後は、自然への敬意と命の尊さをメッセージとして終わります。 とても愉快で、さわやかで、少し考えさせられる感動物語でした。 カギの落ちもちゃんとあり、約束のノースショアでの再会?もあって、恋もハッピーエンドでしょう。 音楽もすごくいいし、ホントにおすすめの青春映画です!! 冬のローサはシムソンズで、夏のローサはキャッチアウェーブで決まりっ!!!
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クリエーターは「■橋伸之」「三浦春馬」「加藤ローサ」「木村了」「濱田岳」「坂口憲二」「竹中直人」「DEPAPEPE」「豊田和真」です。 この商品を買った人は他にも「キャッチ ア ウェーブ写真集―PHOTO×MUSIC=SURF」、「奈緒子」、「三浦春馬ファーストPHOTO BOOK『たぶん。』」、「三浦春馬 2009年カレンダー」、「ネガティブハッピー・チェーンソーエッヂ コンプリートエディション」、などにも興味を持っています。 すみれの花咲く頃
レビュー ![]() すがすがしい印象を残してくれる作品
今改めて見返してみると、まだTV出演の少なかった頃の、多部未華子の演技がみずみずしいです。しかし、この作品は多部未華子ファンだけではなく、万人に訴えかけるなにかを持っていると思います。
化粧気もなく朝から晩までスーパーで働く母。介護が必要な祖父。父は家を出て行った。君子は宝塚へ入るという夢のためにバレエ教室へ通い、自分の仕事である祖父への介護をおろそかにしてしまう。 学校でも、隠していた宝塚への夢を暴露されたことから、学友とも衝突してしまう。そんな君子を救ってくれたのは、やはり演劇部の学友だった。そして自分の隠された本当の動機に気づく。そして、「すみれ」のような、誠実さ、控えめさを、君子は取り戻すのだった。 磐梯山のふもとで撮られた豊かな自然が印象的。その他にも、このドラマは心に残る場面が多い。バレエ教室の帰り、電車の窓に映る自分の姿を見て、バレエのステップを踏む君子。花のワルツに合わせ汗を光らせながら踊る君子。宝塚への思いを巡って、母親や学友と激しくやり合う場面。ストーブのほの暗い灯りを見つめながら、友と思いを語り合う夜。宝塚受験が許されたと言って、それまでとは打って変わって弾ける様に喜ぶ君子。そしていよいよ宝塚へと出発する早朝のシーンも忘れがたい。そして春の陽光の下、ラストシーンでの何ともいえない清清しさ。 「山路きて なにやらゆかし すみれ草」。芭蕉のこの句のように、たまたま見た一片のドラマからも、思いがけない大切な何かを見つけることが出来るかもしれません。 多部未華子の真骨頂☆
寂れた雪の町で、望みの薄い夢を抱いて、現実とのギャップに鬱屈とした日々をおくる可憐なヒロインを多部未華子が熱演。母に内緒でバレエのレッスンを続ける姿がいじらしく、宝塚を目指してることを周りに茶化され、濱田岳君の顔面に硬い雑誌で(本気の!)一撃をくらわすとこや、「…この町が嫌い!…みんな嫌いッ!」と言い放つシーンの凜烈な声の張りこそまさに多部未華子の真骨頂! 「…私ってずるい!…私、汚い!」全てをぶちまけて泣くクライマックスの大泣きが胸にグッと響きます。…… エンディングには坂本美雨、はかなく消えた青春の夢の名残りが、穏やかな美声に癒されて、心地よい余韻を残します。…
【多少ネタバレ】ある少女の成長物語
家族への嫌悪
同級生への蔑み それが君子に「ここではないどこか」を求めさせた。 しかし、自分の「ずるさ」や「汚さ」を自覚したときに全てが違って見えた。 君子は成長したのだ。 ・・・そこからの物語は視聴者に委ねられている。 どなたかが「このドラマは詩である」と評したが、磐梯山を中心とした雄大な景観が それを納得させる。 多部未華子の真骨頂
寂れた雪の町で、望みの薄い夢を抱えて、現実とのギャップに鬱屈とした日々をおくるいじらしいヒロインを多部未華子が熱演。母に内緒でバレエのレッスンを続ける姿がいじらしく、疎ましい現実にふてくされてる顔もまた愛おしい。宝塚をめざしてることを茶化されて、濱田岳君の顔面に硬いマガジンでバシッと一撃くらわすとこがまた凄い!そして翌日ふたりが衝突するシーンで「この町が嫌い!みんな嫌い!!」と一気呵成に言い放つ凛烈たる声の張りと絶妙な顔つきこそ多部ちゃんの真骨頂! ―そしてクライマックスの「…私って、ずるい…私…汚い!!」すべてをぶちまけて大泣きする彼女の姿にマジでグッときます。・・・
―そしてエンディングに坂本美雨の「空中庭園」。はかなく消えた、青春の夢の名残りが、その美声に癒されて、心地いい余韻を残します。・・・
すみれの花咲く頃を見てみる
クリエーターは「多部未華子.濱田岳.柄本時生.宇梶剛士.笑福亭松之助.秋野暢子」です。 この商品を買った人は他にも「ゴーヤーちゃんぷるー」、「ルート225」、「青空のゆくえ」、「DVD少年タケシ 創刊号」、「WAY TO THE 青空のゆくえ」、などにも興味を持っています。 SWITCH Vol.24 No.7(スイッチ2006年7月号)特集:十代のいま、十代のころ 長澤まさみ
SWITCH Vol.24 No.7(スイッチ2006年7月号)特集:十代のいま、十代のころ 長澤まさみを見てみる
この商品を買った人は他にも「クイックジャパン 67」、「チャイ飲む?」、「長澤まさみ in タッチ ビジュアルシネブック (Visual Cine Book)」、「TG Talented Girls U-22」、「少女伝説 2000-2002 長澤まさみ」、などにも興味を持っています。 濱田岳&冨浦智嗣―Special Photo Book「青いうた」 (Angel Works)
濱田岳&冨浦智嗣―Special Photo Book「青いうた」 (Angel Works)を見てみる
この商品を買った人は他にも「青いうた ~のど自慢青春編~ スペシャル・エディション」、「REAL☆G (vol.1)」、「REAL☆G vol.2」、「少年俳優 (Vol.1(2005October))」、「アヒルと鴨のコインロッカー」、などにも興味を持っています。 |