セクシー地帯 [DVD]
レビュー ![]() 時代背景が興味深い
石井輝男監督による1961(昭和36)年の作品。配給は今はなき新東宝。当時の新東宝が得意とした「地帯シリーズ」で、モダン活劇を基本的なトーンとしています。吉田輝男と三原葉子のダブルキャストです。売春婦役として池内淳子、闇売春組織の一員として若き日の細川俊夫の名前も見られます。
基本的には銀座と新橋を舞台に、闇世界に果敢に戦いを挑むアクション映画なのですが、当時の風俗(裸婦クロッキー、喫茶、ジャズ、闇売春組織)を随所に散りばめ、実に快活なテンポで進行します。うかつにも吉田輝男と三原葉子はその存在を初めて知りましたが、2人ともこ気味良い演技を見せています。終始流れるジャズのリズムとテンポ良い展開で、当時の時代背景が鮮やかに再現されていますが、いまの銀座や新橋と比較してみるという楽しみも。 タイトルからして「エログロ」的な内容を期待してしまいますが、実際はアクション映画なので、念のため。
I’M SO GLAD
I’M SO GLADを見てみる
クリエーターは「JEFF SATO Project」「Saiichi Sugiyama (杉山栽一) & Pete Brown」「無限ビブロス (中西俊夫&鈴木賢司)」「増田俊郎」です。 非行少女 [VHS]
レビュー ![]() 浦山桐郎の名作
『キューポラのある街』('62)でデビューした浦山桐郎監督の第2作。
家庭に居場所を失った少女(和泉雅子)の非行と立ち直りを、彼女を励ます青年(浜田光夫)との恋心に絡ませて描く。前作での吉永小百合同様、和泉雅子も浦山演出によってその演技を高く評価された。モスクワ映画祭金メダル賞。ベストテン10位。 ラストの別れのシーンは泣けてきます。
|