窓からローマが見える [VHS]
レビュー ![]() ローマを舞台に繰り広げられる池田満寿夫の世界
ローマ、パリとおしゃれな都市が舞台で、音楽も衣装もアングルもとても素敵でした。音楽はポールモーリアが担当し、衣装は君島一郎です。
主演女優の中山貴美子もいやらしくなく、とても新鮮な印象を受けました。 お気に入りの場面に濡れ場があるのですが、いやらしさを感じさせず純粋に男女が愛し合うと言ったことを感じました。その場面で流れている曲がまた好きです。本当に愛する人と過ごす幸せな時は短いのだと痛感させられます。
エーゲ海に捧ぐ [VHS]
レビュー ![]() 一貫した美意識
友達の女性は、ただの猥褻だと言った。果たして卑猥なのだろうか?登場する女性は時代を超えて美しい。「一貫した美意識」を持ちつづけるところが、天才の天才たる所以なのである。下世話な例だが、70年代の日本のアイドル歌手を見て、現代のアイドル歌手に通じる一貫した身意識を感じることが出来るだろうか?すでに美意識は大きくブレている。この映画が古くないのは、ここである。比喩が多用される芥川賞受賞の同名書籍を読まなければ、いまいち理解は深まらない。版画を製作していた初期の池田先生は、天才ともてはやされ時代の寵児となった。ただ、版画製作から次第に陶芸、日本美術へと活動領域が広がっていくのと反比例して、才能は徐々に磨耗していったように感じる。胸、尻、頬、ハイヒールなど、女性の象徴的な部分をデフォルメした作品の数々。先生がテレビに出演していた頃、私はまだ子供だった。もちろん美術のビの字も知らなかった。遠い空の向こうのエーゲ海で繰り広げられていた官能について知る由もない。これを単に卑猥の一言で片付ける女は、その程度の器の持ち主でしかない。版画製作と映画製作、歌手におけるアルバムリリースと、ライブ活動のような関係ではないか。今の映像が入手しがたい状況というのは、方手落ちの状態である。早期のDVD化を切望する。
NHK映像ファイル 「あの人に会いたい」2 [DVD]
NHK映像ファイル 「あの人に会いたい」2 [DVD]を見てみる
クリエーターは「竹内均」「横山隆一」「土光敏夫」「池田満寿夫」「古今亭志ん生」「司馬遼太郎」「寺山修司」「井深大」です。 この商品を買った人は他にも「NHK映像ファイル 「あの人に会いたい」1 [DVD]」、「NHK映像ファイル 「あの人に会いたい」3 [DVD]」、「経営の行動指針―土光語録」、「古今亭志ん生 名演大全集 24 お血脈/吉原綺談(上/中)」、「山藤章二のラクゴニメ(1) [DVD]」、などにも興味を持っています。 窓からローマが見える [DVD]
レビュー ![]() あのバラドルのお母様
主演している女優さんは、最近ホ○プロで売り出し中バラドル「○びる○」のお母様だということで、いろいろ想像を膨らませながら鑑賞するのも一興かもしれない...
愛の錯綜した人間関係で、最後に勝った愛は?
池田満寿夫が映し出す錯綜したラブロマンス。
ローマの音楽学校に通う日本人女性の放尿、フランスのモデル女性のレイプと、それ以後レイプから抜けられずにマゾに落ちてしまい、加害者に飼われつつある・・・展開。 その被害者女性の夫であるカメラマンと放尿日本人女性との関係、そこにカメラ助手の介入、日本人女性が同じレイプ犯にピストルを突きつけられながら強姦される最中に、ただ見つめることしかできなかったカメラマンと、その犯人を射殺しに来たカメラマンの妻。 錯綜した愛と人間関係だけでなく、話の展開する場所はローマとパリとを行ったり来たり。パリで強姦された妻は夫のいるローマに向かうが、夫には幻覚として写り、街で見かけても決してつかまえることは出ない。
エーゲ海に捧ぐ (中公文庫)
レビュー ![]() 表題作は
カナリ実験的な小説でした。
主人公に聞こえている情報、 見えている情報と、 主人公の意識の流れとが、 「文字」というフィールドの上で一緒くたになり、 小説中の主人公同様、 読者を徹底的に混乱させます。 これは小説にしか出来ないことですね。 面白いなぁとおもいました。 んで他の二編もまぁまぁ楽しめました。 池田満寿夫”エーゲ海に捧ぐ”を読む
池田満寿夫の”エーゲ海に捧ぐ”を読んだ。これは、氏の芥川受賞作でもある。内容は、
氏の性に関する告白?と言える部分もあるのではないでしょうか?内容は、延々と 続く女性器の比喩表現。これは、人によってはくどく感じられた方もいるのでは?私は、 氏の芸術性を評価したいと思うが、それでも、もう少し本文に”ドラマ”を持たせて欲しか った。 今回、個人的に地中海をテーマにした本を探していたのだが、地中海が舞台で
エーゲ海に捧ぐ (中公文庫)を見てみる
クリエーターは「池田 満寿夫」です。 この商品を買った人は他にも「死者の奢り・飼育 (新潮文庫)」、「眼球譚(初稿) (河出文庫)」、「壁 (新潮文庫)」、「眠れる美女 (新潮文庫)」、「限りなく透明に近いブルー (講談社文庫 む 3-1)」、などにも興味を持っています。 |