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コロンビア大学 現代文学・文化批評用語辞典 (松柏社叢書 言語科学の冒険)
レビュー ![]() 丁寧な用語辞典
いままでにない用語解説の明快さ、
この本の原書に携わった、海外の数十人の方々の誠意を感じ、 また三人の訳者と出版社の仕事に同様の誠意を感じます。 用語の解説は概ね下記のように構成されています。 ・用語の説明及び学者本人の主張 ・用語に別の解釈や文脈を加えた他の学者の論 ・用語への批判と論争 ・歴史的変遷、そして文化圏あるいは主義ごとの位置 試しに「弁証法」を引きますと、 ソクラテス、プラトン、アリストテレス、カント達の弁証法の流れが説明され、 ヘーゲルの弁証法概念からマルクスとエンゲルスの唯物論的説明に移ります。 それから参考文献へ。 「弁証法」自体の解説はわずか1ページ以内なのに、内容は豊富です。 これほどの明解さに出会ったことはありませんでした。 ある著者達の本を読む前に、人名索引から用語を追えば、 彼らに関係する用語と論争と批判まで追えるので、 勉強になるうえに楽しいですよ。 それに、見出し語一覧は「欧和&和欧」、 他にも参考文献一覧と人名索引があり便利さは抜群。 実際の用語の項目に、別の用語に関する話が出没すると、 途中に「〜を参照にせよ」など挟まれたり、 洋書と和書の参考文献が たいていの用語の項目にも併記されているので助かります。 再版が待ち遠しい1冊!
世の中には辞書好きの方が多くいらっしゃるが、この本は、そうではない方にこそお勧めしたい1冊だ。タイトルの通り、現代に氾濫している様々な文化批評に関する辞典。「ジェンダー」や「ポストモダン」など「聞き覚えはあるけど意味はちょっと・・・」というものから、「深層心理」といったもはやお馴染みのものまで手際よくまとめ解説している。だから現代文学理論や文化批評になじみが薄くても、ついついページサーフィンしてしまう。そういう意味で新聞の文化欄、ちょっとこむずかしい話にも目を通す方にはよい入門書になること請け合い。
さらに特筆すべきはそこに挙げられている参考文献だ。数もさることながら、その項目に使用された「参献」が各用語の末部に載っているため、一目瞭然、大学生や研究者にもお勧めできる。
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クリエーターは「ジョゼフ チルダーズ」「ゲーリー ヘンツィ」「Joseph Childers」「Gary Hentzi」「杉野 健太郎」「丸山 修」「中村 裕英」です。 この商品を買った人は他にも「物語論辞典 (松柏社叢書―言語科学の冒険)」、「最新 文学批評用語辞典」、「文学理論 (1冊でわかる)」、「知の教科書 批評理論 (講談社選書メチエ)」、「現代批評理論のすべて」、などにも興味を持っています。
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