越後つついし親不知 [DVD]
レビュー ![]() 突き放した作風
この映画の最初の出会いは劇場での予告編。ヒロインが泥田に頭を押さえつけられているシーンが子供心に妙に残っていました。これは伊助に強姦されたシーンと混同していたのですが、亭主に殺されるシーンでした。とにかく一切ヒロインへの思い入れのないドライな描写は時として辛くなるのですが、人の意識の低さを突いた問題作です。当時、東映が佐久間良子、大映が若尾文子をたてて水上勉の小説を盛んに映画化していた時期の1本です。田坂具隆監督の情感溢れる演出とは対極をなす今井正監督の演出は厳しさを感じさせます。
越後つついし親不知 [DVD]を見てみる
クリエーターは「今井正」「佐久間良子」「小沢昭一」「東野英治郎」「沢村貞子」「北林谷栄」「三國連太郎」「水上勉」「八木保太郎」です。 この商品を買った人は他にも「五番町夕霧楼 [DVD]」、「越前竹人形 [DVD]」、などにも興味を持っています。 飼育 [DVD]
レビュー ![]() 是非見て欲しい!
松竹を退社した後に、実に重い題材を、エネルギシュに、大胆に描いた傑作である。人間の無知の狂気、エゴ、氾濫とありとあらゆる人間の醜さを描ききっている。すべての戦争への大島渚のメッセージである。飛行機一基飛ばすだけで、戦争を表現する!参った。
重いです
太平洋戦争末期の困窮した山村を舞台にして、日本人社会の戦争責任をテーマに描いた大島渚の力作。テーマ自体が大きなもので、しかもそれを力押しに押した映画でありながら、決して図式的、観念的な絵解きだけの映画にはなっていないのが立派です。これは、脚本(あるいは原作?)の段階から、登場人物の性格づけが巧みであったこともあるでしょうが、俳優陣の好演によるところが大きいでしょう。
村の顔役(本家)を演じた三國連太郎、その妻の沢村貞子、分家の加藤嘉、山茶花究(絶品)、そして子役達。かれらは、日本人のある種のタイプ(都会生まれで20代までの人には分からないかもしれませんが)を実にリアルに体現しています。そして、かれらの演技が血の通ったものであるため、この映画は、戦争責任という範囲を越えて、さらに人間や共同体の根本的な「悪」まで突いているように思われました。すなわち、「それぞれが被害者と加害者の側面を持ちながら自分を被害者としてしか見ず、罪に対する責任を認めようとしない。罪を逃れきれない状況となれば、責任は立場の低い者、死んだ者、そしてよそ者(外国人)に押し付けられる」、そうした構造的な無責任です。 しかし、こうした人間や共同体がリアルに描かれているということは、彼らの貪欲や卑劣、卑屈がそれだけ生々しく観る者に迫ってくるということです(半端でない!)。結果として、映画は異様な重さと迫力を持つものになりました。正直、敬意は払いますが繰り返し観たい作品ではありません。 あと、画質について一言。画面はモノクロで、まあ良いのですが、一部シーンで影の部分が白く浮く(曇る)デジタル特有の不良現象(ちゃんと名前があると思うのですが分かりません)が起きていました。マスターが良くなかったのかもしれませんが、市販ディスクでお目にかかったのは初めてです。
利休 [VHS]
レビュー ![]() 勅使河原氏監督版:千利休没後400年忌記念作品
当映画が封切をされた平成元年は、
千利休が豊臣秀吉から死を賜り切腹してから400年であった。 千利休が茶の湯を介して目指したもの、茶の湯の心とは何か?などについて、 政治、経済、文化の諸相を考証し、疑問を投げかけた作品である。 場面の中には、当時の陶磁器類の焼成技術も復元をされており興味深い。 茶の湯を志し、また修行をしている人は、是非観ておくことをお勧めする。 利休
400年前の行き着いた先の美学が現代にも生き図いている侘を突き詰めた男の生涯がここにある
夏の庭〜The Friends〜 [VHS]
レビュー ![]() 夏の庭
原作とは内容が多少違うが雰囲気などはうまく出していると思う。
夏っぽい映画が好きな人にはオススメ!
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クリエーターは「相米慎二」「三國連太郎」です。 この商品を買った人は他にも「夏の庭―The Friends (新潮文庫)」、「ションベンライダー [DVD]」、「雲のむこう、約束の場所 [DVD]」、「ポプラの秋 (新潮文庫)」、などにも興味を持っています。 親鸞 白い道 [VHS]
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クリエーターは「森山潤久」「大楠道代」「泉谷しげる」「ガッツ石松」「加藤嘉」「中村嘉葎雄」「三國連太郎」「丹波哲郎」です。 この商品を買った人は他にも「ブッダ最後の旅―大パリニッバーナ経 (岩波文庫)」、「ブッダの真理のことば・感興のことば (岩波文庫)」、「生声CD付き [対訳] オバマ演説集」、「ブッダのことば―スッタニパータ (岩波文庫)」、「日本的霊性 (岩波文庫)」、などにも興味を持っています。 八甲田山 特別愛蔵版 [DVD]
日露戦争前夜、徳島大尉(高倉健)率いる弘前第三十一連隊と神田大尉(北大路欣也)率いる青森第五連隊は、八甲田山を雪中行軍することに。少数編成で自然に逆らわず行軍する三十一連隊。一方、大編成で真っ向から八甲田に挑んだ五連隊は、目的地を見失い吹雪の中を彷徨し、遭難する。 新田次郎の『八甲田山死の彷徨』を、黒澤明の愛弟子で東宝青春映画の旗手として知られた森谷司郎監督が完全映画化。出演者の中に脱走者が出たとも伝えられる極寒の八甲田で長期撮影を敢行し、正に本物の雪の恐怖が観る者に襲いかかる。また、傲慢な上司(三國連太郎が熱演)の采配ミスで部下が四苦八苦する五連隊の構図は、現代サラリーマン社会とも共通するものがあり、当時「洋高邦低」と呼ばれて久しかった日本映画界で未曾有の大ヒットを記録。日本映画の底力を見せつけるとともに、森谷監督は以後超大作監督として大いに名を馳せることになった。(的田也寸志) レビュー ![]() リアルな「中間管理職」の苦渋!
新田次郎の原作を、力量充分なスタッフが見事に昇華させた作品。
史実では全く別個に実施された青森5聯隊と弘前31聯隊の雪中行軍に、両聯隊で競合して実施されたというフィクションを加味し、視覚的にわかりやすく対比させたことがテーマを明確にし、重みと深みを与えた。 (もちろん原作は、権威の維持にこだわる軍の非情さなども丁寧に描かれており、さらにテーマは深いのだが・・・) ご承知のごとく、約30人という小隊編成の精鋭31聯隊が、事前に綿密な調査と準備を行ったうえ、専門家の力も借りて10数泊に及ぶ長期行程をほぼパーフェクトに踏破したケースとは好対照に、青森5聯隊は、先行する弘前31聯隊との行軍成果の釣り合いにとらわれ、調査不十分なまま、200人もの中隊編成で八寒地獄に突入する。 この様子は、例えば日露戦争という国難に際し、大胆なまでに軍の人事改革を断行した明治日本と、対米戦争という、わが国で想定しうる限り最も困難な戦争に際してさえも、年功序列の組織で戦おうとした昭和日本の差を象徴してはいないか? 思うに、役所や会社、あるいは町内会でもいいが、組織というものに属する人(ほとんどの人はそのはずだ)は、間違いなく、わかりやすい31聯隊の成功例よりも、苦悩多い5聯隊に感情移入するはずだ。それも、大きく、伝統ある組織に属す人ほど。 成功が保証された(と思われる)部下の功に食指を動かし、本来予定になかった大隊本部の随行を急に提案したり、行軍隊の指揮命令系統を無視して横から号令を下し、あるいは外部案内人の採用を、独断ではねつけるような、横暴で、指揮能力に欠ける大隊長(上司)は、世間では珍しくない。 もし自分が北大路扮する神田大尉であれば、どう対処するか? これは難しい。 中途半端な時点で、大隊長の指揮権介入を批判し、自らのリーダーシップで部下の半数を生還させても、絶対に責任問題は免れない。 私はこの場合、上司ににらまれるのを承知で、隊の編成段階ではねつけるのが最良で、初日のビバークの際、夜半の出発命令で犠牲者が出た機をとらえ、大隊長の指揮権介入に対する非を鳴らすのが、最後のチャンスだったと思うが、いずれにしても、軍という組織での出世は放棄せざるを得ないだろう。無能な上司とは、ある意味天災のようなものだ。 課長、係長職にある身なら、細君と一緒に観て、「どうすべきか」を語らえば、宮仕えの苦悩も、多少は理解してもらえるかも知れない。 指揮論を超える雪山への畏敬
新田次郎著の「八甲田山死の彷徨」は、長らく我が社の指定必読書だった。そこにはリーダー論が語られているからだ。映画も同様で、指揮官はどうあるべきかを明確に示している。しかし、30年以上もたった今日、原作を読み直してみると、むしろ新田次郎の「雪山に対する畏敬の念」が浮かび上がってくる。それは恐怖、あこがれ、尊敬といったものが入り交じったモノだ。新田次郎の墓(分骨)は、スイスのアイガー北壁が一望できるクライネ・シャイデックにある。彼の目は人間の判断の正しさや間違い、生と死の分かれ目を遙かに超越したものを見ていたことがよく解る。
俯瞰で見ることの大切さ
「物事は俯瞰で見ること」、「大局的に見ること」とはよく言ったものだが、実際に自分が現場の当事者や一員になってみるとなかなか難しい。しかし、ここでは物語を「神の視点」で見ることが出来るので、随所で「そこは違うだろう!」、「ああ、引き返せと言うのに!」と突っ込み所満載である。
この物語はよく企業のリーダー論に比喩されるが、確かに現場のリーダーの采配で、2つのグループの運命が分かれてしまったことは否めない。しかし、ここで頭の片隅に置いて頂きたいのは、この時代はまだ武家社会の価値観が色濃く残っていたということである。村人の反対を押しきって出発したが、途中で間違いであることに気が付いた→しかしおめおめと引き返したでは恥をかく。武家社会においては「恥をかくこと」=「死に値すること」であり、最も忌み嫌われた。この価値観が、当時のリーダーたちの根底に根付いていたのではないか。とすると、現代人の感覚で当時のリーダーたちの資質を単純に色分けして終わるだけでは、この物語の心髄にはまだ触れていないと思う。 その時代の価値観(常識)に囚われず、もっと大きな視点(それこそ神の視点)で、人間とは何か?自然と共存することの意味は?と読み解いていくと、この物語が示唆するところの教訓(真理)に気付かされるだろう。 おい、眠るな。
おい、眠るな。バシッバシッ!(びんたの音)
おい、立つんだ。バシッ! 登場人物の心理描写は原作を読むにしかずといつたところだな。映画では表層的になつてしまふしね。さわ(秋吉久美子)が徳島隊を案内するシーンなんか典型だよ。 「天はわれらを見放した。」 北大路欣也がいい演技してゐますね。確かこの映画が彼の出世作だつたやうに記憶してゐる。 原作と微妙に違う
公開当時から、リーダーの資質とか管理職のあり方とかの批評が出ていました。たしかにおろかな上司の勝手な行動で青森5連隊は遭難するのだけども、問題はもう一方の弘前31連隊の高倉健演じる徳島大尉の描き方です。原作では彼は行軍を成功させるためには時として非情な行動もとるため、案内人のさわに対しても用事が済んだら隊列の後ろにつかせるような軍人ですが、逆にだからこそ雪中行軍が成功したのだと思います。それが映画では「案内人殿に敬礼!」などと変えられており、まるで人情家なので成功したような描き方です。私は原作を読んでから映画を観たため、この部分に違和感を感じました。
雪山の撮影は迫力がありますが、役者の顔が判別しにくかった。また「砂の器」の続きのように春の景色を無理やり挿入するのも必要ない。「月の砂漠」をモチーフにした音楽などは評価できます。いわゆるオールスター映画ですが、三国連太郎が見事な演技です。主演級では彼だけが髪を短くしてリアルな坊主頭でした。他の役者はスポーツ刈り程度で、森田健作や下条アトムの長髪はありえない。髪を短くするのが嫌ならば、出演しなければいいのに。 結局、撮影や音楽の技術に星二つ、三国連太郎に星一つの評価にしました。
八甲田山 特別愛蔵版 [DVD]を見てみる
クリエーターは「森谷司郎」「高倉健」「北大路欣也」「丹波哲郎」「三國連太郎」「加山雄三」「新田次郎」「橋本忍」です。 この商品を買った人は他にも「二百三高地 [DVD]」、「八甲田山死の彷徨 (新潮文庫)」、「指揮官の決断―八甲田山死の雪中行軍に学ぶリーダーシップ (中経の文庫)」、「動乱 [DVD]」、「冬の華 [DVD]」、などにも興味を持っています。 復讐するは我にあり [DVD]
レビュー ![]() こりゃ凄いですわ
緒方拳さんが亡くなったので名作の誉れ高いこの作品を見てみる。他の出演者の方々も名優さんが多い。僕はあんまり邦画は見たことがないのですけどなんか圧倒されてしまった。当時(オリンピックがあった年)の事件は子供心に記憶の隅に残っている。あの事件がこれだったのかと記憶の片隅のあった小さなものがひとつ解決して片付いたという感じがしております。この映画を見るとほんまに人間とは摩訶不思議な生きもんです。その摩訶不思議さが上手く演じられていて見ごたえがありました。
緒形拳さんのご冥福を心からお祈り致します。
緒形拳さんの名演技は今でも印象に残ります。あの名優が亡くなったのは、今でも残念です。心からご冥福をお祈り致します。
題名からして怖そうでした
以前「黒い雨」を見て感動がなかったが未知との遭遇で買った。殺人事件を扱った映画は何度も見たいものではないがこれは中身が濃い、脚本もだが演技がずば抜けている。綺麗事では済まされない実感がある。何度でも見れる。また私が長崎出身なもので出演者の九州弁の上手さに驚いた。特に三国連太郎は名作「無法松の一生」でもそうだったが地の人間かと思わせるくらい上手い流石です。また世界の名優緒方拳、はまり役ですね。映画通ではないので今村さんについてよく知りません。が、この映画は傑作の誉れ高いものでしょうね。見ごたえありました。
追伸10/7 世界の名優、緒方拳肝臓癌にて死すの訃報。惜しいまだ若いのに。9月末まで元気にブログ記載だったらしいが‥ご冥福を祈ります。 まさに今村昌平の代名詞
緒方拳さんが殿山泰司さんを殺害するシーンの恐ろしさ−この場面以上に恐ろしい殺人シーンを私は他に知りません。 達者な役者たちの繰り広げる重厚な芝居を、ドキュメンタリー・タッチの手法で撮るという今村監督が目指していた世界が見事に結実された作品だと思います。
今村作品の凄さというのは、そのキャラクターやストーリーの内容が、“面白い”“楽しい”などとは間違っても言えない、何かまがまがしい、身の毛もよだつような世界でありながら、どうしようもなく我々の眼を釘付けにしてしまうところにあると思います。 この作品において、主人公がなぜあのような犯行を犯したのか、彼はどのようにして死を受け入れたのかははっきりとは語られていません。 それは本人以外には分からないことであり、そこに無理に解説めいた物語を付けることを今村は拒否するのでしょう。 このように説明はしない、人それぞれだからーという主張の映画は昨今では珍しくありません。 しかしその様な映画の場合、えてして作家は妙に静かでブルーな、あまり生々しくない透明な心象風景という雰囲気作りに躍起になり、観客にもそれに浸ることを要求するものですが、今村作品においてはその様なもの欲しさはまったく見られず、どのキャラクターも己の欲望に執着して阿修羅のごとく生き抜こうとします。 その醜態ぶりは時に人を唖然とさせたり笑わせたりしますが、不思議にうそ臭さを感じさせないのです。 生きていく限り、人は何らかの欲望にしがみつくしかない、それを隠したところで何になるー。 この、人間を根本のところからわし掴みにしようとするエネルギーの旺盛さが今平作品の魅力だと思うのです。 犯罪を扱った作品なのでその点は影に隠れてしまっていますが、それこそがこの作品を土台から支えている要素です。 まだ未見の方がいらしたら、今回こそ必見です。 今村昌平監督の復帰作は名優たちの熱演でボルテージの高い傑作となった
1970年以降しばらく監督作品のなかった今村昌平監督が満を持してメガホンを取った本作は、期待にたがわぬ傑作となった。殺人シーンのしつこい残虐な描写や、親子関係や男女関係の濃密な描写もさることながら、久々の今村監督の復帰に華を添えた名優たちのハイレベルの演技が見事。絶頂期の緒方拳、怪優・三国連太郎に加え、小川真由美、倍賞美津子、清川虹子、ミヤコ蝶々などの女優陣の熱演が素晴らしく、脇に回った加藤嘉や殿山泰司なども殺される側で熱演。(加藤嘉のタンス内の死体姿、殿山泰司の必死の抵抗ぶりなど年齢を感じさせない)
前半の殺人を繰り返しながらの逃避行、後半の旅館内に場が限定された中での描写のボルテージの高さは往年の今村監督作品を彷彿させ見事であった。
関ヶ原 [DVD]
司馬遼太郎の同名原作をオールスターキャストでドラマ化した、関ヶ原を描いたドラマの決定版とも言うべき名作大型時代劇。病没した豊臣秀吉(宇野重吉)の遺志を一途な思いで引き継ごうとする五奉行の一人・石田三成(加藤剛)と、その機に乗じて天下取りをもくろむ徳川家康(森繁久弥)との息詰まる攻防が、利に走り、裏切りに終始した関ヶ原の合戦という一つの戦に収斂していく様とともにスケール盛大に描かれている。 何にもまして特筆すべきは、名優ぞろいの豪華出演陣だ。もはや伝説となった多くの役者たちが適材適所の役を演じたことによって、この戦国絵巻はいっそうの重厚さを獲得している。中でも、いかなる時にも義の人であり続けた石田光成を熱演する加藤剛がうってつけのはまり役。理想のあり方を追い求めるがゆえに誰からも受け入れられない孤高が、光成のイメージ通りだ。クライマックスの関ヶ原の合戦の再現は、エキストラ3500人、馬500頭を動員したスペクタクル。まさに労作と呼ぶにふさわしい作品である。(麻生結一) レビュー ![]() 大物俳優による夢の共演
出演者を何度も確認したくなるのは、この関ヶ原だけである。
森繁氏、三船氏、三國氏、辰巳氏、丹波氏ら大物俳優に加え、 文学座、俳優座、劇団民藝の看板俳優・女優が出演。 秀吉が宇野重吉で、よかった。「伝説の時代劇」というコピーに、偽りなし。 多くの人が語っているので、魅力を1点だけ挙げます。 たまに、好きなシーンだけ見たくなる時がある。 しかし途中でやめられず、最後まで見てしまう。 続きをみたくなる欲望に勝ったことは、一度もない。 帯を取りなさい
テレビ放送当時、加藤剛が松坂慶子を脱がせるシーンがGMとして使われてました。関ヶ原といえば徳川家康が天下を取った印象が強く、私が三成の事で知っているのは豊臣を盛り立てようとして家康に敗北した武将としか知りませんでした。このドラマには人それぞれの思いが熱く感じられ関ヶ原という舞台にたどり着きたくさんの思いが交錯して勝負が決する見事さがあります。家康の天下を阻止しようとする三成の正義の思いが悲しいほど感じる物語です。
GMの印象をまったく覆し物語にのめり込んでいきます。加藤清正、福島政則、島左近、本田正信、大谷吉継、宇喜多秀家、山内一豊、小早川秀秋、直江兼継、島津義弘らもそれぞれの思いを感じさせる見事さ。関ヶ原というドラマには沢山の武将の思いが込められた作品なのです。大谷吉継の三成に対する友情には感動の涙。三成への協力を断り帰る最中、思い直して引き返すシーンはあまりにも思い出深い場面です。大河ドラマなど及ばぬ見事さがここにあります。私はついにDVDを注文してこの感動を再び味わいます。今日、ついにDVD到着する予定です。あまりにすばらしいから買いました。 永遠の名作
今から20年以上前の作品だが、忘れることができない。
凄いの一言! NHKの大河ドラマなどは子供の演劇に思えてくる。 信じられない超豪華キャスト。笑いあり、涙あり、感動ありの人間ドラマ。
私も大学生の時に、このドラマを初めてみました。正月三が日にこのスペ
シャル・ドラマが三回にわたり放映されるから、正月にもかかわらす実家に帰 省しなかったものです。 「関ヶ原の合戦」。 この「関ヶ原の合戦」自体は、確かに誰でも、小学生でも知っている歴史的 事実ですが、その内容を他人に聞かれたとしたら、キチンと答えられるでしょ うか。義務教育の歴史の教科書では、西軍 石田光成・東軍 徳川家康が関ヶ 原で、天下分け目の決戦があったという事実に触れているだけで、詳しい状況 、時代背景などは全く触れておりませんから、通常の現代人では、とうてい理 解できておりません。 このドラマは、その点を実に判りやすくつくってありますから、大変グッド 。多くの登場人物が登場しますが、キャラクターがはっきりしており、人間味 があって見ていて実に楽しい。素晴らしい人間ドラマ。それを彩るのが、以下 の超豪華キャスト。 ナレーションは石坂浩二、加藤剛(石田三成)森繁久禰(徳川家康)三船敏 郎(島左近)宇野重吉(豊臣秀吉)三國連太郎(本多正信)丹波哲郎(福島正 則)杉村春子(北政所)沢村貞子(芳春院)栗原小巻(細川ガラシャ)三田佳 子(淀君)、藤岡弘(加藤清正)三浦友和(宇喜多秀家)国広富之(小早川秀 秋)ら。 現在ではあまりお目にかかれない人も登場しており、特に「大谷吉継」役の 高橋幸冶さん。いい味出してますね、あの人。光成との茶会での友情シーンと か、泣けますね、ホント。 一番不思議に思ったのは、光成との盟約を違えて「裏切り者」として悪評高 き「小早川秀秋」役に何でサワヤカ系の国広冨之さんなのか、最初はこの配役 に全く納得がいかなかったのですが...。やはり、あの当時の若手美人女優 ・水○アキとの婚約を結びながら、結婚したら相手は変えられないとばかり、 二股恋愛に走って、婚約者を裏切って、別の女性と浮気した点を買われたキャ スティングなんでしょうね(笑)。家康と光成との二股密約を連想させて くれますね。 このドラマを見たあと、私は司馬遼太郎さんの原作「関ヶ原」も読んで、岐 阜県関ヶ原町の古戦場跡に行ってみて、現地の息吹を感じ、感激いたしました 。ぜひ現地にも足を運ばれることをお勧めいたします。 三枚組みでなので、最近のDVDにしては値段が高いような気がしますが、 内容は価格を超えているので、文句無しで星五つ。森繁さんと加藤剛さんが司 馬さんを挟んでの「石田光成」、「徳川家康」を語る楽しい対談もあります。 アイドルの学芸会ではない一流キャストによる大型時代劇
年末年始といえば豪華俳優の競演による時代劇スペシャルが定番となっていますが、スケールの大きさでこのドラマを越えるものはありません。司馬遼太郎の原作も面白かったが、このドラマ化も素晴らしかった。
キャストの豪華さは三成役の加藤剛、家康役の森繁久弥、島左近役の三船敏郎を筆頭に、策士・本多正信に三国連太郎、宇野重吉の秀吉、藤岡弘の加藤清正、大友柳太郎の島津義弘、芦田伸介の鳥居元忠、千秋実の山内一豊など適材適所。そしてもっとも素晴らしい演技は、他のレビュアーの人たちもおっしゃるように高橋幸治の大谷刑部です。この後の大河ドラマ「葵 徳川三代」でこのドラマを下敷きにしたような関ヶ原の場面がありましたが、その配役の安っぽいこと。もうこの配役を越えることは出来ないのではないでしょう。ただ豊臣から徳川への裏切りの参謀役の黒田長政はもっと大物俳優がよかったとか、松坂慶子と田中健の役は必要ないのでは、といった小さい不満はあるんですが、数々の名シーンで帳消しです。もっとも好きな場面はやはり大谷刑部が三成との茶会のエピソードを思い出し引き返す場面ですが、家康と鳥居元忠の別れの場面もよかった。 時代劇ファンですので、毎年、年末になると正月の長時間時代劇の配役の記事に目が止まりますが、最近ではアイドルの学芸会になるような悪い予感がして見ないで終わってしまうことが多くなりました。 当時、期待したほどの視聴率が取れなかったので、このドラマの存在をご存知ない方も折られるかもしれませんが、時代劇ファンであればこのDVDを買って後悔はしません。
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クリエーターは「森繁久弥」「三國連太郎」「芦田伸介」「加藤剛」「三浦友和」「国広富之」「杉村春子」「松坂慶子」「宇野重吉」「司馬遼太郎」です。 この商品を買った人は他にも「NHK大河ドラマ総集編DVDシリーズ 国盗り物語」、「石田三成とその子孫」、「敗者から見た関ヶ原合戦 (新書y)」、「徳川家康 [DVD]」、「織田信長 [DVD]」、などにも興味を持っています。 生きざま 死にざま (男のVシリーズ)
レビュー ![]() 人間 三國連太郎さんのここまでの人生の凄さを身にしみて感じた名著です!
釣りバカ日記の三國さん、という印象がとても強い俳優さんですが、ある時定期的な医者通いの帰り道にいつものように本屋へ寄って…そこにはアッと驚く程のモノクロ写真で飾られた三國連太郎さんの真剣な顔、そして帯には「生きざま 死にざま」といった表題が付いていて…圧倒されて本著を購入致しました。
三國さんは被差別部落の出身だったそうですね。ものごころついた時から「差別」を味わったと書いていらっしゃいます。割合この部分はさらっと書いておられるのですが、当時の部落差別には相当な偏見があったと聴いております。さぞつらい青春をお過ごしになられた事でしょう。戦争体験についての記載にも三國さん独特の戦争回忌体験が記されております。僕も三國さんだったら同じ道を辿りたかった、と思いました。三國さんが映画「白い道」からですか、宗教観を吐露されておりますが、「今、ここ」即ち現在をどう生きるかーこれに尽きるのだと私自身も感じております。 最終章に「死ぬまで求道したい」旨のお言葉が述べられておりますが、三國さんのような崇高な魂をお持ちの方ならば、必ず成就できること、とかように思っております。とても勉強になった本です。被差別部落、戦争とうとう、理解を深めたい方々は是非これを購入して下さい!必読本です。
生きざま 死にざま (男のVシリーズ)を見てみる
クリエーターは「三國 連太郎」です。 この商品を買った人は他にも「「芸能と差別」の深層―三国連太郎・沖浦和光対談 (ちくま文庫)」、「三国連太郎・沖浦和光 対談〈上〉浮世の虚と実」、「親鸞」、「ショーケン」、「世界認識のための情報術」、などにも興味を持っています。 キネマ旬報 2008年 1/1号 [雑誌]
キネマ旬報 2008年 1/1号 [雑誌]を見てみる
この商品を買った人は他にも「BARFOUT! 150 (150)」、「陰日向に咲くオフィシャルフォトブック (TOKYO NEWS MOOK)」、「エコドゥ 2 (MC mook)」、「Casa BRUTUS (カーサ・ブルータス) 2008年 08月号 [雑誌]」、「CINEMA SQUARE vol.16 (16) (HINODE MOOK 76)」、などにも興味を持っています。 |