屠場文化―語られなかった世界 (ミニミニ・ブックス)
レビュー ![]() 誰が牛を殺すのか
子供の頃からの私の中で解決されない疑問。
それは、傍にいる大人達に問うても明瞭な回答が無いままであった。 日々の食事の際、ふっと立ち上がっては消え去る疑問。 東京に生まれ・育ち・働いて30年以上。 この本でやっと1つの回答がでました。 食肉処理の歴史・語られない理由・・・ 「誰が牛を殺すのか」。 知られない世界の不思議
まさに、タイトル通り、語られなかった(聞いたことのない)世界でした。牛肉を食べているのに、牛から食肉という形に加工する人々については本当に何も知らなかったということを改めて痛感しました。さらに日本にもあった差別、しかしその中でしっかりと生活を営んでいる人々がいたことを知りました。飽食といわれ、食べ物を粗末にしがちな現代。役牛を最後まで大切に食べさせてもらっていた時代を知り、食べ物の大切さ、家畜の命について考えるきっかけを与えてくれる本です。
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クリエーターは「桜井 厚」「岸 衛」です。 この商品を買った人は他にも「ドキュメント 屠場 (岩波新書)」、「隠された風景―死の現場を歩く」、「食べ物としての動物たち―牛、豚、鶏たちが美味しい食材になるまで (ブルーバックス)」、「世界屠畜紀行」、「被差別の食卓 (新潮新書)」、などにも興味を持っています。 |