太陽が弾ける日2 [DVD]
レビュー ![]() まさに男のための作品
前編を見たときに、これは和製スカーフェイスと書きましたが続編でもその感想は間違っていなかった。ミニシアターであってもようやく劇場公開にこぎつけたという本作は、Vシネマにありがちな少しのエンターテイメント性を残しつつも予算という甘ったるさを消し去るようなド派手なアクションシーン満載の作品です。前編が良すぎたために後編には一抹の不安さえ抱いていました。フィリピンのマニラで生まれ育った日本人とフィリピン人とのハーフ。差別と貧困から抜け出すためにあらゆる悪事に手を染めてのし上がろうとする様。このあたりの描写は夢や希望をテーマにした娯楽映画とは対極をなし、女性登場させると愛を前面に出してややもするとヒューマニズムさえ感じさせるようなところでも、しっかり男の欲と暴力性が騒ぎ立てるシーンに出来上がっています。後半の銃撃シーンは邦画では滅多に見られないドンパチアクションで、かつて小沢仁志の主演したSCOREを彷彿させます。金と暴力と裏切りと権力と・・極めて下品で男の嫌な部分を、近年で最も美しく描いた映画ではないでしょうか。特に賛美を贈りたいのは大山なつの存在です。こういった男のギラギラした映画の重要な役柄に、女性を頻繁に登場させるのは個人的に大嫌いなのですが、大山なつは本作にはなくてはならない存在で、彼女でなかったらここまで作品を絶賛できたかどうか。大山なつはプロフィールは女優のではなくアーティストらしいのですが、延々と続く泣叫ぶシーンでも何の違和感もなく入ってきて今後も注目したい。久しぶりに骨のある作品に出会いました。定価以上に価値のある作品です。
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クリエーターは「佃謙介」「小沢仁志」「大山なつ」「小沢和義」「金山一彦」「本宮泰風」「江原シュウ」「HIDE MARYAFABLE」「大沢幹生」です。 この商品を買った人は他にも「太陽が弾ける日 [DVD]」、「飼育の部屋 終のすみか [DVD]」、「DEAD OR ALIVE デッド オア アライブ 犯罪者 [DVD]」、「飼育の部屋 ― スペシャル・エディション [DVD]」、「極道の紋章 第四章 [DVD]」、などにも興味を持っています。 太陽が弾ける日 [DVD]
レビュー ![]() 和製スカーフェイス
小沢仁志の役者25周年記念映画として制作されました。2年かかってようやく公開にこぎつけたという本映画は、小沢ファミリー勢ぞろいで何と1ヶ月もフィルピンに滞在して制作されたというから驚きです。これは後に小沢仁志がダウンタウンDXで明かしたことですが、滞在中にガソリンスタンドのトイレに入っていたら銃を突きつけられた経験があるとのことでどれだけ過酷だったか想像できます。本編は遠藤憲一が出てきて嬉しくなって、寺島進が出てきて嬉しさが頂点になりました。大山なつなど、出てきた瞬間に現地のフィルピン人だと見間違えるほど違和感ありません。今までの小沢仁志の海外ロケ作品といってもフィルピンばかりですが、あまり印象に残るものはありませんでしたがこれは違います。男のギラギラした部分と破滅に向かう欲望むき出しで、庭園でパーティーをするシーンなどはスカーフェイスを連想させられました。スカーフェイスでアル・パチーノが演じるのがキューバ移民のトニー・モンタナ、それを意識しているのであろう小沢仁志が演じるのはスラム街で育った日本人とフィリピン人との混血児で名前がトニー。見ているうちにどんどん新しい発見をして、自分ひとりで楽しんでいます。特典映像で試写会の挨拶も収録されており、大沢幹生はノーギャラでもいいから出演させてほしいと懇願したエピソードも披露。上映会では小沢仁志の口から本作品がなぜR15になったかの説明もあります。本DVDは前編だけなのを知らずに購入しましたが、本作品については後編が楽しみで楽しみで仕方ないという気持ちだけです。江原修や寺島進の秘話を聞けた特典映像だけでも本作品の定価の価値はあるのではないでしょうか。
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クリエーターは「横井健司」「小沢仁志」「加藤雅也」「寺島進」「遠藤憲一」「大沢幹生」「大山なつ」「小沢和義」「金山一彦」「本宮泰風」「江原シュウ」「鈴木隆二郎」「HIDE」です。 この商品を買った人は他にも「太陽が弾ける日2 [DVD]」、「SCORE[スコア] [DVD]」、「実録・広島四代目 抗争完結編 [DVD]」、「飼育の部屋 終のすみか [DVD]」、「実録・広島四代目 第一次抗争編 [DVD]」、などにも興味を持っています。 |