シゴフミ 三通目 [DVD]
『機動戦艦ナデシコ』『宇宙のステルヴィア』の俊英・佐藤竜雄監督が湯澤友楼のライト・ノヴェルを原作に、想いを残したまま死んだ人間が宛てた手紙“死後文(シゴフミ)”配達人のフミカ(植田佳奈)と、言葉をしゃべる杖カナカ(松岡由貴)の仕事を描くファンタジー・アニメーション・シリーズのDVD第3弾。第5話「タダイマ」猫宛てのシゴフミを届けることになったフミカたちの悪戦苦闘をメインとしたストーリーで、これまでとは一転して明るくコミカル、かつアクティヴな要素も多く、大いにほっとさせられるものがあるが、並行してフミカの正体を探ろうとする要(寺島拓篤)の行動など、ミステリアスな青春ファンタジーとしての要素も確実に強まってきている。第6話「サケビ」は再びシリアスな路線に戻り、学校内でのイジメを軸にした辛く残酷な救いのない展開で、あまりにもリアルすぎて正直後味の悪さも1、2を争うほどだが、一方では目をそむけてはいけないものがある。それにしても陽と陰、両極端のエピソードが詰められた巻ではあるが、それもまた本作の魅力ということなのだろう。(増當竜也) レビュー ![]() 生きてるだけで丸儲け
メディアワークス電撃文庫刊/雨宮諒原作の
TVアニメ「シゴフミ」第5,6話を収録したDVD3巻です シゴフミ。それは死者から送られる真実の手紙 現実世界の生活や人間関係が引き起こす死の不条理さを題材に、 人の心の闇と本性を暴き出し、生きることの価値を図る衝撃的な物語です (総合8/10点) 第五話「タダイマ」★★★☆☆6/10点 猫が相手じゃ配達するのも大変。凸凹コンビのチアキとフミカの配達珍道中を なかなか面白可笑しく描いています。無感情なようでいて不測の事態に 慌てふためく彼女の意外な可愛らしさが好印象でした。ネコアレルギー?(笑) 美川の謎とフミカの正体を探りながら、帰らぬ人のいた場所でも帰りたい でも帰れない郷愁の念と死んだ人の心寂しさを描いた儚さもちらり。 第六話「サケビ」★★★★★10/10点 情さも無し、尊厳も無し。出口の無い迷路のような中傷の嫌らしさ、 他人を人形同然に扱う冷淡で陰湿外道なイジメの顛末が 胸に突き刺さる残酷な物語です。 助けを請えず、孤独を通り越した精神的末期の果てに見た 人間いや、動物の本性を#02以上に暴き出した強烈さに息を呑みます 生き残るためなら手段を選ばない。これが本当の弱肉強食。 社会的な地位を得た人間だからこそ過激に映るも、 単なる正しい動物的生存本能に過ぎません。他人事じゃありませんよ・・・ シゴフミ配達人・フミカの弱点、それは・・・ネコ?
『シゴフミ』の第3巻。
5話「タダイマ」 今回のシゴフミの宛て名はシュレディンガー(ネコ)! さすがにネコに渡すのに苦戦するフミカとチアキ。 なので最後の手段であるマタタビ作戦を決行するチアキだったが本命以外のネコが集まるばかり。あきらめかけたその時本命のネコを発見し上空から追いかけるフミカだが、途中の病院の部屋にフミカそっくりの少女が寝ているのを見る・・。 一方、野島要は・美川文歌のことで中学の友人である葛西夏香に連絡をとっていた。彼女の入院してる病院の場所を突き止めた要は門の前までやってきた。が、突然空から降ってきた物体、それはフミカだった! 6話「サケビ」 森下俊介はネット掲示板の「私はイジメられています」を見つける。 彼のクラスでもイジメは行われていた。だが日常だと思っていた。 ある日、ネット掲示板とクラスのイジメの内容が似ていることに気付く森下。 それを知った森下だが偶然にもイジメの現場を目撃してしまう・・。 5話はとってもコミカル。 葛西夏香は時代劇好きであいさつはなんと「夏香でござるよ〜」です。 あいかわらずメリハリのある映像と音楽の良さがにじみ出ている作品。 夏香のキャラクターと要とフミカがほほえましい第3巻。 雰囲気が何とも言えなかった
暖かいお話と、真逆の重いく残酷なお話が詰まっていると思います。
イジメの話は本当に考えさせられるようなものやったと感じます。 残酷なアニメと言われるかもしれませんが、ニュース等を見ていると、これが今の現実だと思う。実際に起きている。残酷の二文字で終わらせてはならない問題だと思い、すごく現実と重ねてしまい、考えさせられる話だったと思います。 社会的に生きるか、動物的に生きるか…どちらも辛い選択です。 とても後味悪いです。
とても後味悪いです。本当に
今の高校生や中学生がこうだったら こわいですね。いじめはとにかくなんでも いけないけどスケ−プゴ−トみたいないじめは 最低です。ちゃんとこれは物語だからと わかってよんでいるのならいいのですが わかっていないのでしたらゾッ-とします。
シゴフミ 三通目 [DVD]を見てみる
クリエーターは「佐藤竜雄」「植田佳奈」「松岡由貴」「仙台エリ」「代永翼」「大前茜」「川上哲也」「湯澤友楼」「大河内一楼」です。 この商品を買った人は他にも「シゴフミ 四通目 [DVD]」、「シゴフミ 二通目 [DVD]」、「シゴフミ 五通目 [DVD]」、「シゴフミ 六通目 [DVD]」、「シゴフミ 一通目 [DVD]」、などにも興味を持っています。 シゴフミ 二通目 [DVD]
レビュー ![]() 隣にいてもなんにも知らないし、わからない
メディアワークス電撃文庫刊/雨宮諒原作の
TVアニメ「シゴフミ」第3,4話を収録したDVD2巻です シゴフミ。それは死者から送られる真実の手紙 現実世界の生活や人間関係が引き起こす死の不条理さを題材に、 人の心の闇と本性を暴き出し、生きることの価値を図る衝撃的な物語です 笑顔で毎日を過ごしたい人は観ちゃダメですよ・・・ (総合7/10点) 第三話「トモダチ」★★★★★9/10点 一緒に住んでいるから親子?仲が良いから友達なの? 家庭と学校の人間関係の底の浅さに波紋を投げ掛けた物語です 千川大輝自殺の原因を巡り、責任追及で他者を蔑み、批判を繰り返す 愚かな人間の矮小さすら的確に描写しています 行動に確固たる理由もなく、ただ流されるままに感情のみで生き死にする 現代人の脆さに警鐘を鳴らす必見の1本です でも、生々しすぎて目を逸らしたくなるのもまた事実 第四話「ナミダ」★★★☆☆5/10点 家族を捨てた、自分を裏切った母を許せずにいる蘭の葛藤を描いています 最後までシゴフミ(母)を受け入れようとせず、男嫌いに見えてその実、 母の愛に飢えていた少女の想いと哀しみに収束させたなかなか渋い仕上がりです だからこそ求める七恵との同性愛の描写も丁寧で嫌らしさを残さないのが好感触 #03までのお話が衝撃的だったためか、フミカの存在の謎など含め 一息付くような閑話休題といった所でしょうか シゴフミ配達人・フミカの過去。
『シゴフミ』の第2巻。
3話 「死にたいと思ったことない?」 いきなりの直球質問をしてきた小竹透に呆れる野島要と千川大輝。 3人は同じ高校のクラスメート。二人は口を揃えて「ない」と言う。しかし、その日の夜に要から千川が自殺したと電話が入り、ショックを受ける小竹。 次の日の学校には報道陣が詰めかけて大変な騒ぎになっていた。小竹が自殺の原因を考えてると銃を持った男が教室に入ってくる。それは息子を自殺に追いやった者を探す、千川の父であった。 その時、突如現れたのはフミカ。 小竹透宛ての千川のシゴフミを渡そうとするが奪おうとする父親に銀色の拳銃を突き付ける。フミカを見た要は驚く。なぜなら中学の時の同級生にそっくりだからだ。そして、千川の自殺の理由が明かされる・・。 4話 「どうしてお父さんを撃ったりしたんだっ!」 教室立てこもり事件後に野島要がフミカに放った叫び。 要の話では美川文歌(みかわふみか)が実の父親を銃で撃ったという。 それが事実なのか事実だったらなぜなのか、何も語らないフミカ。 今日のシゴフミは八広蘭という女子高生宛て。 だがなかなか渡せないフミカとカナカの前に現れたのは同僚のチアキとマトマ。 普通シゴフミ配達人は死んだ人間がなるもので成長しない。でもフミカは今も成長する。「フミカ、あんた何者なの?」とチアキは問いかけるのであった。 正直ここまで面白くなるとは思わなかった! 3話からまた別の人物の視点で話は進むのだが、そこに絡んでくるのはフミカの隠された過去。親を本当に殺したのか。野島要との関係は何なのか。 1話と2話がシゴフミの世界観を表すものだとしたら この3話からはオムニバス風に展開しつつも、フミカの過去という大きな根幹がこのシゴフミの魅力を全開にしている。 この作品は間違いなく隠れた秀作だ。 いきなり超展開
本編と何の関係もないシーンの方がインパクトがあった。
ヤクザにボコされるホストに死んじゃった血染めの赤子の手形シゴフミを 届けるフミカのシーン、はっきり言って凄く気持ち悪いです、 杖のカナカがホストに「お父さん♪」と茶化すシーンなど最低です。 生理的嫌悪感をアニメ見て感じたのは久々。 メインの自殺話も何となくで、親父が猟銃片手に学校を選挙するといきなり超展開。 こりゃちょっと評価を落としたんじゃありませんか大河内氏。 もっともこの人の作品はエウレカセブンとかギアスとかネタにしかならない 駄作ばかりだからね。 4話はステロタイプのお涙頂戴話で最後の火事のシーンなど無理矢理がすぎる。 見ていてそれらが気になってしまうのは問題ではないかと思うんだけど。 正直、3〜4話はあまり褒められたもんじゃないねぇ。
シゴフミ 二通目 [DVD]を見てみる
クリエーターは「佐藤竜雄」「植田佳奈」「松岡由貴」「仙台エリ」「代永翼」「大前茜」「川上哲也」「湯澤友楼」「大河内一楼」です。 この商品を買った人は他にも「シゴフミ 三通目 [DVD]」、「シゴフミ 四通目 [DVD]」、「シゴフミ 一通目 [DVD]」、「シゴフミ 五通目 [DVD]」、「シゴフミ 六通目 [DVD]」、などにも興味を持っています。 シゴフミ〈2〉Stories of Last Letter (電撃文庫)
レビュー ![]() ゆっくりペースですが
少しだけですが「文加」の秘密が出てきます。
全部で3エピソード、ゆったりお話が進む感じがします。 取り上げる題材がどんどん良くなっているのですが文章はややくどい感じがします。 一番盛り上がるシーンを廃してどうでもいいようなシーンが長く感じそこが苦痛でした。 アニメ化も決定したのでこれからももっと良いストーリーを期待します。 前巻より深み増す物語群
本作は、死者が生者に遺した手紙を配達する少女─文伽─の物語。
しかし物語の中心は、各エピソードだけに登場する人たちであって文伽ではありません。 今回の主役は「消防士」「猫」「女子高生」 最初の話は、父も兄も消防士ゆえに成り行きで自分も消防士になったものの意気込みや意欲の湧かない新米消防士のお話。 この話では、今までとは一風変わった形で“シゴフミ(=死後文)”が関わってきます。 具体的にはこれまでの友人知人に想いが遺されるケースではなく、火災による死者から消防士へ“お願い”としてシゴフミが届けられます。 そしてその手紙を受け惨事を防ぎ、新米が“ヒーロー”となる物語ですが…。 二番目は車に轢かれて死んでしまった猫が、その成長を見届けないまま遺してしまったちびっ子飼い主に想いを届けるお話。 これもまた変化球な話でして、ぶっちゃけシゴフミは何の役にも立ってませんし文伽の関与もなく、マヤマが物語に関わってきます。 良かれと思っての親切は時に思い通りの結果を生まないこともあるけれど、それでもきっと「間違いではない」そんな思いが浮かぶ話ですね。 そういえばこの話では、何といつも規則にうるさいマヤマの方が規則を破りますが、この話を含め2巻では文伽は逆にこれと言った逸脱行為やスケジュールの遅延もなく、無難に仕事をしていたのが意外といえば意外です。 最後は淡い恋物語の体裁です。 あまり詳細に書いてしまうとネタバレになってくるので差し控えますが、自分そっちのけで校内の男女の縁結び(=キューピッド)に奔走していたコが、ある人からの“シゴフミ”をきっかけに気持ちのけじめと決意を固めるといった感じの話でしょうか。 ラストは「あぁ、そっちを取るのか…」と少し意外性の趣きもありました。 総じて今回は、1巻以上に心にじんわり来る充実したストーリーばかりになっていたように感じられましたねー。
シゴフミ〈2〉Stories of Last Letter (電撃文庫)を見てみる
クリエーターは「雨宮 諒」です。 この商品を買った人は他にも「しにがみのバラッド。〈11〉 (電撃文庫)」、「旅に出よう、滅びゆく世界の果てまで。 (電撃文庫)」、「断章のグリム〈9〉なでしこ〈下〉 (電撃文庫)」、「雪蟷螂 (電撃文庫)」、「しにがみのバラッド。〈10〉 (電撃文庫)」、などにも興味を持っています。 シゴフミ―Stories of Last Letter (電撃文庫)
レビュー ![]() 様々な人の想い、そのやり取りを描いた作品
死者は何も語ることが出来ない。
だけど、もし… 残した人へ最後のメッセージを伝えられるとしたら― 死者からの手紙「死後文(シゴフミ)」 それは、死者が残した最後の想い。 「シゴフミ」を配達する文伽。 そして、文伽をサポートするマジックアイテムのマヤマ。 「シゴフミ」の配達を通じて描かれる様々な人達。 人の想いに苦しめられ。 人の想いに救われる。 そんな人の想いのやり取りを描いた作品。 … 短編のお話がこの作品には3つ描かれています。 『飛べない蝶』 ★★★☆☆ - あらすじ - 彼女は約束を果たすために電車に乗っていた。 気が付けば、事故にあって死んでしまったようだ。 ただ、死ぬことにそれほど後悔もしていなかった。 そこに文伽が現れて… 『ひとひらの想い』 ★★★★☆ - あらすじ - 彼の愛する人が亡くなってしまった。 その愛する人からの「シゴフミ」だと伝えたにも関わらず、彼は見向きもしなかった。 しかも、彼女も彼に残した言葉はたった一言だった。 彼女、そして彼の真意とは… 『父さんの眼差し』 ★★★★★ - あらすじ - 父のために始めたフェンシングだったが、いつしか出来の悪い私を父はいつも辛そうな眼で見つめていた。 私はそれが嫌だった。 そんな父が亡くなり、気が付けば文伽が現れた。 私は「父からのシゴフミ」を受け取ったが中身を開けられなかった。 だって… … 短編のお話が3つというのは、正直どうなのだろうと思っていたのですが、読み終ってみると意外に良い。 派手な演出も動きも無いが、人間の心情の高まりが伝わってくる。 そんな当事者の描写はもちろんのこと、第三者としての文伽とマヤマの立場がまた違った視点を見せてくれる。 死者が残した最後の想いということもあり、目頭が熱くなる場面もあり、考えさせられる場面も。 ただ、想いを待ち望む人もいれば、拒む人もいるわけで。 そんな様々な人達の物語を、想いを感じられるのが、この作品の最大の特徴のように思える。 興味を持った方は、ぜひ手にとって読んで頂きたい作品。 「死者の手紙」という設定買い
1話目がいまひとつでしたが、2話目以降で持ち直しました。
この手の設定の連作ものが好きなせいもあってか、興味深く読めました。 「死」という重いテーマでも、軽く読めてしまうところが良くも悪くもライトノベルでした。 命が終わった人のメッセージ
設定やキャラクターがどこかで見たような感じなのがやや気になりますが内容はいたってシンプルで真摯な作品です。
亡くなった近しい人からの手紙という「悲しさ」と「あたたかさ」を届けてくれる存在の主人公は狂言まわしとしても定番の安堵さも届けてくれます。 一話目のお話は私にはちょっと感情移入できないというかベタすぎでやや引いてしまいましたがストレートな感情も時には新鮮かもしれません。 重めな話しですが読後感は良いので気負わずに読めると思います。 遺したい言葉、遺したい想いはありますか
想いを遺して逝った人が、大切な人に宛てて書いた死後の手紙─シゴフミ─を届ける配達員。
手紙を預かり、届ける…本当は、ただそれだけの仕事。 でも、そんな業務の枠を超えて、たとえスケジュールが押していようと死者と現世に残る者に関わらずにはいられない心優しき配達員 文伽。 これは彼女が見届けた人たちの悲しくもあたたかな物語。 届けます、あなたが遺したLast letter.もう、届かないはずだった言葉を…。 無愛想というか無表情な配達員の少女と、人語を介す─ようするにしゃべる─××のふたりが手紙を託す人、託された人に“介入”する話。 語弊を承知でたとえるなら『しにがみのバラッド。』の死んだ後ver. アフターケア版みたいなもの。 内容は3話から成っていて、それぞれがちょっと切なくてホロリとくるストーリーばかりです。 そして、とにかく寡黙で必要以上に深入りせず、そっと傍で見守るだけというのが文伽の基本スタンスなため、必然的に話は各話の登場人物が中心となります。 『しにがみのバラッド。』でもそうだった「非現実的な存在が主役ではあるけれど、物語の中心になるのは現実を生きる人たち」やはりこれが結構いいカンジです。 他にも、各話の順序というか組み立てもかなり素敵。 まさにアン・ドゥ・トロワ!ってなものです。 とはいえ、正直な所“アン”にあたる「飛べない蝶」はいまいち感情が入っていけなくてそれほど良いとは思えませんでした。 が、しかし「終わり良ければ全て良し」の格言よろしく、トロワで見事にやられました。 イラストの方は残念ながら、表紙は気合入ってますが中は…のパターン。 こんな良いシーンなのに添えてある絵がこれか、惜しいなぁと思うこともしばしば。 尚、2巻の刊行が既に決定していて、予定では来年の2月。 雨宮さんが締め切りをぶっちしないことを願いつつ2巻を待とう、そう思える作品でした。
シゴフミ―Stories of Last Letter (電撃文庫)を見てみる
クリエーターは「雨宮 諒」です。 この商品を買った人は他にも「シゴフミ〈2〉Stories of Last Letter (電撃文庫)」、「ミミズクと夜の王 (電撃文庫)」、「断章のグリム〈9〉なでしこ〈下〉 (電撃文庫)」、「シゴフミ オリジナルサウンドトラック」、「しにがみのバラッド。〈12〉 (電撃文庫)」、などにも興味を持っています。 シゴフミ〈4〉Stories of Last Letter (電撃文庫)
レビュー ![]() これは、人に許された最後の奇跡の物語
堂々のフィナーレと事のすべての始まり、そしてひとつの終わりまでを集めた珠玉の最終巻。
そしてあとがきにて明らかになる「シゴフミメディアミックス企画」の全容*1。 小説・アニメ双方を併せることでひとつの物語として繋がる作品になっていました。 無論、小説だけでも一個の作品として完成はしています。 最終巻となる今回は、配達人としての文伽が主役となるエピソードとそうではないものが入り混じっています。 前回の3巻でもトリのエピソードとエピローグが別の配達人─沙音─を描いたものでしたが、今回もそういったエピソードが含まれています。 ただ、今回のそれに関しては3巻の時と違い文伽の関与・登場が一切ないわけではなく、配達人になる前の彼女が物語に出てきています。 そういった形式を取り、生前の彼女と沙音という配達人(更に言えばアニメのフミカ)、そして配達人となった文伽をつなぎ受け継がれる想いが描かれています。 そして、シゴフミは確かに奇跡だが、時にはシゴフミが原因となり悲劇を招くことがあるという悲しい現実がある。 けれどシゴフミはただの現象でしかなく、本当に奇跡を呼び起こすのはそれを差し出す人と受け取る人。 だからシゴフミは、決してこの世にあってはならないものなどでは…ない。 と、この作品の世界観と根源的設定に対して“答え”が明示されたとても良いラストを迎えています。 短すぎず長すぎず、後から手を出すのにも程良い4冊の本に収められたシゴフミのストーリーに是非触れてみて下さい。
シゴフミ〈4〉Stories of Last Letter (電撃文庫)を見てみる
クリエーターは「雨宮 諒」です。 この商品を買った人は他にも「しにがみのバラッド。〈11〉 (電撃文庫)」、「シゴフミ〈2〉Stories of Last Letter (電撃文庫)」、「メグとセロン〈1〉三三〇五年の夏休み(上) (電撃文庫)」、「旅に出よう、滅びゆく世界の果てまで。 (電撃文庫)」、「さよならピアノソナタ〈2〉 (電撃文庫)」、などにも興味を持っています。 |