愛と死をみつめて [DVD]
浪人生の誠(浜田光夫)は入院した病院で道子(吉永小百合)と知り合い、お互いを意識するようになる。しかし誠が大学に入学して2年目、久々に再会したふたりだったが、道子の病状は思わしくなく、やがて彼女の病気が軟骨肉腫という難病であることがわかる。ふたりは文通を続けながら、お互いの思いを確かめあっていくのだが…。 実在の恋人同士の書簡集を原作に、斎藤武市監督がメガホンをとった純愛映画の国民的大ヒット作。若者たちの純粋な想いと、重苦しい死の影とが巧みに合わさって、その悲劇性はますばかり。ついには顔半分を切除されてしまうヒロインの姿は痛々しく、それでも画面からこちらを真摯に見据える吉永小百合の瞳には、ただただ圧倒されるのみである。(増當竜也) レビュー ![]() 良い、悪いなど下衆なこと考えずに、作品に内在化して観られたし。
組織論の研究をしている途中で、組織社会学者の横山知玄氏が『現代組織と制度』文眞堂(2005)の中で、大島みち子氏に注釈で触れておられるのを知った。どうも気になるので、本DVDを購入し、鑑賞した。
何が、何ゆえに、絶望のうちにある人にすら生きる意味を与えるのか。苦しい現実の経験にもかかわらず、その現実に意味を与え、その現実を説明するものは何なのか。 吉永小百合さんの主演である。激しい痛みに耐えながら、明るく病院の電話に出るみち子。「時には 悲しい嘘をつかねばならない」。医師の推測する余命との一日刻みの戦い。恋人に話す電話の声。テーブルセンターの話題。「素敵な図案考えたから きっとマコのお気に召すのができると思うわ それからね お部屋のかた 昨日一人 明日一人 退院するの 急に寂しゅうなるから マコ どんどんお手紙ちょうだい」 最後に、宇野重吉さんが車椅子から、怒鳴ってくれた。泣かせてくれたね。私も東京オリンピック(1964)をテレビで見た世代だが、その年の芸術祭参加作品。当世のニタニタした時代にご不満のご同輩、是非、ご覧いただきたい。 モノクロだけど一見の価値がある映画
テレビドラマで「愛と死をみつめて」に興味を持ち見たのですが、
一言で言えば、とても良かったの一言です。 私にとって吉永小百合は、すんごい年上の女性なのですが、 みち子さんになりきった吉永小百合は、とても美しく可愛く感じました。 微妙に原作と違うところはありますが、気にならない程度です。 悲しいお話なのに、主人公の「ミコ」の生き様に圧倒され、 色々な事を考えさせられる内容です。 モノクロだけど一見の価値がある映画です。 いつまでたっても色あせない
1960年代に思春期を迎えた人間で、この原作を読み、映画を見なかった人はいなかったのではないかと思う。
最近、テレビでドラマ化されるようだが、私は期待していない。時代が違いすぎるもの。 この物語は、「いつまでたっても色あせない」けれど、リアルタイムで経験したか否かで、印象は全く違うと思う。 不治の病の主人公とたまたま同じ病院に入院した中央大学生(僕の母校だ)が、今と違って、メールではなく手紙で〜しかもタイムラグがある〜切々とほのかな愛情を伝える物語は、原題を基準にすれば、もどかしすぎる。 僕は、ボロボロになるくらい原作を読み、映画館に通い、主人公の「マコ」の大学の後輩になって飯田橋あたりの名画座にこれがかかると見に行っていたが、吉永小百合さんが完全に「ミコ」になりきった鬼気迫る演技にいつまでも、飽きることはなかった。 この作品を、全く新規に見る方には、相当の違和感があるかもしれない。特に、この作品が製作された後の世代には、まどろっこしい作品かもしれない。しかし、かつて、日本でもこういう心情を持った人が多数存在して、圧倒的な支持を受けたことを、頭の片隅においていただき、今の日本を考えてくれたら嬉しいなどと、中学一年のときにこの原作を読んだおじさんは考えるのです。 怖いけど最後まで引き込まれました
以前TVでみて忘れられなかったので、購入しました。
60年代初頭の大阪の雰囲気ってこんなだったのですね。 最初は「ミッチーとヨシリン」状態だった二人が、見る見る内に離れて行ってヒロインが死に向かい合うあたり、鬼気迫るものがあります。 いっしょに見ていた10代の娘が吉永小百合の美しさと展開の「ありえなさ」に仰天してました。この頃の死生観は隔世の感があり、純愛メロドラマとして人気を博したことが信じられませんが、一見の価値あり、おすすめです。 復刻おめでとう
私は さゆりすとではないが19歳の吉永小百合は,あまりにも美しすぎる。軟骨肉腫で余命が わかっていながら懸命に生きるみちこ。それを支えるまこやくの浜田光夫。日活の全盛期の素晴しい作品である。41年前の大阪の情景もわかる。生きる事,愛する事,希望を捨てないで生きようとする主人公に本当に感動した。冒頭に出てくるレース編みは 主人公が生前に編み上げた作品である。
文通も知らない 携帯世代の若い世代にみてほしい
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レビュー ![]() スター。
スターというものが見たければこのシリーズを観よ。このオーラただモンでないです。このシリーズのジャケットもいちいちかっこよすぎ。
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レビュー ![]() 元気ハツラツ!アキラとルリ子
大瀧詠一氏が「実は一番好きな映画」という作品。ミュージカルの舞台を見るようなタイトルバックから、往時の銀座を俯瞰するラストシーンまで、テンポのいい脚本に小気味よい台詞回し、若ーいアキラとルリ子がハツラツと青春している珠玉の一本。見れば心楽しくなること請け合い。かつての銀座は空が広かった!!
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