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岩井俊二が93年にフジテレビの番組「ifもしも」の1本として製作したTVドラマにもかかわらず、同年日本映画協会新人賞を受賞した上映時間45分の中編。翌94年、劇場公開。 港町に繰り広げる小学生の男の子たちが主人公。彼らは打ち上げ花火を横から見たら丸いのか、平べったいのかと言い争いになる。それを確かめるため、花火大会の夜に町はずれの灯台へ行こうと計画する。憧れの美少女、なずなへの淡い思いが重なって彼らの夏休みは過ぎていく。港町の生活感や、子役として活躍をしていた山崎裕太や奥菜 恵の生き生きとした演技を引き出している演出力は、岩井俊二が単なる映像派だけではないことを示している。(堤 昌司)
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司法研修所を舞台に、年齢も経歴もバラバラな法律家のビギナーたちが、課題で取り組む事例や実際の事件と向き合う中で法律家として成長していく姿を描いた群像劇。平凡なOLから一念発起して司法試験の難関を突破した楓(ミムラ)は、晴れて司法修習生となった。最初の課題からいきなりつまずいた楓だったが、同様に間違った解答を教官に提出していたおちこぼれ組の縁から、羽佐間(オダギリジョー)、桐原(堤真一)、松永(奥菜恵)、田家(我修院達也)、黒沢(横山めぐみ)、崎田(北村総一朗)、森乃(松雪泰子)の7人の修習生たちと一緒に課題に取り組むようになる。 法律を扱っているとはいえ、日常的なトラブルや見過ごされがちな人間的な思いにこそ着目して、決して大上段に振りかぶらないあたりがこのドラマの愛すべきところ。『十二人の怒れる男』ばりのディスカッションを軸に、再現Vやテロップで個々の事例を手厚く説明してくれるので、ちょっぴり法律の勉強にもなる。前半のコミカル調とまじめ一本やりな感じとはあまり折り合いがよくないが、後半にドラマの誠実さが増していくにつれて、ドラマのボルテージ自体も徐々に上昇していく。(麻生結一)
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舞台プログラム※作・別役実 演出:深津篤史 稲垣吾郎 大杉漣 奥菜恵
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