修羅雪姫 [VHS]
レビュー ![]() なんか、暗いよなあ…。
いったい、何を言いたかったのか、分かりませんでした。
アクションと言う割には、なんかずっと単調な所がありすぎると言いましょうか、設定はよろしかろうでしょうが、なんかあんまり響いてはきませんでした。 「キル・ビル」のタランティーノ監督も観たかも?
何とあのドニー・イェン氏がアクション監督を務めているというだけあって、アクションは(邦画にしては)クール。主演の釈ちゃんが日本刀をビュンビュン振り回して、格好良いバトルを見せてくれます。でも、それだけ。
500年鎖国が続いてボロボロになったというパラレルワールドが舞台なのですが、世界観の作り込みが今一つで…。 背景は半分くらいが山林(取って付けたようなCGによる街の風景も出るけど)だし、台詞でいくら国情を説明されても、服や小道具や風景等、あらゆるものが地味(帝政の風景を一切出さずに、「姫」って言われても何か…)なので、異世界を表現する工夫が足りないような気がしました。 ツッコミ所も多し。タイミング良く現れるトラック。オモチャにしか見えない嘘臭い銃(せめて色はシルバーに欲しかった)。修羅の世界に生きてきた雪が、たかが虫料理に戦いたり、テロに関わっている割に、伊藤英明にまるっきり緊張感が感じられなかったり……。 邦画のアクション・ムービーに、こういった細かい作り込みを求めてはいけないのかもしれませんが、バトルが良いだけに、「惜しい!」と嘆きたくなる作品。せめて僕みたいなド素人に「僕ならここはこうするのに!」と思わせるポイントぐらいは、ギリギリまで削って欲しかったな〜……。
LOVE SONG [VHS]
レビュー ![]() 尾崎豊ファンにもお勧めの映画
仲間由紀恵主演の青春映画。
仲間と好きな曲だけ集めたレコードショップを作りたいと語る 松岡(伊藤英明)に惹かれる16歳の彰子(仲間由紀恵)。 2年後、高校最後の夏休みに彰子は東京に引っ越した松岡を 追いかけて上京する。 松岡たちのレコードショップはすでにつぶれていたが、 彰子は松岡の行方を捜す。 夢に破れた松岡はただ働くだけの世捨て人の生活を送っていた。 「あたしは誰に嫌われても大丈夫。あたしはあたしを好きだから。 何にも捨ててないから」という千枝の言葉で変わる松岡。 尾崎豊ファンにもお勧めの映画。 映画はこうでなくちゃ。
見終わったあとのさわやかさ。
ハリウッド超大作もいいが、丁寧な脚本で作り手の思いがダイレクトに伝わってくるこんな作品が映画の基本なのかなと思う。 夢破れた青年、夢を探す少女、夢と現実の板ばさみに苦しむ青年 描かれている人々は紛れもなく、日常を生きる私たちの姿である。
COSMIC RESCUE -The Moonlight Generations- ( 初回限定版 ) [VHS]
レビュー ![]() 待望のリリース!
日本初の前編宇宙の映画。
最新鋭の技術を駆使されてるのに、どこか懐かしくノスタルジックな雰囲気。 カミセン主演ということで、アイドル映画?と思われ敬遠されがちですが、 ファンではない方でも楽しめる、いい作品だと思います。
砂時計 スタンダード・エディション [DVD]
レビュー ![]() 生きてるって素晴らしい
ベタベタの恋愛ものかと思ってたら、結構重い内容で深かった。
かなり感動してもた。生きてたら必ずいいことがあると感じれる。 砂時計をさかさまにすると、過去が未来になる。それなぞらって 過去のストーリーと現在のストーリーを交差しながら物語が進んでいく。 母親の自殺、友人との三角関係、婚約者との婚約破棄、そして 自らの命を捨てようとする。そこにはいつも彼の存在があった。 松下奈緒の演技も上手だし、夏帆も上手かったいい映画です!! 強さは弱さの上にある
「強さは弱さの上にある」
これは本作品の主人公のひとり・北村大吾が水瀬杏にむけていった言葉です。本作品のキーワードとなることばの一つです。映画を観終わった後に一番印象的だったセリフは、このセリフと最後に杏の祖母が杏にむかっていったことばでした。この二つの言葉はこれからも忘れないようにしておきたいです。 本作品のキャスとは良かったです。過去と現在の杏と大吾のキャスティングは絶妙でした。夏帆と松下奈緒の組み合わせは良かったです。たぶんこの二人以上の組み合わせはなかなかないのではないのかと思います。池松壮亮は、作品に作品によって良かったり悪かったりするのですが、今回は良かったです。 ラブ・ストーリーというと、それだけで敬遠をする人も多いと思います。私もラブ・ストーリーはそんなに得意ではありません。しかし、本作品はそんな人にこそ見てほしいです。 見所は若手の演技力
始まって10分、20分でシーンがどんどん変わり展開が速いのがもったいない気がする作品でしたが
もったいなく感じるほど若手の2人の演技がすばらしく、 とくに夏帆がここまですばらしい女優さんだとは思いませんでした。 つい2、3年くらいまでは本当に素朴で純粋な美少女で映画「天然コケッコー」でもそんな姿がとても魅力的でしたが、この作品で女優としての魅力を発見でき、素敵な映画女優だなと実感しました。トラウマを抱えた役を芯から演じている姿が凄く自然で、自然だからこそ不安な様子や心の痛々しい感じがリアルに伝わってきました。 また相手役の池松壮亮の柔軟な演技力もすばらしく、彼女を献身的に支えようとする不器用で純朴な少年を演じていましたが、見ている者の心をくすぐるようなの仕草や演技が本当に「うまい!」といった感じで、 この映画の中では、彼が頭を抱えて泣く?シーンや彼女の名前を叫び続けるシーンが深く心に残り、 ヒロインだけでなく、この映画自身を支えていたのも彼なのでは…?という感じがしました。 少女漫画ならではの臭いセリフがなかったらもっと良かったかも…と思います。 難を言えば、ご都合主義とまではいいませんが、ちょっと無理のある展開に多少ついていけない部分もありましたが、若手2人の演技に星を捧げます。 夏帆さん
夏帆さんは演技力もあって上手だなと感心していた。
漫画を読んだことなかった俺が見てみると 第一はつまらないなと思った。 全体として母の死を引きずってる所が なんか見てるこっちが暗くなる感じで 結構退屈だと個人的には感じた。 また、これはどの恋愛漫画、映画に 見られることだが、あなたが、 (お前が)いないと幸せに なれない病には飽き飽きとしてため息が出た。 俺は各個人個人が幸せであって初めて 結びついた時にその幸せは 1+1=2になるのではなく4,10,100に なるのであって、不幸な二人が 結びついて幸せになるというのは不安定的 幸せで欺瞞的な幸せであると思っているから、 あなたがいないと憂鬱、色あせた世界だわ のような描写がありありのこの作品、 そして、最後の「今度は俺は幸せにしてくれ」 で終って、え?は?これで終わりと、 正直落胆してしまった。 漫画知っている人は楽しく見れるだろう。 夏帆さんは可愛い。最高。 天然コケッコーより魅力が出ていた。 女らしい魅力が。その点では 良かったな〜 帰りたくなったよ
「お父さん、藤て杏のこと好きなんだよ」
「よく知ってるね、どうして?」 意外なことに、私の子供は、夏休みにTVドラマで見ていたらしく なんかストーリーを知っているそぶり、 杏が引越して来たのは、母の故郷の島根県の山里の村、 母は離婚に、悲しみ、杏を残して行方がわからなくなる。 そして母の訃報が、戸惑い、苦しむ、杏、そんな時、大吾は 「おれが、ずっと一緒におっちゃるけん」と言って、杏を慰める。 大きな物語の展開は、ないけれど少女マンガが原作らしく、 少女の繊細な心の動きが汲み取れて、見る人の魂を揺さぶります。 父親の元へ戻ることとなった杏は、遠距離恋愛の末、大吾との 別れを決意する。そして時は過ぎて、大人になった杏は、 婚約者との結婚が迫ったある日、帰省することに…大吾との再会 破断となった婚約、悲しみに暮れ、負の連鎖が続く…海岸のシーン 大人の杏が過去の出来事を思い出して、行方不明となった時の母の気持ちに 気づいたり、砂時計のようにひっくり返すと過去と未来の時間が繋がる、 そんなロマンチックなストーリー、甘く切ない子供の恋愛、 成熟した大人の恋愛、いきものがかり『帰りたくなったよ』のエンデングも 印象的でした。 ちなみに、私は、山陰を旅したことが、2度ほどあって、のどかな風景には、 癒されるし、なんか見たことがあるような海岸があったり、 ふるさとに忘れてきた大切なもの、誰もが気になる思い出の人 そんなことを感じさせる映画です。
砂時計 スタンダード・エディション [DVD]を見てみる
クリエーターは「佐藤信介」「松下奈緒」「夏帆」「井坂俊哉」「池松壮亮」「塚田健太」「岡本杏理」「戸田菜穂」「風間トオル」「高杉瑞穂」「伴杏里」です。 この商品を買った人は他にも「僕の彼女はサイボーグ 通常版 [DVD]」、「東京少女 (通常版) [DVD]」、「築地魚河岸三代目 [DVD]」、「赤い糸【スタンダード・エディション】 [DVD]」、「少林少女 コレクターズ・エディション [DVD]」、などにも興味を持っています。 砂時計 ツイン・エディション (初回生産限定) [DVD]
レビュー ![]() 演出が上手い
この作品最初はあんまり期待してなく見てたんですが・・
すいません、いい意味で予想を裏切られました。 私はこの「砂時計」の原作のファンでもドラマのほうを見た わけでもなく、映画から入ったのであくまでこの映画のみの 素直な感想を書かせていただきます。 まず最初にすごいと思ったのは主役の夏帆さんの演技。顔の表情だけで演じられる女優だったとは思わなかったので驚きました。 また演出も見事で終盤やラストのほうは鳥肌たちました。 ああいうシーンに監督のセンスを感じます。 序盤の杏とお母さんが別れるシーンも妙な緊張感と生々しさが あり、他のシーンでもそのような空気が見ている側に伝わってくる くらいの演技と演出だったと思います。 脚本と演出、監督と女優、俳優さんの演技が光っていた作品でした。 池松壮亮君の演技に大注目!!
劇場版ではカットされた“中高生時代”、“杏と婚約者との出会い”シーンが収録されているエクステンデッド版の収録されているこちらの方が内容がよくわかり絶対オススメ。
何よりも中高時代の北村大悟役の池松壮亮(いけまつそうすけ)君の演技がそれはそれは素晴らしい!!拍手喝采です。 それを見るだけでも価値があります。 映画の仕上がりは少々雑な部分もありますが、池松君の素晴らしい演技力でそれをカバーしていると思います。 今後の活躍を期待出来る素晴らしい俳優さんです。 大人時代の大悟や杏より中高時代を演じた池松君や夏帆ちゃんにきっと心奪われますよ。 青春時代の甘酸っぱく切ない心を思い出させてくれるいい映画ですよ。 少年少女に胸が締め付けられる
こちらの作品は、たまにドラマを映画にする必要があるのかという意見も見受けられますが
ドラマを映画化したというより、原作の漫画の部分を大切にして、映画化した作品だと思います。 原作を知っていると端折られてる部分が多いため、物足りなく感じるかもしれませんが 映画なのでグダグダ説明せずにストーリーもヒロインと相手に絞ったのは良かったと思います。 見てて良かったのは、2007年には映画『天然コケッコー』で自然体の演技をしていた夏帆さんの成長した心のこもった演技、 また、映画の『ラストサムライ』や『男たちの大和』、また大河ドラマといった渋い作品で子供ながらも名演技を見せていた池松壮亮さんが、恋愛ものの映画で甘酸っぱい青春時代を演じているのがとても新鮮で、この映画でもさすがの演技を見せていました。 この若い2人の演技をみていると胸が締め付けられるなんともいえない懐かしい切ない気持ちになりました。 少女漫画が原作で、10代のラブストーリーとなると、リアリティの薄い、妄想感覚のお話で終わる映画になりそうなところですが、この2人の心のこもった深い演技が凄く良かった。 また島根の景色がとても綺麗で、行ったこともないのに帰りたいような懐かしい気分になりました。 ツインエディションだと、特典ディスクに本編に収録されてないカットされたコミカルな部分も入っているので、それも面白かったです。 正直なところ、20分長くていいからこのカットされた部分も本編の映画に入れて欲しかったです。 砂時計は最高です☆
私はずっと島根に住んでいますが、こんなに"砂時計"がヒットするとは思いませんでした。
ドラマも映画も好きです♪ 皆さんもぜひ見て下さい☆ P.S. 商品の説明の欄のことですが、 仁摩サンドミュージアムです!!! 仁摩三度ミュージアムではありません! 夏帆ちゃんかわいい
少女時代の夏帆ちゃんがほんとうにかわいらしくて、
イメージビデオかってくらい…ってのは言いすぎですがいろんな表情を見せる夏帆ちゃんにメロメロ。 まっすぐな大悟を演じる池松くんも好印象でした。 2時間でまとめるために杏だけをピックアップしたのはよかったと思います。 いろんな方向に手を広げるとどれも中途半端になってしまいますからね。 ただちょっと恐いシーンはそこまでしなくても…って思いましたが。 胸がキューンとする原作のよさは残っていて私は好きだと感じる作品でした。
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クリエーターは「佐藤信介」「松下奈緒」「夏帆」「井坂俊哉」「池松壮亮」「塚田健太」「岡本杏理」「戸田菜穂」「風間トオル」「高杉瑞穂」「伴杏里」です。 この商品を買った人は他にも「東京少女 (デラックス版) [DVD]」、「P&Gパンテーンドラマスペシャル かるた小町 [DVD]」、「うた魂♪フル!!!(初回限定生産2枚組) [DVD]」、「フォトノベル 砂時計」、「注文の多い料理店 (SDP Bunko)」、などにも興味を持っています。 県庁の星 スタンダード・エディション [DVD]
昇進だけが生きがいで、すべてマニュアルどおりにしか行動しないエリート公務員が、熱血漢へと変貌する。この主人公は、織田裕二にとって新たなチャレンジになった。とくに、派遣先のスーパーで、やることなすことが鼻につく前半が好演。スーツをびしっと着こなし、プライドだけは高い嫌な男が意外なほどにハマっているのだ。彼の指導を任される、年下のパート店員役、柴咲コウの、強気だが、どこか心に暗さを抱えたヒロインも適役で、ふたりの丁々発止のやりとりには、観る者を十分に共感させる化学反応がある。 県庁、スーパー、それぞれの裏事情も細かく描かれ、とくにスーパーの実情がおもしろい。残り物の総菜で弁当を作り、売れないフライは二度揚げするなど、さまざまなネタがドラマに自然に盛り込まれ、笑いを誘うのだ。一見、俳優の魅力やネタの楽しさばかりが目につくが、正攻法でツボを押さえた演出力があってこそのたまもの。「踊る大捜査線」シリーズなどの織田裕二主演作に“引いて”しまった人にも、これはオススメしたい。(斉藤博昭) レビュー ![]() 官と民
最初は淡々とした感じでおもしろくなかったのですが、途中からハマりました。県庁さんの織田裕二さんとてもよかったです。なかなか裏の見えない官の世界、最後はそんなにうまく行くかな?と言う気もしましたが、社会問題にもふれていて関心ももてました。
映画は小説の修正
小説を後から読みましたが、その時あらためて映画の素晴らしさを感じました(小説も楽しくは読めます)。勝手な想像ですが、小説を見た映画スタッフが、題材の面白さとともに違和感をおぼえて映画を作ったのではないでしょうか。大きな設定変更、細かい行動の変更が、俳句の添削のように見事に完成度をあげています。
主人公のキャラもその一例です。県庁さんのキャラクターは小説では前半単なる愚か者に感じてしまいます。しかし、県庁さんのような能力のあり競争心ある人は、基本的にどんな仕事でも一生懸命才能を生かそうとする方がリアルです。この点、映画の方が民間というより客商売の感覚がわからないという微妙なずれを表現しています。 監督の程度の低さが露呈
始まってものの数分でわかるストーリー。
絵に描いたような踏ん反り返った官僚の描き方。 監督の思想、学歴コンプレックスが作品から臭います。 まぁ、キャストの話題性と宣伝効果のみでヒットした凡百大衆映画の一つ。 とても面白かった
この手の、人の意識が何かのきっかけで変化したり成長
したりする内容は個人的に大好き 県庁のエリートが地元のしがないスーパーで研修することになり そこで一人のパートの女性と出会う。はじめは対立するが スーパーのスタッフと折り合いや巨大プロジェクトの メンバーから外されたり、フィアンセからは見放されるなど、 挫折を味わいながらも、だんだん心がつながっていく。 なんか自分と重ね合わせて見てしまったので共感するところが たくさんあった。やっぱり地に足をつけて何でも仕事を しないと、結局は上手くいかないと思った 映画で見るほどの作品ではないが、ドラマ感覚で見ると とても面白かった。柴咲コウも好きなので☆5つ 邦画の標準
起承転結、はっきりとしていて飽きない!
ストーリーに意外性は無いけれど、面白い一本です。 軽くあっさり楽しめて、見終わった後もニコっとスッキリ。 背伸びしない邦画の好例って感じですね。おすすめです。
県庁の星 スタンダード・エディション [DVD]を見てみる
クリエーターは「西谷弘」「織田裕二」「柴咲コウ」「佐々木蔵之介」「和田聰宏」「紺野まひる」「酒井和歌子」「石坂浩二」「桂望実」「佐藤信介」です。 この商品を買った人は他にも「容疑者 室井慎次 [DVD]」、「交渉人 真下正義 スタンダード・エディション [DVD]」、「LIMIT OF LOVE 海猿 スタンダード・エディション [DVD]」、「ドラゴンヘッド [DVD]」、「踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ! [DVD]」、などにも興味を持っています。 日本映画ニューウェイヴ“リアル”の彼方へ
日本映画の「新世代」監督と俳優の総特集。対談、インタビュー、監督論、コラムに加え、若手監督と男優の図鑑や90年代の特選映画カタログまで網羅するという充実した内容で、日本映画の現状を総括している。 まず、青山真治と阪本順治の対談と、矢崎仁司、諏訪敦彦、井土紀州の鼎談が、非常に興味深い。監督それぞれの表現者としてのコアに触れることができる。特に青山・阪本両監督については、詳しい解説つきの完全フィルモグラフィと監督論も掲載されているので、ファンなら迷わず買いだろう。 インタビューでは、深作欣司監督が話題の映画『バトル・ロワイアル』のモチベーションについて、注目の若手俳優村上淳が映画への思いを、ベテラン俳優役所広司が現在の心境をストレートに語っている。 数あるコラムの中では、精神科医斎藤環の北野武論が特に印象に残る。「北野映画は感情と行動を俯瞰する」と診断する彼の論は、いままで読んだ北野武論の中でも最も的を射ているように思える。監督図鑑の解説は、短いながらも深い洞察力に満ちた監督論ともいえる内容の、卓越したガイドとなっている。男優図鑑のオトコたち30人を眺めると、今が旬の俳優の美しく個性的な顔ぶれに改めて惚れ惚れしてしまうし、映画カタログで次に見る映画を探すのも楽しい。編集者の映画への熱い思いにガイドされ、日本映画の「新世代」を知って、見て、考える、中身の濃い1冊だ。(五十嵐アキエ) |