月に繭 地には果実〈下〉 (幻冬舎文庫)
レビュー ![]() 見事なまでにガンダム
アニメはアニメ。小説は小説。
そうわかっているのですが、あえて書かせていただきます。 この作品は、ウィルゲイム、テテス・ハレといった人物をアニメよりもずっと詳しく描いていて、とてもよい作品です。 しかし、この小説はあまりにもガンダム過ぎるのです。 アニメの初期企画を元に執筆された作品であるから、しかたがないとわかってはいます。 しかし、アニメは、ガンダムというものが固定化されてしまったのを、くずして、ガンダム色の弱い作品として完結しました。 しかし、この作品はガンダムのままです。固定化されてしまったままのガンダムです。 それはある意味素晴らしいことかもしれませんが、原作であるアニメの芯を理解されていない。そう感じました。 福井作は二度目ですが
正直言って微妙。
登場人物の扱いが違いすぎないですか? 主人公にいいように事が運んでばっかな気がします。 他の登場人物にいちいち細かな描写を入れる割には、皆ロランの引き立て役な感じ。 テテス・ハレに関してもディアナは一緒に逃げようと誘ったにも関わらず、彼女が死んだ後の彼女に対する心理描写が何一つ無し。 結局はロランが全部反対勢力を倒して地球を救って・・・ガキが見るヒーロー物か?って思いました。 ターンAに関しても特別扱いな無理な演出続出。 羽が生えてどうのこうの・・・には思わず失笑。 あーはいはい、と思いながら読み進めました。 読み手としても、他の登場人物にしても、ただただロランの活躍ぶりに付き合わされただけのような気がします。 何のとりえも無い優柔不断の少年が選ばれた戦士になって悪を倒す。 陳腐。安易。以上。 散々痛めつけた後のささやかな癒し。
福井作品はこれが初めてです。
上・中巻までは、TVシリーズとそれほど大きくストーリーが変わっていないので、ゆっくり読みながら初めて味わう福井作品の文章を楽しんでいました。 ちなみに上巻冒頭の3ページで心をつかまれました。 正直他のレビューを読んで、ラストは相当しんどいことになると知って読んでいったのですが、想像以上に過酷なクライマックスでした。 けれども、私が特筆したいのはラストのシーンです。最後の数行を読み終えた時、ラストのシーンが頭の中に浮かび上がって、自分でもよくわからない衝動に駆られ感動で涙していました。 最後に、こっちのホワイトドール、すごすぎです・・ 僕の人生の中で最高の本
僕はまだ子供なのでそれほどたくさんの本を読んだとは思っていませんが、自分の中では最高の本です。
上巻、中巻に続く最終巻である下巻でついに「ターンA」の存在理由が明らかになりました。それに、登場人物の心の中が全て明らかになり、色々な人が思いもよらない行動をします。 一つ一つの言葉にも重みを感じました。ディアナが「あなたはニュータイプ。だから人を愛しなさい」、と言ったとき堪えきれず泣きました。 戦争と平和。そして人の心。この本をよんだら、人は連綿と歴史を紡いでいき、同時に繰り返すのだと思いました。 僕の人生の中で最高の本
まだ子供でそれほどたくさんの本を読んだとは、自分では思っていないのですが、この本は僕の人生の中で最高の本だと思います。
上巻、中巻に続き最終巻の今回でついに「ターンA」の存在の意味が明らかになりました。それに登場人物の心の中が全てあらわになり、意外なことを思っていた人物や、予想しなかった行動をしたりして驚きました。 一つ一つの言葉の重さも感じられました。ディアナが「あなたはニュータイプ。だから人を愛しなさい」、といった時泣いてしまいました。 戦争の意味と、平和と、人の心。これを読んだ時、人の歴史は連綿と続いてゆき、同時に繰り返されると思いました。
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クリエーターは「福井 晴敏」です。 この商品を買った人は他にも「月に繭 地には果実〈中〉 (幻冬舎文庫)」、「月に繭 地には果実〈上〉 (幻冬舎文庫)」、「ターンエーガンダム〈5〉月光蝶 (角川スニーカー文庫)」、「ターンエーガンダム Episodes (角川スニーカー文庫)」、「ターンAガンダム 1 角川文庫―スニーカー文庫」、などにも興味を持っています。 |