ベスト・バロック100
レビュー ![]() バロック“入門”ですね
かなり迷って買ったのですが、やはり知ってる曲ばかりで新鮮さはありませんでした。
過去にバロックを聴きまくった経験のある方は、ご自分でベスト100を編集した方が良いかと思います。 同じ癒し系なら『ベスト・スピリチュアル100』が、個人的にはお気に入りです。 最初は広く浅く、後から狭く深くと考えている方におすすめ
価格は同じクラシック系では3,000円と平凡だが、6枚組は想像していたよりもボリュームが多い。
クラシックにこだわりのある人はこの選曲は許せないかもしれないが、それ以外の人なら楽しむことができるだろう。 6枚のCDはそれぞれ異なるコンセプトで選曲されているので自分が好きな曲調を選んで楽しむことができる。 さまざまな音楽家や楽団の曲が収録されているので、自分に合うものを探しているときには便利な1枚。 このCDで幅広くクラシック音楽を聴いてみて、もし気に入った作曲家がいれば次はその作曲家の音楽を買って深く掘り下げてみるというのも良い。 クラシック音楽に興味を持っているが、何から聴いたらいいか分からないという方にもおすすめする。 自分のお気に入りの1曲を探すことができれば、生涯の友として長くつき合うことができるので幅広く聴くのは悪くないと思う。 バックグラウンドミュージックとして秀逸
ベスト100シリーズは、ジャズにしても、クラッシックにしても、楽曲間の雰囲気の違いが大きく、CDチェンジャーでランダムに聞いていると雰囲気・気分ががたがたしてしまう。でも、このバロックは比較的楽曲間の雰囲気の違いが小さくランダムでかけていてもずーっと気分よく時間が流れる。それでいて、楽器の組み合わせの違いなどから微妙な雰囲気の揺れもあってバックグラウンドミュージックとして最適と思えた。
ただ(やむを得ないことだが)全部収録しきれずに途中で終わってしまっている曲もある。その分だけ一つ星を減らした。でも、フェードアウトにも気を配っているせいか、あまり唐突な終わり方を感じさせず、無理がない。 出た!バロック
個人的には「バッハ100」をリリースしてほしかったのですが、、、まぁ音楽史に燦然と輝く黄金時代、バロックの音楽は親しみやすく、聞きやすいと思います。演奏も綺麗で聞きやすく、王道といった感じでしょうか。J.S.バッハのカンタータ147番がギターでアレンジされていて、これまた新鮮で素晴らしく仕上がっていると思います。他にもヘンデルやヴィヴァルディ等著名な作曲家の有名な曲ばかりなので、あまりクラシックに縁がない方でも楽しめるでしょうし、癒されるでしょう!
ベスト・バロック100を見てみる
クリエーターは「オムニバス(クラシック)」「スティール=パーキンス(クリスピアン)」「リンパニー(モーラ)」「ビオンディ(ファビオ)」「ヴァルハ(ヘルムート)」「アンドレ(モーリス)」「ヤコブ(ウェルナー)」「アカデミー室内管弦楽団」「ミラノ・スカラ座フィルハーモニー合奏団」「カーシュバウム(ラルフ)」「デイヴィス(ポール)」です。 この商品を買った人は他にも「ベスト室内楽100」、「ベスト・バッハ100」、「ベスト・スピリチュアル100」、「ベスト・オペラ100」、「ベスト・クラシック100 2」、などにも興味を持っています。 ベスト室内楽100
ベスト室内楽100を見てみる
クリエーターは「オムニバス(クラシック)」「ウォルフィッシュ(エリザベス)」「コープマン(トン)」「フレットワーク」「トリオ・パシフィカ」「ガランテ(エウローパ)」「クリスティ(ウィリアム)」「リンデ・コンソート」「タヴァナー・プレイヤーズ」「ホロウェイ(ジョン)」「デイヴィス(ポール)」です。 この商品を買った人は他にも「ベスト・バロック100」、「ベスト・クラシック100 2」、「ベスト・バッハ100」、「ベスト・クラシック100」、「ベスト・オペラ100」、などにも興味を持っています。 バッハ:ブランデンブルク協奏曲、他
レビュー ![]() パユのフルートは、バッハでも最大の説得力を持つ!
古楽器演奏が隆盛を極める中、パユのフルートのみが、他のフルート奏者と違った孤高の演奏を聴かせる。
例えば、管弦楽組曲第2番や、無伴奏パルティータで、他の誰がここまでユニークかつ説得力のある、それでいて全く嫌みのない普遍的な演奏を聴かせられるのだろうか・・演奏は確信に満ちており、これこそがバッハの本来の姿、”これしかない!!”と、思わせてしまう。テンポ、アーティキュレーション、装飾等もこれがピタリとはまっているので、新鮮でありながら、夢中にさせられ、感動してしまう。音は、勿論最高に美しく整っており、トラヴェルソによる歴史的に正しい演奏よりも、現代楽器の方が、”表現力=人を感動させる力”がずっとずっと高いことを知らしめる演奏である。 もうやり尽くされたこれらの曲だが、古楽器の演奏法を自分の中で徹底的に消化して取り入れているので、本当に自然に聞こえる。その点が、ガロワやズーン、グラフェエナウアーと格の違いになっている。単に目新しさや流行を追った演奏ではない。 現代のフルート界は、今まで(ランパル・ニコレ・クイケンetc.)と違った演奏をしようとすれば奇抜な演奏になり、今まで通りなら何も新たに録音する必要がない、という状況。その中で、現代モダンフルートでは、唯一パユの解釈だけが輝きを放っているのである。 これらを聴くと、自分も演奏してみたい、工夫してちょっと違った演奏をしてみたいと、すぐに思い立たせるようなわくわく感、つまり演奏意欲を掻き立たせる素晴らしい録音である。オケも同様に説得力が高い。録音も最高だ。もう管組2番は、他のモダンフルート奏者の演奏を聴きたいとは思わない。 なお、今回の再発売盤は、7年ぶりだが、音質は以前よりヴィヴィッドで、高音域が強調され、パユーの息使い・アタック・アーティキューレーションもよりはっきりした感じがあり、優れている。
バッハ:ブランデンブルク協奏曲、他を見てみる
クリエーターは「パユ(エマニュエル)」「バッハ」「クスマウル(ライナー)」「ベルリン・バロック・ゾリステン」「ショルンスハイム(クリスティーネ)」「ファウスト(ゲオルク)」です。 この商品を買った人は他にも「モーツァルト:フルート四重奏曲(全曲)」、「バッハ:フルートソナタ全集」、「モーツァルト:フルートとハープのための協奏曲、フルート協奏曲第1番&第2番」、「巴里の誘惑~20世紀フランスのフル」、「フォーレ:夢のあとに」、などにも興味を持っています。 死神の谷/フリッツ・ラング監督作品 [DVD]
レビュー ![]() 真の傑作
一般的な知名度は高くないが、映画史の中でも突出した傑作。
ファンタジックな愛のストーリーに重厚なドラマ、巧みな演出、いつまでも心に残るシーン。 どれをとっても今なお色あせることがない。 何より、無声映画ながら情感豊かであり、結末は涙なくして見れないだろう。 発売してくれたことに感謝を…
先ずはこの作品をこの価格で発売してくれた人と会社(WHD)に感謝であります。
凡百のDVDメーカーなら…世界名作なんたらとか、サイレント名作かんたらとかの冠を乗っけて5千円とか…もしかすると一万円はぼったくるに違いありません。 普段は巨大鼠がど〜したとかゾンビがこ〜したとかの楽しい(?)映画を出してる会社なんでそっち(どっちだ?)の方面のマニアには違和感があるやも知れませんが流石にラング…見所満載であります。 サイレントの名作に興味がある人…フリッツ・ラングのファン…落語の死神が好きな人…WHDさんが出しているそっち系(だからどっちだよ?)の作品が好きな人…このソフトは迷わず買いですよ。 幻想的で美しい映像と20世紀初頭のアジア感
谷にある村に高い塀の居場所を築いた死神。この死神に婚約者を連れて行かれた女性が彼を捜し求めて死神と対峙するというストーリー。前半の死神の築いた塀の前に訪れる死者の群れや、ローソクの間で死神と向き合う主人公の女性シーンは幻想的で美しい。「メトロポリス」でアバンギャルドな映像を打ち出したフリッツ・ラング監督がこの作品では幻想的な映像に誘ってくれる。
死神と主人公の女性の思いに絡めて展開する愛と死という永遠のテーマを表す3つの冒険(オムニバス的な作風)は古典的な悲劇(ある種シェークスピア的なあるいはギリシャ神話的な)ではあるものの、そこに現れる人々の前向きな生き様は主人公の婚約者に対する思いを完全に表現する。 そして、死神の与えた最後の試練は永遠のテーマであり、どの映画作家も追及するテーマでもあるが、これだけ直接的に観る者に突き付ける作品はない。 この作品のもう一つの面白さは、サイレント時代の貴重な作品であるだけではなく、20世紀初頭のヨーロッパのアジアに対する見方が実感できるところ。3つの冒険はアラブ、イタリア、中国で展開されるが、特に中国の描き方(中国人をドイツ人が演じているところも面白いが)は中東とアジアの混在する世界になっているところは当時のヨーロッパから見た不可思議な東の世界がはっきり現れていて面白い。フリッツ・ラングもサイレント時代の作品としては「メトロポリス」とならぶ衝撃的な作品であることは間違いない。 ところで、このDVDで観る限り映し出される映像が正方形であるところが不思議だ。フィルム映像を観たことがないのでわからないが、何故この形なのだろうか? 哲学的な筋書きと浪漫派の画面
Tod (死神)は、中世ヨーロッパにおいては、実生活と密着した考えだった。戦争や病気で死は常に身近にあり、一般市民にとっては抑圧以外の何ものでもないカトリックも重しとなっていた。この映画が作られた当時(90年近く前)では、そのような背景が未だ残っていたことだろう。このように、ゴシックの「死生観」に立った哲学的な筋書きがすばらしい。他方、映像は「メトロポリス」のフリッツ・ランゲが完成させたドイツ浪漫派で、プンクトリッヒな画面構成と相合わさって、完璧なものとなっている。時代背景には奥行きがあり、ベネチア、バクダッド、中国へと広がりを見せる。今日でも色あせない名画だ。
独逸浪漫派の伝統でしょうか!
『グリム童話』にあり、我が国の落語「死神」(これはシルクロード・中国さらには韓国を経由して届いた説話)にもある設定を根幹として、異国への「憧憬」をラングが心ゆくまで楽しみながら創作しています。ただし、「俊徳丸とハインリツヒ」(いわゆる比較演劇あるいは文学・文化論における「血の伝承」)を肯定するわけではありません。むしろ、その逆説になる映画だと存じます。
『聖書』の一節が「キーワード」となることも、ノヴァーリス著『基督教社会あるいは欧羅巴』の言辞を彷彿とさせます。E・T・A・ホフマンの著作の叙情的怪異譚もだぶってきます。映像も、現代のSFXと比べても見劣りがしません。いうなれば、古いがゆえに新鮮な感覚。また、最初に登場する役者たちも扮装を変えつつ、登場するという演出も巧妙です。 「メトロポリス」も確かにすごい作品ですが、私は、こちらのほうが、さらに素晴らしいと感じました。それが、この値段、手に入れてじっくり観なければ「損」だと存じます。
死神の谷/フリッツ・ラング監督作品 [DVD]を見てみる
クリエーターは「フリッツ・ラング」「ベルンハルト・ゲッケ」「リル・ダゴファー」「ワルター・ヤンセン」「ルドルフ・クライン=ロッゲ」「ゲオルク・ヨーン」です。 この商品を買った人は他にも「シヴィリゼーション 小津安二郎の愛した映画 [DVD]」、「HAXAN 魔女 [DVD]」、「嵐の孤児 <全長版> [DVD]」、「フリッツ・ラング コレクション ハウス・バイ・ザ・リヴァー [DVD]」、「アンダルシアの犬 [DVD]」、などにも興味を持っています。 |