群青―日本海軍の礎を築いた男
レビュー ![]() 幕府海軍
初代海軍総裁であった矢田堀景三(鴻)の生涯を描く力作。優れた学者であり技術者であったが時代の要請により、幕府海軍の創設と育成に携わる。幕臣でありながら葛藤の末に旧体制に見切りをつけ、如何に海外列強の侵略に対抗するかに心を砕く。これには師であり条約締結に奔走した岩瀬忠震の影響が大きい。維新後は反乱を起こした部下の榎本武揚が評価され、それを止めようとした矢田堀は不遇であった。二人の妻に先だたれ、子供も震災で亡くすなど家庭的にも恵まれない一生であった。教育者として多数の有才の弟子を育てたことに作者は暖かな光をあてる。方法論の差より反目した勝海舟は軍政家として後半評価される。女性作家とは思えぬ歴史硬派の力量。文句なしのA評価。
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クリエーターは「植松 三十里」です。 この商品を買った人は他にも「お龍」、「彫残二人」、「天璋院(てんしょういん)と和宮(かずのみや) (PHP文庫)」、「桑港(サンフランシスコ)にて」、「岩倉具視―言葉の皮を剥きながら」、などにも興味を持っています。 お龍
レビュー ![]() 勝ち気で奔放なお龍
寺田屋事件のときのことなど、お龍についてはいろいろなエピソードが過去に紹介されています。本書にはほかにも史実の中のお龍のエピソードが数々盛り込まれていました。
でも、その史実をつなぎ合わせたところで人物の魅力は浮かび上がってこない。そこから勝ち気で奔放で魅力あるお龍を描きだせるのが、作家さんであり、植松三十里さんなのだと。 お龍から見た幕末の世界も楽しめました。
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クリエーターは「植松 三十里」です。 この商品を買った人は他にも「群青―日本海軍の礎を築いた男」、「彫残二人」、「天璋院(てんしょういん)と和宮(かずのみや) (PHP文庫)」、「桑港(サンフランシスコ)にて」、「史料が語る坂本龍馬の妻お龍」、などにも興味を持っています。 |