こっこさん
レビュー ![]() 明るくなれるニワトリ漫画。
作者さんの実体験をベースにしたまったり鶏漫画です。
ある日出会ってしまった女の子のやよいと鶏のこっこさん。餌をあげたらそのままついてきて、飼うことになるのですが気性の激しいこっこさんは次々にトラブルの嵐を。 そんなドタバタの中で、嫌味がなくさりげなく入る、心温まるエピソードがじんわりと染み入る、素敵な一作でした。 読んでも少ししたらまた読みたくなるあたりも、優れた一作であるということかなと思います。こっこさんはドタバタしていますけど、始終まったりした雰囲気に満ちているのがそうさせるのかもしれません。 鶏、広くいうなら生き物モノがお好きな方は是非読んでみて欲しい一冊です。 ちなみに、お気に入りのシーンは「鈴」と「ラストの羽」でした。 懐かしい生活
一話約8ページの連作で、かわいげのないニワトリ「こっこさん」の飼育日誌の形である。一応、この話の時代は2000年、ということになっている。しかし、描かれている生活は遅くとも昭和40年代のそれである。コンピュータも携帯電話も出てこず、本は図書館から借りてきて読み、誕生祝は自分で描いた絵なのである。何より、現代にあって小学生がニワトリなど飼っていようなら、これは確実に「いじめ」の対象になるし、「チクリン」は学校に行けないだろう。また、主人公の家族「永野家」をはじめとする登場人物は、全員が優しく穏やかな人々である。
これらすべてが、この作者の作品に共通する設定であるという点では、目新しいところのまったくない作品であるが、地に足の着いた生活がいかに貴重であるかを身に沁みて知った読者ならば、この設定が得がたい幸福感の源であることに同意されることと思う。 もっと続きを読みたかった。
ある日、主人公のやよいがニワトリを拾い、「こっこさん」と名付ける。凶暴で、一見何を考えているのか分からない「こっこさん」を軸に、やよいの一家の出来事をつづる。タイトルはニワトリだけど、実際には「サザエさん」に近いホームドラマ。
家族一人一人に細かな人物設定やエピソードがあるらしいが、残念ながらそれらを全て描く前に完結してしまったようだ。できればまた続編を描いてほしい、と思う1冊。 なお、作者の別の作品「長い道」の重要人物が、間接的に登場している。そして「長い道」にも、「こっこさん」の或る人物が登場する。 げんきんな鳥
こうのさんの書く、にくたらしいげんきんな目をした鳥がすきです。
きっと鳥が大好きなんであろうこうのさんですが、あくまで鳥たちを「わけのわからない」感じに描いているところがいいですね。変に美化しすぎず、目がキラキラ〜って、可愛く描くわけでもなく。 でも、このこっこさん、何でも食べるし、わけもなく襲うし、どこまでも付いて来るし、はっきり言ってこわいのですが、 ・・・・たまらなくかわいいです。 こっこさんの飼い主であるやよいちゃんも、純粋でかわいい小学生、元気にやってます。時々、こっこさんの別れてきた家族を思いやるやよいちゃん・・・その遠い目がとても澄んでいて、素敵です。こっこさんのドタバタ活劇と思いきや、各所でそんなシリアスな、時がとまったようなうつくしい一幕があったりして、よいリズム刻んでます。こうのさんらしい瞬間ですね。 何より私が感動したのは、ページの端っこに描かれた、見逃してしまいそうな、小さなぱらぱらマンガ。こっこさんがたまごから誕生して・・・そのひよこ時代のかわいいこと。本編を楽しめるだけでなくこんなおまけまで付いてきてる本書は、かなりお得です。 一番絵が素晴らしい漫画
全体的にほのぼのとしたストーリーも素晴らしいですが、それ以上に絵の美しさに魅かれるものがあります。作者自身があとがきで「絵をうまく書くことを意識した。」と書いている通り、この作品の絵の美しさは彼女のほかの作品・・いや漫画全体においても特に優れていると私は思います。生命力を感させる植物や時間によって異なる空の色・・・絵を見ているだけでも感動できます。線だけでこれほどのものを表現できる作者は本当にすごい!まじめな話、この絵を見たら僕は倍の値段でも迷わず買っていたでしょう。
こっこさんを見てみる
クリエーターは「こうの 史代」です。 この商品を買った人は他にも「ぴっぴら帳(ノート) (1) (ACTION COMICS)」、「ぴっぴら帳 (完結編) (Action comics)」、「さんさん録 (2) (ACTION COMICS)」、「さんさん録 (1) (ACTION COMICS)」、「街角花だより (アクションコミックス)」、などにも興味を持っています。 おやすみなさいコッコさん (幼児絵本シリーズ)
レビュー ![]() 寝るのが嫌いなお子さんに
うちの娘は寝るのが大嫌い。そんな娘が気に入るに違いないと確信して買った本です。案の定、「コッコはねむらないもん」を繰り返すコッコさんに自分を重ね合わせ、大好きな本の1つになりました。3歳半になった今も、相変わらず寝るのは大嫌いですが・・・
「ねむらないもん」「ねむらないもん」・・・を繰り返しながらも、コッコさんが少しずつ夢の世界へ入っていく様子が優しく描かれています。 寝かしつけのおともに…
「コッコはねむらないもん」のくりかえしが2歳の娘にヒットしたようです。私がお月様の問いかけを読むと、娘が「コッコはねむらないもん」。そうこうしているうちに眠たくなって…あとはコッコさんと一緒におやすみなさい。静かな静かな絵本です。
『夜』の絵に魅了される
夜になってみんな眠ってしまったのに コッコさんだけはまだ眠りません。お月さまのといかけに「コッコは ねむらないもん」と答えるくりかえしが楽しい。
でも、この本、決して子どもだけのものではありません。 ページをくるたびに、幼かったころ、いつも見ていた『夜』の風景が そのまま、よみがえってきます。 月明かりに照された山や林や電信柱、屋根瓦や夏草の茂る池。犬の眠っているページなんか、心の底の記憶をリアルに呼び覚まされ、気がつけばすっかり片山健の絵に魅了されています。 静かな気持ちで、夜寝る前読むのにぴったりです
夜眠る前に読み聞かせるのにぴったりな本です。おつきさまの語りかけに、「コッコはねむらないもん」とコッコさんは頑張るのですが、だんだん眠くなり、そして・・・・・。2歳の息子は、このせりふが大好きで、にこにこしながら、一緒にいいます。読んでいるうちに、しずかな気持ちになります。一ヶ月くらいですが、毎晩リクエストされました。
おやすみなさいコッコさん (幼児絵本シリーズ)を見てみる
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レビュー ![]() 細部まで楽しい!
コッコさんシリーズはいずれも子どもの大のお気に入りです。「コッコさんのおみせ」はおうちの中でおみせやさんごっこをするお話です。お店の品物はコッコさんのビーズやおもちゃ、おかしの缶などで、よくみると「サラダ」にケロヨンが入っていたりします。かいじゅうごっこをするおにいちゃんのおもちゃも(木のおもちゃが多い)魅力的。お父さんの背後の本棚や新聞の見出しなど、細部を見ていくと本当に楽しいのです。
やさしいまなざし
片山健さんの絵は、かなり迫力がある。コッコさんシリーズは控えめだが、その分、やさしいまなざしを感じた。話も子供にわかりやすく、自分とコッコさんに類似点を見つけることで、更にこの本に愛着を持つようだ。かわいらしい絵本が増えている中、片山さんのように迫力のある絵本を、どんどん子供に見せることで、絵本に対する偏見を持たせないようにしたいと思っている。
おみせやさんごっこ大好き!
「いらっしゃい、いらっしゃい〜」この本を読んでから、お店屋さんごっこにすっかりはまっているウチの娘。コッコさんのお店を参考に身近なものを色々なものに見たてているようです。
きれいな色使いもいいですね。親子ともどもお気に入りです。 すてきな一家
やさしいお母さんにお父さん、そしてお兄ちゃんだってやさしい。コッコさんはすくすくと大きくなることでしょう。あったかいお話と明るくてドロップみたいな絵の大好きな絵本。うれしくて楽しくてしょうがない!
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