ヒロシマナガサキ [DVD]
レビュー ![]() 客観性が欠如したドキュメンタリー
体験者の証言。
実際の映像というドキュメンタリーではあるが、製作者の意志が十二分に入った主張が非常に強い映画。 これをどう観るかは人それぞれによって異なるだろうが、私には間違った世界観に基づいているとしか思えない。 実写でありながらまるで「南京大虐殺」のようなウソ話を観ているようで残念。 今になってもこのような考え方があるのは不思議でならない。 少なくとも若い人には絶対に観て欲しくない映画だ。 戦争の意義
第二次世界大戦は未来を作ったものであり壊したものである。
正しいかどうかは当事者にも分からない。 そんな無責任かつ暴走とも言えるもの。 しかし現在の日本で未来を信じてのうのうと生きてられるのも 戦争があったからかも知れない。 正直目を覆いたくなる。 だけど背けてはいけない。 戦争の正当性なんてどうでも良い。 ただ、原爆は戦争を早く終わらせるには有効だったが それに対する見返りは大きかった。 同じことを繰り返さないための資料と化してしまうのも 避けようのないことかも知れないけど 何があったかを学生時代に頭に入りきらなかった自分には 十分すぎるパンチ力を持つ映画でした。 制作したことに評価
原爆を扱ったドキュメント映画は数少ない…ゆえに様々な評価が出てくるのは仕方ないかもしれない。日系アメリカ人が制作したドキュメントとして観ればいい。内容的に多少、被爆者への無理解が散見されるが、それらを差し引いたとしても力作といえる。
前出コメントの自虐史観云々は幼稚過ぎて問題にならない。多様な歴史観から真実を見出す術を若者に教えることができなかった、歴史に無頓着な大人たちの責任だろう。 日本人の中から優秀なドキュメント作家が今後、出現することを願うのみである。 生きる勇気
新藤兼人『原爆の子』(1952年)
アラン・レネ『二十四時間の情事』(1959年) 真崎守『はだしのゲン』(1983年/1987年) 黒木和雄『TOMORROW明日』(1988年) 今村昌平『黒い雨』(1989年) 黒木和雄『父と暮らせば』(2004年) 佐々部清『夕凪の街 桜の国』(2007年) スティーブン・オカザキ『ヒロシマ ナガサキ』(2007年) ヒロシマ・ナガサキ原爆を直接的に描いた映画作品をザッとあげてみると意外に少ないことがわかる。「原爆を投下された原因は日本の軍国主義にあるのであって、実際投下した米軍には何ら責任がない」というロジックのもと、戦後25年もの長きにわたって米国による言論統制が行われてきたことが一因であることはまちがいないだろう。しかし、ナチスによるユダヤ人虐待に関する映画が毎年のように数え切れないほど作られていることを考えると、上記映画本数はあまりにも少なすぎる。(しかも内2本は外国映画というふがいなさ) 日系3世のスティーブン・オカザキが、なぜ今になって原爆の真実を伝えるドキュメンタリーを撮ろうとしたのか。原爆を体験した生き証人の存命中に、その生の声を記録に残しておきたかったというオカザキの“焦り”が本作品の制作に向かわせた理由だという。映画は被爆者14人の痛々しいインタビューとイメージ画、そして(食事時は絶対に避けた方がよい)カラー動画フィルムによって構成されており、被爆間もない姿をとらえた映像はあまりにも生々しくてまともには見ていられなほどである。 この作品を見た後、やれアメリカ人は反省の色が足りないとか、核保有は絶対にやめるべきなど等のわかりきった議論を蒸し返してもいまさら仕方がないような気がする。米国人の原爆関係者が劇中述べていたように、われわれ人間がパンドラの箱を開けてしまったという認識を強く持つことがむしろ重要なのではないだろうか。原爆投下後60年以上たった今でも消えることのない被爆者たちの肉体と心の傷跡をせめて忘れないことが、世界唯一の被爆国の末裔としての義務だと思うのだ。 「人間はギリギリの状況に追いつめられると、生きる勇気と死ぬ勇気の選択をせまられる。私は生きる勇気を選びました」と語っていた被爆者の言葉が印象的だった。 心にズシリ...
監督は日系のアメリカ人で、数人の被爆者たちのインタビューを時系列に織り交ぜながら編集してあった。
彼らの証言はとてもなまなましく、まさに生き証人であると実感した。 「私以外の全校生徒630人が一瞬にして亡くなってしまった。何のために私だけ生きているのか」と語る女性を始め、それぞれの証言者の言葉ひとつひとつが心にズシリときて、むしろ生き残った人たちの方が不幸だったのではないだろうかとさえ思えてくる。 作品中、彼らの被爆直後の写真が映し出されるが、とてもショッキングで痛々しい。 しかし目を背けてはいけないのだと感じた。 見終わって思ったのは、私は日本人なので、子供の頃から教育現場でこの手の映像や資料を見る機会はかなりあったが、当事者であるアメリカ人や他の核保有国の人々は、ゼロの状態でこの作品を見ているとしたらいったいどのように感じるのだろう。ということであった。 宗教、国籍、思想の違いで捉え方は様々だろうが、ただひとつ確かなことは、同じ過ちをしてはいけない、ということは誰しもが感じるところだろう。
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クリエーターは「スティーヴン・オカザキ」です。 この商品を買った人は他にも「TOKKO-特攻- [DVD]」、「BBC 世界に衝撃を与えた日-4-~ヒロシマ~ [DVD]」、「蟻の兵隊 [DVD]」、「夕凪の街 桜の国 [DVD]」、「マッシュルーム・クラブ [DVD]」、などにも興味を持っています。 原爆写真 ノーモア ヒロシマ・ナガサキ 【日英2カ国語表記】
レビュー ![]() やはり一次資料は迫力が違う。
直視せざる得ない「現実」まさしく恐怖が我々を、包み込み、また現在進行形で、核の脅威は迫りつつある。第三世界への「核」拡散は止まりはしない。実際、北朝鮮が「核」カードを使い、外交テーブル上で、自国の有利な条件を引きずり出そうとしている。
嘗て反核運動が騒がしかった時代より、今のほうが、恐怖は膨らんでいるのにどうして、反核運動家は緘黙しているのか? 無題
この本を、知ったのは、新聞の書評欄でした。長崎の民家に、眠るように被曝死をしている少年・・・。が、載っていました。初めて見たときに、とても興味があったのですが、戦後人間で、ましてや、原爆のことを、学校の授業でしか習っていない者が、興味本位で、この本を買ってしまって良いものかと、考えてしまったのも事実です。でも、買って良かったなぁと、思いました。
実際はもっと悲惨の状態だったのでしょう・・・。どんな気持ちで、多くの人が亡くなって逝ったのかと思うと、心が痛みます。 本書に掲載されている、写真はどれもこれも、悲惨で、救いようのないものばかりでしたが(実際に、私は気持ち悪くなってしまったり、夢にまで出るようになってしまいました。)、この本を通して、原爆や戦争の無意味さ等を 若い人たちにも、知っていただければ良いのではないのでしょうか、そうすれば、きっと、掲載されている、人達も報われると思います。私はこの本を読むとき心の中で合掌をしています。 レビュー上手くかけなくてごめんなさい・・・。 若い人、子供達にも見て感じて欲しい
一瞬にして都市が吹き飛び、そこにすむ大多数の命が奪われ、人間であることが奪われた。(原爆詩集より「にんげんをかえせ」)
この悪夢のような現実を60年経った今も私達は決して忘れてはいけない、と写真の一枚一枚が語りかける。 原爆投下という人類史上最悪の「罪」を世界中の人々に伝える英訳つき写真集。 手にしやすいデザインの装丁が良いと思った。 個人的には、悲惨な被爆後だけでなく被爆前の人々の日常との対比がもう少し欲しい気がした。 どうして、罪も無いこの人たちがこんな目に遭わなければならないのでしょう?子供達にも恐れずに見て欲しい本です。 資料が少ない。
掲載されている幾つかは、被爆者のサイトや他の参考文献にも掲載されており、逸話についても知っているものが幾つかあったので、星を1つ減らした。
ただ、原爆についてよく知らない、またはちょっと大きな爆弾程度の認識をもつ人たちには、まず最初に触れてもらう資料として最適なのではないかと思う。 戦争の是非について語るのではなく、原爆投下の是非について語るのではなく、命の尊厳と平和の是非について語ってもらいたいと思う。 Completely Bi-Lingual Book (English and Japanese)
I am the translator of _No More Hiroshima, Nagasaki_, and I just want to call your attention to the fact that everything in the book (essays, commentary, photo captions, poetry) is included in English translation as well as Japanese language original. The presentation of the material is fair-handed and thought-provoking. I highly recommend it for any and all readers of English.
『ノーモア ヒロシマ・ナガサキ』を英訳したものです。この一冊に含まれているエッセイ、詩、写真のキャプションなどのすべてが完全に日英二か国語で表記されていますので英語圏の方にもお勧めします。この原爆写真集こそ世界の人々に手に取って見てもらいたいというのが私のすなおな気持ちです。
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クリエーターは「清水 博義」「黒古 一夫」です。 この商品を買った人は他にも「なみだのファインダー―広島原爆被災カメラマン松重美人の1945.8.6の記録」、「原爆災害―ヒロシマ・ナガサキ (岩波現代文庫―学術)」、「ピカドン―だれも知らなかった子どもたちの原爆体験記 (シリーズ・子どもたちの未来のために)」、「トランクの中の日本―米従軍カメラマンの非公式記録」、「英語版 絵で読む広島の原爆」、などにも興味を持っています。 新版 広島長崎修学旅行案内―原爆の跡をたずねる (岩波ジュニア新書)
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クリエーターは「松元 寛」です。 この商品を買った人は他にも「原爆災害―ヒロシマ・ナガサキ (岩波現代文庫―学術)」、「ピカドン―だれも知らなかった子どもたちの原爆体験記 (シリーズ・子どもたちの未来のために)」、「ヒロシマ・ノート (岩波新書)」、「絵で読む 広島の原爆 (かがくのほん)」、「ガイドブック ヒロシマ―被爆の跡を歩く (新日本Guide Book)」、などにも興味を持っています。 原爆災害―ヒロシマ・ナガサキ (岩波現代文庫―学術)
レビュー ![]() 読むべき人間に読ませるには?
客観的な記述に終始しているが故に説得力に富む本。被害状況の記載よりも科学的・医学的記載に重点が置かれ、その記述が半分を占めることがそれを端的に示している。西岡氏のレビューにも触れられているが、はじめから翻訳を前提として出版されたそうである。現在、海外でどのくらいの部数が出ているのだろうか、気にかかる話である。
原爆の悲惨さを伝承してゆくだけでは核兵器はなくならない。それは残念ながら事実である。しかしそう声高に語る人間は、必要条件と十分条件を混同している。本書のような本の存在は核廃絶の十分条件ではなく、必要条件であるというだけの話だ。わたくしは、現在のように「核を持つことが大国の条件」という価値観から「核を持たないことこそが尊敬される国の条件」というように、パラダイムシフトが起きることが核がなくなる条件だと考えるが、そのためにはやはり本書のような存在は欠かせないと思われる。もちろん、それだけでは十分ではないが・・ 現在アメリカは実戦使用できる小型戦術核を開発中だという話だが、ネオコンのように「本当にこの本を読ませたい」人間たちに本書を届けるにはいったいどうすればよいのだろう? まず第一歩はわれわれが手に取るところからはじまるのだろう。 広島と長崎についての必読の書--書かれてない事実も有る事は残念
原爆についての必読の書である。全ての人にこの本が読まれる事を期待する。--本書は、広島市と長崎市が、原爆災害誌編集委員会の作業によって、まとめた、広島、長崎における原爆の被害に関する詳細な記録である。出版当時の広島、長崎、両市の市長が書いた本書の前書きに依れば、アメリカ、イギリス、の出版社から英語版も出版された本書は、海外でも、権威有る学術書として、高い評価を受けて居ると言ふ事である。内容は、広島、長崎両市に原爆が投下された直後の状況の記述に始まり、当時の日本の行政、医療が、これにいかに対応したかを述べ、原爆の被害を、詳細な科学的データと共に記述、解説する内容に成って居る。更には、被爆者のその後をも、詳細な医学的データ等と共に解説した本書は、広島と長崎で起きた出来事を科学の言葉で語ったハンドブックであり、原爆を知る上で、必読の一書である。本文は、深い文章であると同時に、平易で分かり易く、被爆直後の写真や地図、グラフ、表、が多い事も、貴重である。その一方で、これは、本書が、アメリカとイギリスで出版される事を意識した結果かどうかは不明だが、戦後、占領下の広島と長崎で、アメリカが、被爆者の医学的記録を押収した事や、占領下の日本で、原爆に関する医学的調査、研究の発表をアメリカが規制した事などへの言及が無い。--アメリカが、占領下の日本において、原爆に関する科学的調査を妨害した事は、戦後、南太平洋やネバダの核実験で被爆した、アトミック・ソルジャーと呼ばれるアメリカ兵達の悲劇の原因である事からも、看過されてはならない事で、英語版が同時に出版された本書でこそ、語られるべきだったのではないだろうか?--貴重なハンドブックであるだけに、その事だけは、残念である。
(西岡昌紀・内科医/広島と長崎に原爆が投下されて60年目の夏に)
原爆災害―ヒロシマ・ナガサキ (岩波現代文庫―学術)を見てみる
この商品を買った人は他にも「新版 広島長崎修学旅行案内―原爆の跡をたずねる (岩波ジュニア新書)」、「原爆写真 ノーモア ヒロシマ・ナガサキ 【日英2カ国語表記】」、「ピカドン―だれも知らなかった子どもたちの原爆体験記 (シリーズ・子どもたちの未来のために)」、「原爆の子―広島の少年少女のうったえ〈上〉 (岩波文庫)」、「原爆の子―広島の少年少女のうったえ〈下〉 (岩波文庫)」、などにも興味を持っています。 |