ただマイヨ・ジョーヌのためでなく (講談社文庫)
レビュー ![]() 人生に迷ったらコレ
ガンと戦うだけでなく、世界一になるその生き様に感動。 その後の彼の社会貢献の大きさも考えると、こんな男、ちょっといない。 映画みたいな本当の話
マイヨジョーヌ
彼のように不屈の精神で人生を生きれるかと問われると、私には難しいが。逆境に立たされている人には、何か得られるものがあると思う。10代に人にも是非読んでほしい。
癌で戦う人たちのための本
アームストロングが引退して後からツールドフランスなどのステージレースのファンになり、この本がとても気になっていました。
ところが、内容は壮絶な闘病記!(想像を絶する薬の副作用・家族の苦しみ・本人の絶望)私の父も母も祖父も祖母も癌で亡くなりましたが、癌のことは良く知らないし、また知ろうともしませんでした。 医療関係の方が書いた癌についての詳細な本よりも、癌とはどういう病気かが良く分かると思います。著者も癌を良く知ってもらうことを望んでいて、世界の癌患者への応援歌としてのメッセージを発信しているのだと思います。 ランスの腕白な少年時代の話も読む価値のあるエピソードだと思います。 母と息子の絆は癌をも倒す
「サクリファイス」にて自転車競技に興味を持ち、本書を手に取った。
ランス・アームストロングという名前ぐらいは聞いたことあると思ったが、それはルイ・アームストロング、もしくはアームストロング船長だったかもしれない。 とくかく、ランスは強い。体も、心も。 そして、なぜに外国人はここまで露骨に母親への感謝を述べれるのであろうか? 日本人はちょっと恥ずかしがると思う。 逆に、それが強さの秘密では? 癌とヨーロッパ文化の壁を相手に闘った男の記録
この本はランス・アームストロングが自転車選手として一流になるまでの足跡を辿ったものではない。生存率の極めて低い癌を克服した男の記録である。
ツール・ド・フランスは世界で最も美しく、その過酷さにおいてはフルマラソンを凌ぐスポーツだと思う。確かにF1ほど華麗ではないし、オートバイレースのスピードにもかなわない。でも、ここには日本の国技である相撲にも似た伝統が息づいている。 アームストロングは〈ツール・ド・フランスは単なる自転車レースではない。それは試練だ。ツールは僕の肉体を試し、精神を試し、そして道徳的にも僕という人間を試すのだ〉と書いている。彼はヨーロッパの文化と対峙し、このように学んだわけだ。しかも、彼は癌という分厚い壁とも闘った。 彼はツールの覇者という肩書よりも癌生還者の肩書を選ぶという。なぜなら癌が〈人間として、男として、夫として、息子として、父親としての僕に、かけがえのないものを与えてくれた〉からだという。 本書を読めば、こみあげてくる感動と共に、この言葉をごく自然に受け入れることができるはずだ。 アームストロングの快挙に対してフランスは必ずしも手放しで賞賛したわけではない。終始ドーピングの疑いがかけられた。この問題に関してはツール関係の本に力を入れている未知谷の新刊『ジャン=マリ・ルブラン総合ディレクター ツールを語る』がたいへん参考になる。 (単行本へのレビューを転載)
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クリエーターは「ランス アームストロング」「Lance Armstrong」「安次嶺 佳子」です。 この商品を買った人は他にも「ミラクルトレーニング―七週間完璧プログラム」、「ツール・ド・フランス 勝利の礎」、「ロードバイクの科学―明解にして実用!そうだったのか! 理屈がわかれば、ロードバイクはさらに面白い! (SJセレクトムック No. 66)」、「自転車で遠くへ行きたい。」、「ツールへの道」、などにも興味を持っています。 ただマイヨ・ジョーヌのためでなく
非常にアメリカ的なストーリーだ。挫折と喪失感に満ちたどん底から這い上がり、勝利の栄光をつかむ。それも23日間、4000キロにわたってアルプスやピレネーを走破するもっとも過酷なツール・ド・フランスで。その数か月後には、精子バンクに預けておいた最後の精子で子供も授かった。成功物語、いわゆる「アメリカン・ドリーム」は数々あるが、ここまで劇的なのは初めてだ。 アームストロングは「癌(ガン)は僕の人生に起こった最良のことだ」と公言してはばからない。死と向かい合ってはじめて、彼は気づくことができた。周囲の人たちの優しさに、人を愛することに、そして、生命の素晴らしさに。仕事でしかなかった自転車は、限りある生命を燃やす「生きがい」へと変わっていった。 原題『It's Not About the Bike(自転車についての話ではない)』の通り、本書は自転車レースの話ではない。単なるガン闘病記でもない。アームストロングの自己発見の物語である。病気を乗り越えた彼は、以前より何倍もやさしく、強く、そして輝いている。困難に立ち向かう勇気を与えてくれる珠玉の1冊。(磐田鉄五郎) レビュー ![]() 感動の一冊
生存の確率はわずかだと言われた睾丸癌を克服し、名匠ヨハン・ブリュニール監督と組んで、ツール・ド・フランス七連覇を果たしたランス・アームストロング。勝利の秘密は、その超人的な心肺機能や、ブリュニール監督が編み出した斬新な練習方法によるといわれているが、もう一つ大きな要因はその強靱な精神力だということが本書を読めばわかる。翻訳が秀逸!
生還者でも7連覇の鉄人でもなく。
自転車レースの世界・・・科学的に徹底されたプログラムでトレーニングし,レースでは炭水化物を鬼のように摂取し,最大限の効率で機械のごとく推進力に変えていくさまは,普段イメージできるスポーツの範疇をはるかに超えている。
それに適応できる選手ってのは,徹底的なストイックさ(揚げ物は食べない!と公言するマラソンランナーや自転車選手はごまんと居るようです)を持っているものだと当然のように思うのだけど・・・ この本のすごいところは,モチベーションが異常に低い時期のランスも赤裸々に綴っているところ。 闘病ものやスポーツものとしてだけの視点で読むと「ふーんそんなものか」で終わってしまうけれど,奇跡の生還者とか,前人未到7連覇の鉄人とも違う面を覗かせているのが,自分を含めた一般人の共感を呼んだように思う。 こんなすごい人がいたのか
自転車競技に関心がなく、著者のランス・アームストロングのことはまったく知りませんでした。しかし最近、動画サイトで、急勾配のアルプスの山を素人目にもぶっちぎりの速さで登っていく同氏の姿を見て興味を引かれて調べ始めました。するとその偉業と共に、末期がん患者だったという驚愕の事実を知ることに。
競技者としてようやく頭角を現した時期の末期がん発見−−本書にはそこからの病との闘いと、競技者として復活するまでの苦しみが生々しく描かれています。本書を読んだあとに彼の走りを見ると、人間の可能性について思いを新たにさせられるはずです。人生に行き詰まりや限界を感じている方にぜひ読んでほしい一冊です。 成長の記録
「言葉にするにはあまりにつらいこともあるし、また気楽には読めないような話もある。」と本の中に書いてあるように、アームストロングの人生のある時期について、書きにくいことも詳しく書いてあり、自転車に詳しくない僕でも一気に興味深く読むことができました。
若い頃のアームストロングは非常に我が強く(癌から直ってもまだ強いですが)、有名選手を罵倒したり、看護士さんに暴言を吐いたりしますが、癌が直り自転車で結果がでるにつれて、他人についても考えるようになり、人間として少しずつ大きくなっていきます。この本は彼の成長の記録だと感じました。 乗り越えられる者のもとにのみ訪れる
「困難は、乗り越えられる人のもとにしか訪れない」というのは真実なんだな、と思わされる。自意識過剰で自分勝手だった男の子が、自転車競技と、辛く困難な癌との闘病を通じて、支えてくれる人の力と愛に気づき、人生の意味に目覚めていく物語。
自転車選手として再起した後の描写は意外にあっさりしているが、トレーニングとか大変だったんだろうな、と想像する。彼のことはこの本で知ったので、はじめから「癌を乗り越えた自転車選手」という認識だけど、自転車選手としての彼から知っている人にとっては、ツール・ド・フランスの再度の優勝は、それはそれはドラマだったんだろうな。リアルタイムで見てみたかった。
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クリエーターは「ランス アームストロング」「Lance Armstrong」「安次嶺 佳子」です。 この商品を買った人は他にも「ミラクルトレーニング―七週間完璧プログラム」、「Every Second Counts」、「マイヨ・ジョーヌ ― 伝説の1999-2005ツール・ド・フランス写真集」、「今中大介のロードバイクバイブル」、「ツール100話―ツール・ド・フランス100年の歴史」、などにも興味を持っています。 |