ゆけゆけ二度目の処女 [DVD]
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クリエーターは「小桜ミミ」「江島裕子」「音楽集団迷宮世界」「オバケ」「善兵世志男」「花村亜流芽」「青木幽児」「風雅超邪丸」「マルセル・カキ」「加上玲」「マダム・エドワルド」「保根佳和」「若松孝二」「出口出」「伊東英男」「磯貝一」「秋山道男」です。 この商品を買った人は他にも「理由なき暴行 [DVD]」、「壁の中の秘事 [DVD]」、「犯された白衣 [DVD]」、「胎児が密猟する時 [DVD]」、「悪魔のいけにえ2(完全版) [DVD]」、などにも興味を持っています。 プルーストを読む―『失われた時を求めて』の世界 (集英社新書)
レビュー ![]() 本を読む人は、つまるところ「私」を読むのである。
プルーストは「私」殺した書き方をしている。マルセルという登場人物には意味がない・・こういう出発点から始めた著者のプルーストに関する集大成。母の問題、スノビズムの問題、同性愛の問題、ユダヤ人問題。取り上げられている問題は多岐に亘っているようですが、実はこれらはひとつ「私」の問題なのではないかという気がします。
「私」は一生その人について回る問題です。そして「私」を殺す?そういう「私」がいる。お母さんがすきで、スノッブで、それが証拠に医者の家に生まれた金持ちのユダヤ人。ママが好きで崇拝の余り、同性愛者になっちゃった「私」。そういう「私」が本当はすごく嫌いで、すごくどうしようもなく好きな「私」。 自分サイズのプルースト。それが我々が到達出来る最高のプルーストであり、限界だ。とこの著者は言いたかったんだと思います。 各章の分量が比較的均一で読みやすい
著者はプルースト研究の第一人者で、集英社から『失われた時を求めて』の個人全訳も出しています。私も十代の頃から「いつかは全巻読破」と決意しては直ぐに頓挫してばかりでしたが、本書では『失われた時を求めて』の面白さを初心者にも分かりやすく解説しています。新書というフォーマットの特性を活かして、大学の文学部での講義録のように各章の分量が比較的均一で、それぞれの章が芸術論、当時の社会風俗、世相への批評、そして読書論、言語哲学と色々なテーマ毎にまとまって読みやすく、お手軽に全体像を把握するにはオススメです。
隅から隅を知る男による、究極のスピード論説文
『源氏物語』を抜いて、日本語の出版物として堂々最長の小説である『失われた時を求めて』。現在我々が読むことのできるのは、井上究一郎訳と本書の著者である鈴木道彦訳である。(途中で発狂した人もいるとか。)著者は上下巻からなる『抄訳』を刊行して、この小説をかなり身近なものにしてくれたが、今回の新書版はどうか。…正直いって8日間のヨーロッパパックツアーのように詰め込みすぎ。全体像を把握するのには良いが、プルーストの文章の豊かさには肉迫しているといいがたい。本書は完訳者だから言える究極論であるから、プルーストビギナーの方は鈴木イズムの先入観に捕われる可能性があるので、要注意。コンパクトさばかりが読書ではないですよ。しかし、ユダヤ人論は流石だ。
読む気になります
「失われた時を求めて」名作であるとの評判を聞いて買っては見たものの、日常生活の描写にちょっと疲れて、本棚に仕舞いこんでしまった。裏話を知っていると普段の日常会話もより楽しくなるのと同じで、もう一度挑戦してみても良いかなと思わせてくれる。私のように折角揃えた本をかじっただけで仕舞い込んでしまう人はそんなに居ないだろうけど、そんな人も、これから読んでみようかなと思っている人にもお勧め。本編を読む前に是非こちらから。
いいのでは。
「新書で、「失われた〜」の読みやすい解説が出たらしいよ」と聴いたので、読んでみた。訳者でもある鈴木氏の本で、確かにわかりやすい。既にプルーストの研究書は様々あるし、『失われた〜』についての本も解説というよりついついエッセイに流れてしまっているものも多いが、長大な話なのでなかなかまとめにくいのは確か。実際に邦訳を成し遂げ、更には「もう一度初心者として読み直すつもりで書いた」というこの本は、鈴木氏ならではの読みやすさ。とても要領よくまとまっているし、作品の面白さや文学史上の意義もわかりやすく伝わってくる。これから読む人にも読み方のポイントがわかるし、一度読んだけれど読み返すのはちょっと、という人にもまた読む力が湧いてくる。
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クリエーターは「鈴木 道彦」です。 この商品を買った人は他にも「抄訳版 失われた時を求めて〈1〉 (集英社文庫)」、「失われた時を求めて〈1〉第一篇 スワン家の方へ〈1〉 (集英社文庫ヘリテージシリーズ)」、「抄訳版 失われた時を求めて〈2〉 (集英社文庫)」、「失われた時を求めて〈2〉第一篇 スワン家の方へ〈2〉 (集英社文庫ヘリテージシリーズ)」、「抄訳版 失われた時を求めて〈3〉 (集英社文庫)」、などにも興味を持っています。 眠りと文学―プルースト、カフカ、谷崎は何を描いたか (中公新書)
レビュー ![]() 「眠り」という観点から文学を見た良作
この作品はプルーストやカフカ、谷崎といった文学史上の大物を主に「眠り」という観点から分析したものである。根本氏の博士論文を元にしているというだけあって、新書とは思えないほど読み応えがある。軽く新書でも読もうかと思っている人は気を付けたほうが良いかもしれない。しかし、「眠り」という視点から3人の作家の作品が新しく解釈されることによって目を開かされる点も多い。特にプルーストを扱った部分は『失われた時を求めて』の重層性など興味深かった。だが、カフカや谷崎を扱った箇所は本書のテーマである「眠り」から少々離れてしまっている部分も多くて残念だった。だが、全体としては面白かったし、新書でこのような本を読めることはすばらしいと思う。
あと、フランスでの根本氏の指導教官であるピエール・パシェのことが何度も本著のなかで取り上げられていて、パシェの議論も非常に興味深い。このような哲学者が日本でほとんど紹介されていないのは残念だし、ぜひ「弟子」である根本氏にパシェの著書の翻訳を期待したいと思う。
眠りと文学―プルースト、カフカ、谷崎は何を描いたか (中公新書)を見てみる
クリエーターは「根本 美作子」です。 この商品を買った人は他にも「プルーストを読む―『失われた時を求めて』の世界 (集英社新書)」、「文学をめぐる理論と常識」、「日本文化における時間と空間」、「となりのカフカ (光文社新書)」、「西洋哲学史 (講談社学術文庫)」、などにも興味を持っています。 対位法
レビュー ![]() 人によっては良書、しかし・・・
まず一言、この本は良書。シンプル構成だがひとつひとつがわかりやすい。だがしかし、人によっては評価が別れるだろう。
この手の本、いわゆる理論書の類は、基礎となる知識がないと何をいってるのか分からなかったりする。また、対位法を初めて勉強しようという人で、しかも独学でやろうとする人には不向きな本だ。 しかし、購入してみて、初めは買ったのミスったなと思っても、何度も何度も読み、しかも音楽の勉強を続けるうちに、あるとき霧がはれたようにわかる時がくる人もいる。そのとき、この本は自分にとつて手放せない良書の一つとして数えることになるだろう。 だれでもすぐわかる本というのは初心者にはいいかもしれないが、 最後にこの本の買うのを迷ってるは次の事を目安として検討してみよう。 体系的・簡潔な説明
全体が二部に分かれ、第一部は厳格対位法における諸規則の説明、第二部は範例(実施例)という構成です。
規則の説明は、プログレッシブな方法-実習に即して諸規則を段階的に説明していくようなやり方ではなく、システマッチック-体系的になされています。つまり、この本は教科書やドリルではなく、ルールブックあるいは辞書のような構成になっています。 「リズムの規則」「旋律の規則」「和声の規則」etc.というように章に分かれていますが、初めから順番に読むべき性質のものではないので、それぞれの項を時に応じて参照するような使い方が考えられます。ただし、実習にあたっては、それらの諸規則全てを同時に理解していることが求められるわけです。したがって、初心者がこの本だけ使って独学でやるような向きには厳しいと思われます。 もちろん、他の漸進的に説明している本などを使ってある程度実習した後で使う、あるいは実習しながらリファレンスとして使うのなら、このような体系的な説明法はむしろスッキリしていて分かりやすいといえます。説明自体も簡潔かつ明快なものです。 また、第二部の範例も(規則に忠実という意味で)どれも素晴らしいものです。ただ欲を言えば、特に二重合唱の範例が少ないので、もう少したくさんあったらよかったのにと思います。 独学で使うには不向きです。
一人で対位法を勉強してみようとこの本を購入してみましたが、それほど役に立ったとは思えません。なぜかというと解説らしい解説がないからです。本の後半にいたっては解説も無く単に楽譜が掲載されているといった感じになっています。
上記の理由により、独学でこの本を勉強しようとするには不向きといえます。ある程度対位法の知識があれば単なる楽譜からだけでも何かを学べるかもしれませんが、そういう知識の無い人には読むだけ時間の無駄ということにもなりかねません。せいぜい学校での教科書にしか使えないと思います。本の価格も正直高すぎると思います。 初版が1965年であり、もう40年ちかく廃刊にならず発行が続いているというのは、思うにその内容が素晴らしいからというよりは、むしろ対位法を扱った本が少ないからだと思います。一見すると古くて、難解そうでいわゆる「専門家」が好むような本だとは思うのですが、その分かりにくさは本書が翻訳本であることも原因の一つであると思います。 是非とも理論だけでなく実用的な対位法の良書が出版されることを望みます。
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