小澤ボストン響のマーラーでは良い出来
小澤は昔からレコーディングに弱いと言われています。
ライヴでは素晴らしい演奏を繰り広げるのに、
レコード・CDのセッションになるとこじんまりしてしまう。
この演奏も歌う所は歌っているのですが、聴き終えた感動が疑問です。
それとボストン響のオケメンバーがこの交響曲には30名ぐらい足りない印象でした。
フィリップスの録音は優秀なんですけどね。
爽やかで清々しい演奏
ドロドロした感情移入や情感はあまり感じられず、速めのテンポで爽快に進められる演奏です。第1部は、起伏の変化に乏しく、ちょっと退屈な演奏ですが、第2部は上手く雰囲気を作っていてオペラのように感じられるところもあります。ソリストは概ね高水準だと思います。音質は、パート間の分離が悪くやや立体感に欠ける印象です。廉価なので、マーラーファンは買って損は無いと思います。