LOAS CN-TK02 エアブロアー2本組み
成分 / HFC-152a、DME ミックスタイプ 色 / ホワイト 質量(g) / 500(1本あたり) 外形寸法(幅W×奥行D×高さH)(mm) / 66×66×226 (1本あたり) レビュー ![]() なにかと便利に使えます
コンピュータ周辺を掃除する時に使うものですが、一家に1本あればなにかと重宝します。
コンピュータまわりでは、キーボードや光学ドライブ(CD、DVD)まわり、CD−RやDVD−Rを作成する前にはこれで記録面のホコリを飛ばしてやるといいでしょう。 うっすらと積もったホコリを排除する時に使えますので、AV機器の掃除にも便利なんじゃないでしょうか。 1本あれば、かなり長持ちしますよ。
未来をつくる資本主義 世界の難問をビジネスは解決できるか [DIPシリーズ]
レビュー ![]() なかなか 微妙な問題を抱えている本であることも確かだ。本書は「資本主義が どのように環境問題や貧困問題を解決出来るのか」という課題に挑戦した本である。読んだ感想は二点だ。 一点目。本書はBOP=Bottom Of Pyramid=世界の貧困層をビジネスチャンスとして捉える本だ。発想の基本軸としては 貧困層からの収奪ではない点を強く謳う一方 ビジネスとして成り立つことは必要条件だとしている。 その考え方は 非常に微妙な部分も多いと思うが 基本的には正しいと考える。サステイナビリティという言葉がはやっているわけだが 事業として収益が上がらないものは サステイナブルであるわけもなく 早晩立ち行かなくなることは見えている。「損得勘定抜きで」始められたものは 志においては高いものがあるにせよ それが続くことは基本的には難しいからだ。勿論 この発想自体が 資本主義から一歩も出ていない点は認識するが 現実的に考えるとそうではなかろうか。 二点目。上記「微妙な部分」は実は中々難しい。他の方の指摘にもあったが サブプライムは まさに貧困層をターゲットにしたビジネスであった。志としても「家の持てない人に家を」という高邁なものもあったと聞くが 結果としては 非常にグロテスクなものとなったことも確かだ。この危険性に関しては 本書からは有効な処方箋は読み取れない。 結論として 本書を読むことは知的に興奮する体験とはなった。資本主義の枠組みで働いている一員として 考えるヒントになった。 腑におちました。
昨年秋に起こったアメリカの金融危機から、資本主義の限界を感じ、今後どのような道に進むべきかの道しるべとなりました。目から鱗とはまさにこのことです。これを実現するために少しでも自分の力を使うことができればとおもいました。
企業、経済についての新しい視点を気づかせてくれる
プラハラッドの『ネクストマーケット』と並ぶBoPを理解するための必読入門書。
今まで65億の地球人口のうち上層の20億人たらずの貨幣経済と言う限られた領域で企業活動やグローバル経済は語られてきたが、忘れ去られた40億人にフォーカスした企業活動が今後は必要になるのは火を見るよりも明らかである。具体的事例を交えて先進的な多国籍企業やNGOの事例を使って、BoPにおける組織、マーケティング、戦略と幅広いトピックについて分かりやすく説明している。 また、一昔前に流行した「CSR」との関係について、「ビジネス戦略を通じて与えたダメージを取り繕う目的で慈善事業に依存する社会的責任(CSR)とは根本的に異なる」ある。BoP戦略はCSRの概念とは異なることを明確に示しており、持続的成長のためのステップの一つとしてCSRとBOPを別々に語っている点は分かりやすい。 経済的価値と社会的価値の両立をどのようにして継続的成長を企業はしていくべきかを考えるきっかけとなる1冊である。 現場主義
BPO戦略により、富裕層ではなく底辺の貧困層をマーケットとして開拓せよと主張する。たんなるCSRでもNGO的価値観でもなく、それは利益を上げるという企業戦略とけして矛盾するものではない。グラミン銀行の成功例を見ても分かるとおり、底辺には巨大な需要が眠っているのだから。また、それは同時に究極の貧困対策であり、軍事力や独裁者視線などよりもずっと有益なテロ対策ともなりえるとする。
事例が多すぎてやや単調な内容に思えるが、非常に説得力に富む論理だ。90年代以前のIMFによる上からの支援は、非民主的な政府を経ることできわめて非効率なものとなり、またネイティブを無視した国債資本主体のものであったため、多くの国で貧困化を加速させてしまった。本書の言う「現場主義」という視点は、一つの解決策となりうると思う。 現在の日本人の発想からは決して出てこない内容だからこそ・・・
「ノーベル経済学賞」受賞のセンも、「コア・コンピタンス」で有名なプラハラードも、その学問に向き合う姿勢の根底には、自らの故郷が有する「貧困」や「飢餓」をどのように解決すべきか、という人類にとっての最大の難問への挑戦、があるのだと思う。前者のセンについては言わずもがなであるが、後者のプラハラードにも、本書と主張を同じくする「The Fortune at the Bottom of the Pyramid(邦訳名:ネクスト・マーケット)」という研究書が存在する。確かに多くのコメンテーターが指摘するように、本書の内容は、普遍性に乏しい一部の成功例を大きく取り上げすぎているきらいがある(例えばユニリーバの取り組みなど)。そうした部分で、厳しい批判が向けられることは、容易に想像できる。しかし、本書が提案するような内容を、まっとうなビジネス書レベルに仕上げ、サラリーマンや学生、一般市民へと訴えかけようとする発想そのものが、今の日本では決して出てこないという点に、注目すべきである。本書の発想の一部は、確かに日本経済の発展支えた先人たち(松下幸之助しかり本田総一郎しかり)の発想と共通するものがある。しかし、そのことをすっかりと忘れているのが、今に生きる我々である。本書を通じて、今の日本の、日本人の姿が見える。
未来をつくる資本主義 世界の難問をビジネスは解決できるか [DIPシリーズ]を見てみる
クリエーターは「スチュアート・L・ハート」「石原薫」です。 この商品を買った人は他にも「クレイジーパワー 社会起業家―新たな市場を切り拓く人々」、「ソーシャル・エンタープライズ 社会貢献をビジネスにする」、「貧困のない世界を創る」、「ワールドインク なぜなら、ビジネスは政府よりも強いから [DIPシリーズ]」、「誰が世界を変えるのか ソーシャルイノベーションはここから始まる」、などにも興味を持っています。 地球温暖化の予測は「正しい」か?―不確かな未来に科学が挑む(DOJIN選書20)
レビュー ![]() 温暖化予測の概要(さわりの部分)を理解するには最適
温暖化予測の専門家が、モデルの概要をわかりやすくかつ客観的に解説してくれている。
温暖化予測について知識として知っておくには、最適の本だろう。 モデルで考慮しているパラメータ、予測する対象、予測の不確定性等、平易な表現で説明されており、わかりやすい。 著者も書いてあるとおり、まさに、理系の人にはわりとすんなり、文系にはちょっと難解というさじ加減の内容になっている。 モデラーの世界の一端がのぞけます
気候変動予測モデル作成の第一人者が、モデル作成の方法、精度について語った一冊。世界には20の本格的な気候変動予測モデルが存在し、それらの示唆する値を分析することで、ある程度のレンジを持って将来の気候変動が予測できるといわれている。IPCCは、その集大成版を作っていて、2004年の第4次報告では500人の執筆者、確認者と含めると2000人(!!!!!) が作成にかかわり、さまざまな論文、モデルのデータを集めていくつかのシナリオでの気候変動予測を作成した。IPCCによれば、さまざまなシナリオの中で最も温暖化が進むケース(経済成長が維持され、化石燃料が現状のまま使用され続けるケース)では、100年間で2.4-6.0℃平均気温が上昇するとされている。最低のシナリオだと、1.1-2.9℃。
ただし、意外と知られていないことだが、このレンジ(かなり大きいが)は66%の確度であり、このレンジを超える可能性も十分にあるわけである。しかもこれは平均だから各地域の動きは分からない。ふむ。んで?この数字をどう解釈する? いろいろな回答が考えられるが、「気温あがるじゃん!まずいじゃん!」という単純な反応はやっぱりおかしくって、この数字を何か別のもの(具体的には経済的な価値)に置き換えないとやっぱりならないんだろう。数字はときには雄弁であるが、ここでこの気温変化の数字が意味するところはあまりない。結局のところ、この精度での予測を解釈して政策を立案するのは、著者も明記している通り、政治家や経済学者の仕事である。気温上昇の予測は価値中立的なのであるし、そうして読まれないとならないと思う。 しかし、もうちょっと精度が上がったらもう少し政策につながりやすくなるね。たとえば、かなりの精度で東京の気温は2030年に3℃上がります、って言われたら、何か対策とらなとって思うじゃんね。タンクトップOKの超クールビズ導入だな、そしたら。 知的に面白い本です!
アル・ゴアの「不都合な真実」は確信犯的なプロパガンダ!?本書を読むとシミュレーションの仕組みがよくわかり、冷静にいまわかっていること/まだわからないことが明確になります。
天気予報に使われる仕組と、温暖化を予測する仕組は基本的には同じ。ただ、前提が違う。不確実性をいかに少なくしていくか・・・ すぐに6mの水位上昇は無いけれど、今世紀末までに1mくらいならあるかも・・・。温暖化=悪ではないけれどトレードオフのラインを超えて進めば悪になる。 各国政府の目標や「議定書」の目標・・・各所で目にしますが「達成するとどうなるの?」って意外とわかってなかったかもしれない。その目標も一定の不確実性は含んでいる、と。 科学に関する専門的な知識がなくても読めます。 温暖化予測は進化している
温暖化懐疑論関連本の出版が続いている。似たような内容で手を替え品を替え、もういいだろうと思う。そんな中、温暖化予測の研究に携わっている研究者による本が出た。とはいえ懐疑論批判の本ではない。科学的な取り組みとしての温暖化予測を誠実に伝える本である。
本書では、まず温暖化がどんな問題か、基本的な部分をおさえていく。懐疑論の人が突っ込んでくる点などを意識しながら、どこで認識の齟齬をきたしているかを丁寧に解説する。あからさまな反論ではないが、どこかで目にしたあの人のあの話はこういうことだったのかと思い当たるのではないか。 第2章以降は、気候モデルによる温暖化予測についての説明だ。乱暴にまとめると、予測の際の前提となる条件、コンピュータが解いている方程式、なにが予測されたか、その予測は正しいのか、今後研究はどう進むかがそれである。なるほど、温暖化の予測はそのようにされているのかと、とてもわかりやすく過不足なく説明してくれる。 本書の白眉は第5章だと思う。気候モデルには不確かな部分が残っていることは、研究者自身が一番よく理解している。その不確かさをいかに小さくするか、科学的にどのようにアプローチしたらいいのか、世界中の研究者がどんな試みをし、なにを考えているのかがわかるはずである。 本章により、少なくとも私には、信頼するに足るアプローチが試みられ研究が進んでいるのだと感じた。 「コンピュータの予測なんか」と知った風なことをいう前に、本章に目をとおすのが賢明だろう。 余談だが、186ページを読んで私も温暖化予測のお手伝いを始めた。 温暖化問題を冷静に考えたいあなたへ
地球温暖化の予測がどのようにおこなわれるのか、予測の不確かさは何に由来し、どのように測られ、どのように狭められようとしているのか、コンピュータシミュレーションの専門家である筆者が平易に解説している。センセーショナルなタイトル、内容の書籍とは一線を画し、専門分野の解説に終始する筆者の姿勢に好感が持てる。
モデリングの中身について深く知りたい人には物足りないだろうが、シミュレーションがどんな方法でおこなわれているのか、その方法はどんな現実、考え方にもとづいているのかについて説明されており、読者の温暖化リテラシーをあげるという筆者の意図は成功している。 筆者や専門家が予測の限界を理解しながらも、いかに信頼性を向上しようとしているのかが良く理解できた。
地球温暖化の予測は「正しい」か?―不確かな未来に科学が挑む(DOJIN選書20)を見てみる
クリエーターは「江守 正多」です。 この商品を買った人は他にも「チェンジング・ブルー―気候変動の謎に迫る」、「正しく知る地球温暖化―誤った地球温暖化論に惑わされないために」、「気候変動がわかる気象学 (やりなおしサイエンス講座)」、「地球温暖化―ほぼすべての質問に答えます! (岩波ブックレット)」、「NHKスペシャル 気候大異変―地球シミュレータの警告」、などにも興味を持っています。 地球と一緒に頭も冷やせ! 温暖化問題を問い直す
レビュー ![]() 今後40年でぼくたちは何を実現したいんだろうか?
地球温暖化対策の現状と問題点を分析し、代替案を提案する本。
著者は、デンマークの統計学者。環境問題に対する熱狂の為、 経済でも科学でも政治でも”まともな対話”が喪失している 現状を指摘します。そして、冷静になって、地球温暖化対策 ≠ 二酸化炭素削減であることを見つめ、「今後40年でぼくた ちは何を実現したいんだろうか?」を問いかけようと訴えます。 少なくても、二酸化炭素を減らすことは手段ではあっても、 目的ではないでしょう。ならば、もっと未来の人の為に成果 があがる問題があるならば、それを解決したいと思います。 あわせて、「500憶ドルでできること」を読むと著者の主張へ の理解も深まります。 本書の指摘について、科学的な見地から疑問もあるハズです。 ヒステリックにならずに、冷静になって議論していく土壌が 大切であることを感じる本です。 ”費用を考えなくても支払わずにすませるわけにはいかない。 優先順位を議論しなくても、結局は何かしらの順位付けは行 われることになる。” アジ本ではない本当に科学的な良書
タイトル通り温暖化をめぐる国際的な取り組みを冷静に批評した内容です。
温暖化によるデメリットだけでなくメリットにも光を当てたもので、きちん としたデータをもとにかなり公正に議論しているように思えます。もちろん 気象学以外にも経済を始め様々な角度から検証しているので(ここが足りない 著者は結構多い。自分の専門だけ)温暖化についてある程度の知識を持った後 で読むと新しい視点を与えてくれる本でしょう。最初に読む本ではない。 例えば温暖化による熱波で死ぬ人の数と寒さから解放されて生き長らえる 人の数の比較などはあまりなかったように思います。また「温暖化が悪いことを 引き起こすという議論に慣れすぎている」というのも確かに言えてます。ただ、 マラリアが本当に2050年に撲滅されるかは疑問ですけどね。とにかく温暖化は 雨の分布がそう変わらない範囲内であれば利益をもたらすということが気象 学者の間でも言われていることから本書の議論は正しいのだろうと思います。 温暖化は長期変化なので京都議定書の効力もずっと先のことでしかも全く 割に合わないものである。アメリカが参加しても1ドルにつき34セントしか 戻ってこない。こうしたことに労力を使うくらいなら飢餓や貧困や他のもっと 切迫した、しかも費用に対して効果の上がることに使うべき。貧困や伝染病 などを解決しておけば国の地盤がしっかりし、何事か起こった時の耐久度 がぐっと上がる。 この本の主張は(一部ですが)こうしたものです。定価2000円と他の本に 比べると若干高価かも知れませんが、それだけの価値はある本です。本書に も書かれている通り、同じだけ金を使うなら価値のあるものに使いましょう。 環境問題に対する見方が変わった!!
「何と不届きな本だ!」と思って手にとったのですが、衝撃を受けました。
説得力もありますし、根拠も示されている。 著者の一番の主張は、本当にしたいことは何なのか、そのためにはもっと賢く、もっとずっと(ずっとずっと)効果的にできることがあるのでないか、なぜそれを考えようとしないのか、ということでしょうね。 ジョークとしては面白いけれど、マジメに考えると笑えない事例が満載です、、、(-o-;) 環境問題に対する見方がガラリと変わりましたね。 「気温を下げる以外にも重要な課題があるんだし、 中国の貧乏人は一世紀でちょっと気温が下がるよりも、 もっと食べ物をほしがるんじゃないだろうか」 「何兆ドルも使って、百年後の金持ちのためにほんの少しいいことをしてあげたいだろうか」 「ぼくたちは単にいい気分に浸りたいだけなのか、本当によいことをしたいんだろうか」 「とても簡単に安上がりにいまの世代で解決できる、本物の火急なニーズに取り組んだほうが、世の中のためになるんじゃないか」 本物の火急なニーズとは、伝染病(HIVやマラリア)や栄養失調、水や衛生、貧困撲滅、、etc・・・といった問題ですね。 京都議定書のための費用の数パーセントを、こういった問題の解決に向けるだけで、ケタ違いの人命が救えるようです。 本当に必要なところに金が使われていないことは、何とかすべき、と思いました。 ホッキョクグマが心配なら、ホッキョクグマを殺すのをやめる、というように、やりたいことに対して最も効果的で適切なアプローチをとるクールな私たちでありたいものです! 出版社の出版姿勢に疑問
他のレビュアーが良いところを書いてくれてますので、僕は悪いところを書きます。
数値の間違いが多すぎます。 おそらく10年と思われるところが1000年だったり、ちょっと読めば矛盾が明確になる ような数値的問題が、僕が発見しただけで5カ所はありました。 僕が発見できなかった数値ミスはもっとあるでしょう。 出版社はしっかり校正して改訂版を出版し直し、数値ミス版と取り替えるべきだと思 います。 数値を使って環境問題を問い直す本が数値ミスだらけというのは、著者のビョルン・ ロンボルグに失礼ですし、訳者の山形浩生さんも納得できないのではないでしょうか。 僕は山形さんの良い訳の書籍を読んだ事がありますので、これは出版社の編集姿勢の 問題ではないかと推測しています。 「緊急出版の訳書なんてそんなもんだ」と割り切って読めれば良いのかも知れません。 僕も通読するに当たってはそう自分を納得させつつ、数値に気を付けるのも忘れずに 読みましたし。 ただ、「てにをは」程度の間違いならともかく、読者が即時分かる程度の数値ミスと いうのは、編集者が原稿を全く真面目に読んでいないとしか思えません。 もし原著が間違っていたのであれば、著者に問いただすのが訳書の出版というもので はないでしょうか? 「数値が信用できれば内容はかなり良かったんだろうな」と思うにつけソフトバンク クリエイティブという出版社の出版姿勢には腹が立ちます。 なにもしなくて良いということではなく
遅ればせながら。
呆然とするほどバランスの良い主張だと思います。 環境問題をめぐる議論は、その議論に参加する者もギャラリーも含めて、「環境を保護派 vs 懐疑派」 という構図で言及されることが多いかな、と。個別の立論を実際に確認してみると、必ずしもそうした構 図にはなっていなかったりもしますが。 私自身も、日々マスコミの姦しさに辟易して、いつしか「ほんとに環境は悪化してんのかよ」側に重心が かかりがちで、反省中。 『環境危機をあおってはいけない −地球環境のホントの実態−』以来、「懐疑派」の筆頭とされること の多い筆者ですが、実際には当初から、実にバランスの取れた穏健な主張をしていることに、改めて感 心します。 なにもしなくて良い、と言っているのではもちろんなく、冷静に問題を判断して、有効な手段を採用しまし ょう、というタダそれだけ。実にまっとうです。 願わくは、筆者のスタンスが一般化されて、そのスタンスに立脚した上で、「何が有効な手段なのか」 をめぐる議論こそ、盛んになって欲しい。筆者のスタンスは圧倒的に支持しつつ、筆者の提案こそ最も 有効なものであるかどうか、それは非専門家たる読者には、なかなか判断し難いのだからこそ。 「環境を保護派 vs 懐疑派」という議論ではなく。 蛇足ながら。 この種の推論は、ついていくだけでやっとながらも、なにかしら快感があります。 人文系に足を突っ込んだことがあると、どうしても「近代性」に懐疑的になる身体ができてしまっているも のですが、しかし、筆者の主張を見れば見るほど、「近代」は実にあなどれず、人文系の「近代性」批 判が、実は底の浅いものでしかなかったのではないかと思えてなりませぬ。
地球と一緒に頭も冷やせ! 温暖化問題を問い直すを見てみる
クリエーターは「ビョルン・ロンボルグ」「山形 浩生」です。 この商品を買った人は他にも「正しく知る地球温暖化―誤った地球温暖化論に惑わされないために」、「五〇〇億ドルでできること」、「地球温暖化論のウソとワナ」、「環境危機をあおってはいけない 地球環境のホントの実態」、「地球温暖化は止まらない」、などにも興味を持っています。 |